ヴェルドフ２

この想いが、愛という言葉でおさまるのなら、こんなに辛くなどなかった、な関係。ふかい…もえる…

愛であるならどんなに良かったことか…。想いが深すぎて、愛しているすら言えない男…。

相手の死を最高の笑顔で見送ることこそが、いちばんの愛情に思えるのです…

いつも吊り上っていた眉が情けなくおりて、眉間によっていた皺が、いつもより少しだけやわらいで、真っ赤な鼻をして、ぼろぼろと涙を流して、めいっぱい笑って愛してるありがとう愛してる愛してるって笑うようなホモすき。

@Ron_op どう　どうあがいてもドフィを見送るべるご…　声も出ず、腕もあげられず、ただヴェルゴの腕の中でぼろぼろと泣くヴェルゴの涙が顔へ落ちるのを受け止めながら、うっすらと開いた瞳だけですべてを伝えようとするドフィと、すべてを受け入れて　うん　うん　とうなづくべるご…

@Ron_op ドフィの瞼の微かな動きでゆれる金色のまつげを見るだけで「ああ、そうだな」とか「覚えているとも」って泣き笑いをするべるご…　最後にふっと笑ったドフィを力強く抱きしめて「あなたが、おれの、」って泣くのつらい

@Ron_op めったにしなかった、目尻を撫でたり、鼻先についばむようなキスを落としたり、最初で最後の愛してるがそこで言われてもいい…　ドフィはもうはっきりと相手の顔なんて見えないのに、ああ、こいつはこんな顔をして泣くんだな、とか思っちゃうのつらい　鼻かんで

@Ron_op 昔よく、ドフィが悪ふざけのように「俺の隣じゃ、幸せになんてなれねーよ」って笑ってヴェルゴに告げていたとして、最期までドフィの心の中で、それが小さなしこりのようになっていたとして、それさえも汲み取ってしまうヴェルゴが笑いながら「俺はこんなにも幸せじゃないか」って

@Ron_op 言ったりして、ドフィがその言葉に目を見開いたりして、そっと目を細めて笑って、目尻が微かに涙でにじむところまでを想像してわたしもちょっとやばい…

@Ron_op それ、それえ…　声が届けば、口が動けば、今この瞬間だからこそいえた事、今だからこそ言わなければならないこと、今だからこそ伝えたいこと、がお互い山のようにあったはずなのに、なにひとつ言葉にできず、でもその時間すらふたりにとっては幸せなのだろうなと思うとほんともう…

@Ron_op 「思いのほか、幼い顔をする」って何度も見たはずのドフィの瞼を下ろした顔に笑うべるご…　最期の仕事、いいね。お前が俺に見せたかったのはこの景色だろう？って真っ赤なヴェルゴが最期に瞼を下ろしながら笑う…　主従つらい…　本当の意味で、世界があなたって感じする…