映画『探偵<スルース>』(1972)とそのリメイク版『スルース』(2007)についてぐだぐだと。

ローレンス・オリヴィエ&マイケル・ケイン版の『探偵<スルース>』と、リメイク版であるマイケル・ケイン&ジュード・ロウ版の『スルース』の違いについてぐだぐだと。
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相楽 @sagara1

@race_c 蛇足ですが、ケネス・ブラナーは役者としてみるといつでも素晴らしいんですが、その《現代的な感性》とやらを発揮して撮った『から騒ぎ』だの『ハムレット』だの『魔笛』だのを見ると、いつも『スルース』同様に「いや、そうじゃねーだろ」と思えて個人的に大変微妙です。

2012-10-23 12:55:29
地獄へ道連れ @race_c

@sagara1 脚本とキャストばかり意識していて監督には目が向いていませんでした。ケネス・ブラナー版のハムレットが容易に入手可能なようなのでを見てみたいと思います。

2012-10-23 12:57:47
地獄へ道連れ @race_c

@sagara1 そうなんですか。ハムレットはローレンス・オリヴィエ版のVHSが地元の図書館にあるので比べてみます。

2012-10-23 12:59:43
相楽 @sagara1

@race_c なお、ワイクがティンドルに向ける《嫉妬》は、もしもティンドルがワイクの妻を心から愛しているのだとなると、北村薫『夜の蝉』表題作中の春桜亭円紫版落語「つるつる」について語られる旦那の一八に対する嫉妬に極めて近いものになるんですが(続く)

2012-10-23 13:01:10
相楽 @sagara1

@race_c (続き)72年版でもリメイク版でも、どうもティンドルについてはそういう人物には見えないんですよね。北村薫ファンとしての勝手なこだわりですが、少し、寂しいところではあります(『夜の蝉』を読んだことがなければわけがわからない発言になっていてすみません)

2012-10-23 13:01:20
相楽 @sagara1

@race_c 『ハムレット』は(『魔笛』もそうですが)、とにかくもう、ビジュアルからなにからガチガチに《現代版》なので、映画監督ケネス・ブラナーのやり口としてとてもわかり易くていいですね……。

2012-10-23 13:04:33
相楽 @sagara1

@race_c 個人的には映画『ハムレット』なら、メル・ギブソンのハムレットがグレン・クロース演じる母(ガートルード)にガチ惚れしているというゼッフィレッリ版なんかが面白くて好きです。定番はオリヴィエ版ですが。

2012-10-23 13:05:30
相楽 @sagara1

@race_c ちなみに俳優ケネス・ブラナーについてはオリヴァー・パーカー版映画『オセロ』(ローレンス・フィッシュバーン/『マトリックス』のモーフィアスがオセロ)でのイアーゴー役が素晴らしいです(あと、イレーヌ・ジャコブのデズデモーナが最高に知的で可憐だとか他の役者もとてもいい)

2012-10-23 13:15:09
相楽 @sagara1

最近、『新世界より』についても『探偵<スルース>』についても、Google先生でネタバレありのあらすじ探してそれで数年以上前の記憶を補強しながら、肝心の本篇を見なおさずにぐだぐだ呟くことが多くて、なんだか危ういな‥…。

2012-10-23 13:48:55