アニメ「夏雪ランデブー」感想まとめ

アニメ「夏雪ランデブー」の感想をまとめました。 放送期間:2012年7月~9月
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まこやん @makocul

夏雪ランデブー1話。死に別れた妻には見えず想いを寄せる主人公にだけは死んだ夫が見えるという設定はゴーストを思わせるが、幽霊である夫の位置というのが非常に重要なところ。動向によってはかなり泣けそうな予感。#natsuyukitv

2012-07-09 22:29:16
まこやん @makocul

キャラ関係や設定から心情まで、冒頭一話でここまでうまくまとめてかつ今後の進展に期待をかける展開は見事。中村悠一は今回ようやく当たり役が来たと言える。確かにおでこまるいのいいわ。。#natsuyukitv

2012-07-09 22:29:57
まこやん @makocul

夏雪ランデブー2話。置き去りにした方もされた方もどちらもつらい。篤はこれからも中途半端に残された妻を見続けなければならない。六花は亮介に告白されてから篤が死んでからの時間や自分の周囲の環境について気づき始めるなど、時間の残酷さを強く感じた。#natsuyukitv

2012-07-23 13:06:30
まこやん @makocul

忘れるためになりふり構わず働いてきたというわけではない。ただ時間だけが過ぎてしまったようにも感じられるのは、まだ六花と篤のエピソードを十分見ていないためか、それとも六花の性格を表しているのか。六花の「みっともない」という言葉が気になる。#natsuyukitv

2012-07-23 13:10:45
まこやん @makocul

篤が一番つらいのは、六花が自分と向き合い始める時だろう。前へ進むには自分の現状を見ることが必要だが、それは篤にとって忘れられてしまうことの第一歩。六花の幸せを願うなら、亮介を邪魔するだけでは何も解決できないことは、おそらく自分でもわかっているはずだ。#natsuyukitv

2012-07-23 13:13:23
まこやん @makocul

ちょっと感じたのは、六花が当初から既に自立した女性のように見えていて、でも夫に先立たれた過去を持つ、秘めた悲しみや弱さを持つ(実は自立してません)キャラと見えていたのが、2話を見て既に、実はもう完全に自立してて夫の死すら乗り越えているように見えたこと。

2012-07-23 13:36:10
まこやん @makocul

すると本当は六花と亮介の純愛であるところに、本当は今更現れてはいけない過去の夫が出てきてしまっているという難しい展開である、という視点も合わせて持ちたい。そこで「死んだ夫が邪魔をする」というところに深い意味を見てとれるのでは。

2012-07-23 13:42:15
まこやん @makocul

夏雪ランデブー3話。どうしても篤の記憶を思い出してしまう六花に対して、篤は少し子供じみたような性格が出る。六花に思いを伝えたいためになりふり構わなくなってしまうのか。篤の死生観についてはもっと詳しく知りたいところ。達観?していながら成仏できないのはなぜ?#natsuyukitv

2012-08-05 16:35:48
まこやん @makocul

夏雪ランデブー4話。亮介が六花の花屋敷の思い出をどう残しているのかまで推し量れないのは仕方がない。六花は意外にも平常心で客観的。年下の従業員という思いは依然あるのでは。#natsuyukitv

2012-08-17 10:27:13
まこやん @makocul

亮介に対する言葉や態度(外面)と本心(内面)を両面見ながら推察できるようになっているから余計と惑わされる。六花としては年下の従業員にただ誘われただけということか。あれだけ押してるのに六花に届かない理由は、最後のセックスについてのやりとりで亮介と共に納得し撃沈された気分。

2012-08-17 10:34:02
まこやん @makocul

人間って納得したと同時にやられたという気分になると笑いが出ちゃうね。この心理的受け身は、予想外の理由で他人から怒られたときに思わず出る笑顔の無防備さと同等のような気がする。

2012-08-17 10:39:16
まこやん @makocul

夏雪ランデブー5話。男からすればようやく人の体を借りて残した相手と触れ合えたり話せたり、まして昔の思い出を何気に話してくれたりすれば涙も出ずにはいられない。本当は自分に話してくれてるわけではないけど。#natsuyukitv

