田崎先生の本が参考文献です
学習院大学 田崎先生 ”やっかいな放射線と向き合って暮らしていくための基礎知識”( http://t.co/JaNcuU24 )には、事故当時の地上1m線量率から、年を経るごとの総被曝量を知る表が書かれています。
2012-10-22 19:19:34通算被曝量を求められる表
2011年3月の自然放射線ではない原発事故由来のセシウムによる地上1m線量率(mSv換算)を{}内数値に掛け、余計な通算被曝量(mSv)を知ることができる。{1年間10、2年間18、3年間24、4年間29、5年間34、10年間50、20年間72、30年間89、50年間114}
2012-10-22 19:23:04年間外部被曝量を求める
{自然放射線によらない、事故由来の余計な地上1m線量率(μSv/h)*24h*365day}が、一般に事故由来の余計な年間外部被曝実効線量であります。
2012-10-22 19:28:53国が事故由来の余計な年間外部被曝量を求めるときは、室内生活分を考慮しています。前のツイートの一般的な被曝量に、0.6を掛けた値としています。つまり、{自然放射線によらない、事故由来の余計な地上1m線量率(μSv/h)*24h*365day*0.6} が国が採用する年間外部被曝量。
2012-10-22 19:36:26事故の影響を見るときは自然放射線分を引くことが大事
さらにもうひとつ計算の前提。日本の自然放射線が普通地上1m線量率で0.04μSvあるということで計算するようです。我々が地上1m線量率を計る数値には0.04が入っているということになる。事故由来の数値を知るには0.04を引く必要があるということです。
2012-10-22 19:43:09年間20mSvといったときの地上1m線量率をもとめてみる
年間被曝量が20mSv(20000μSv)になる自然放射線分を引いた地上1m線量率(X μSv/h)を求めてみる。年間被曝量=地上1m線量率*24*365*0.6なので、X=20000/(24*365*0.6)=3.81 μSv。計測値は0.04を足して3.85μSvとして出る。
2012-10-22 23:09:48