茂木健一郎氏 @kenichiromogi 【セレンディピティ】連続ツイート

2012.10/27 茂木健一郎氏:連続ツイート第757回 【今朝は、セレンディピティについて考えてみよう】 …セレンディピティとは、「偶然出会う幸運」のことである。もともと、イギリスの初代首相のロバート・ウォルポールの子どもで、作家のホラス・ウォルポールが、手紙の中で「セレンディピティ」という言葉をつくった…
コラム 茂木健一郎 けせ 脳科学 連続ツイート
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茂木健一郎 @kenichiromogi
連続ツイート第757回をお届けします。文章は、その場で即興で書いています。本日も、引き続いて、日本を元気にするツイートシリーズ! 
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けせ(1)今朝は、セレンディピティについて考えてみよう。セレンディピティとは、「偶然出会う幸運」のことである。もともと、イギリスの初代首相のロバート・ウォルポールの子どもで、作家のホラス・ウォルポールが、手紙の中で「セレンディピティ」という言葉をつくった。
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けせ(2)『セレンディプの三人の王子』という童話があり、その中で、王子たちが旅をしながら偶然の幸運に出会って、目的を達する。これに因んで、「セレンディピティ」という言葉を、ウォルポールがつくった。それが広まって、今では偶然に出会う幸運のことを、セレンディピティというようになった。
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けせ(3)セレンディピティは、生きる上で大切である。なぜなら、私たちは外に向かって開かれた存在であるから。何もかも、自分で背負う必要はない。リラックスして生きてよい。自分の手柄でも、才覚でもなく、遠くからやってくるものが、自分にとってかけがえのない生きる糧になるのだから。
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けせ(4)セレンディピティはまた、偶有性の根幹である。偶然を、必然にするのだ。何かに出会う時、それでなければならなかったということはない。でも、出会ってしまえば、それでなければならなくなるのだ。運命は最初から決まっているわけでなく、過去にさかのぼって、決まっていたことになる。
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けせ(5)セレンディピティの三条件。まずは、「行動」することが大切である。自分の中に閉じこもっていては、偶然の幸運に出会えない。目的は何でもよい。とにかく、広い世界に出て、旅すること。出会うこと。ノイズもあるが、その雑音の中にこそ、偶然の幸運への兆しが聞き分けられる。
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けせ(6)セレンディピティには、「気づき」が必要である。せっかく偶然の幸運に出会っても、それに気づかなければ仕方が無い。そのためには、「周辺視野」に心配りすることが必要。今、自分が目的としている「中心」だけ見ていると、そのすぐ横にある大切な出会いに気づかなくなってしまう。
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けせ(7)セレンディピティには、受け入れることが大切である。せっかく新しいものに出会っても、それを「受容」することができなければ、生かせない。今までの自分を守ろうとして、新しいものを頑なに拒絶してしまうこともある。セレンディピティとは、古い自分が消えて、新しい自分になること。
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けせ(8)今、この時をつかむこと(Seize the moment)が大切。人生という海を泳いでいて、ああ、きれいな魚がいるな、と思ったら、その瞬間がセレンディピティ。その時を逃したら、二度と出会えないかもしれない。「行動」「気づき」「受容」のサイクルを、やわらかい心で繰り返す。
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けせ(9)セレンディピティは、呼吸することに似ている。世界に出会い、受け入れ、放出する。しなやかに、周囲とやりとりすることを知っている人は、セレンディピティに出会う人である。それは、オープン・システムとしての私たちの基本的なあり方。生命の歴史は、セレンディピティで育まれてきた。
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以上、連続ツイート第757回「今朝は、セレンディピティについて考えてみよう」でした。お風呂入ってきます。

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