2012-08-17 11:21:46
まこやん @makocul

六花が亮介に篤のことを話し過ぎる気がするが、男性原作者が同じ話を作ったらこうはならないだろうなと思うとなぜかしっくりする。しかし六花が独白するか告白してくれないと篤の人となりが分からないジレンマ。

2012-08-17 11:28:07
まこやん @makocul

「人となり」はこの場合長く一緒にいたからわかること。篤と亮介とのやりとりだけでは篤の本質は分からない。自分の知りえないところがその相手の本質であるとは単純には言えない。

2012-08-17 11:32:26
まこやん @makocul

六花の(篤についての)告白は、篤を好きになった理由、好きな理由を説明してくれている。もし今後亮介に心を許す展開となれば、篤を好きになった理由とどう交わるのか、どう更新されるのか、亮介がどうやって上書きするのかが気になる。

2012-08-17 11:51:24
まこやん @makocul

夏雪ランデブー6話。相手を傷つけたと認識して初めて客観的に置かれた状態を見られるというのはよくある展開ではあるが、これまでの亮介の言動を回想的に繋ぎ合わせるという表現は、結局自分に都合の良いストーリーを自分で作っていることもにもなるわけだ。#natsuyukitv

2012-08-17 12:38:05
まこやん @makocul

そもそも一番初めの亮介の告白「生涯2番手でいい」って男側からの最高の受入態勢だと思うんだが。死んだ旦那がいつまでも心にいるのは当たり前。その存在を含めてあなたが好きですってまず初めに言えるというのは立派なことだと思う。

2012-08-17 12:44:09
まこやん @makocul

ただ前回から続く「篤の作った世界に住む六花」とのやり取りで、自分の好きなように物語を作ればいいと六花に言われるくだりにはグッときた。でも現実の六花はどうなのとw 人間は自分で作ったストーリーの中に生きていて、何かを決断するというのはそのストーリーを選ぶことなんだなぁ。

2012-08-17 12:59:13
まこやん @makocul

夏雪ランデブー7話。島尾は表情の変化で六花の気持ちが手に取るようにわかる分、この状況は残酷だ。死ねば必ず心残りはあるもので、この乗り移りも気持ちの整理をつけることが目的だったはずだが、自分が死んだ現実と時間の経過に気づいただけのようにも思える。#natsuyukitv

2012-09-08 11:35:26
まこやん @makocul

持病があって死を身近に意識していたはずの島尾でさえも、六花の心境の変化を本当はわかっていたにも関わらずあえて(よりによって)葉月に乗り移りたいと思うところの、島尾の心境とは。。#natsuyukitv

2012-09-08 11:54:31
まこやん @makocul

花を生けるとか何かを自分のものとして形に残せるというのはうらやましい。でも何かの突出した技術や才能を持ってなくても自分だったら何ができるかを考えるのもおもしろい。何者でもなくとも何かができる、と思いながら。

2012-09-08 12:07:57
まこやん @makocul

夏雪ランデブー8話。絵の中で六花を自由にさせているけれども不自由な思いをさせている島尾に怒りを覚えた葉月だが、六花を好きでいることが島尾を忘れられないでいる六花を自分が苦しめているかもしれないと気づいてしまったのだろうか。#natsuyukitv

2012-09-08 12:51:41
まこやん @makocul

葉月と島尾どちらが好きなのか決められない六花を見ていると、相手が肉体として存在していることはあまり重要ではないのかもしれない。それは心の中でどこに位置付けるかで、つまりどう決めるか。何でも決められるのは自由だけれど、決められなければ自由じゃない。#natsuyukitv

2012-09-08 13:01:35
まこやん @makocul

生きてて感じる不自由さは、本当は決められる自由があるにもかかわらず、自由が無いと感じて決められないところ。だから苦しい。だから悩む。

2012-09-08 13:09:07
まこやん @makocul

夏雪ランデブー9話。過去から全体を通して作中に占める六花と島尾の回想の割合が多いのは六花の後ろめたさに対する償いを表しているのだろうか。#natsuyukitv

2012-09-17 18:27:24