堀 潤 @8bit_HORIJUN さんによる【寝る前に総括】

堀 潤　JUN HORI @8bit_HORIJUN

【寝る前に総括①】カナダで起きたM7クラスの地震によって発生したハワイの津波。被害が少なく良かった。それにしても、やはりSNSの威力はすごかった。現地の市民や現場でスマホをもって報告する記者達によってリアルタイムで沿岸部や町の様子が写真、動画、文字でタイムラインにあがってきた。

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【寝る前に総括②】さらにtwitterには僕のフォロアーの皆さんから「子どもがハワイで修学旅行中なんです！」とか「サイレンが鳴りっぱなしで道路も渋滞です！」「現地日本語ラジオ放送もあります！」などと連絡があり、そのままDMなどでメッセージを交換し電話取材等に結びつくケースも。

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【寝る前に総括③】東日本大震災や原発事故の際には48時間、ぶっ通しでtwitterでの発信を続けたが (　 http://t.co/qFNqXJ0c　 ) 今回は当時よりもSNS利用者の裾野の広がりと使い方、情報発信・受信の上達が浸透してきていることを実感した。僕も含めて。

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【寝る前に総括④】ロスにいながらでも現地テレビ局の放送をライブストリーミングでモニターできたし、必要であれば現地に電話できるし情報収集にストレスを感じなかった。メディア変革をあらためて実感。僕がNW9のリポーターだったら残りの取材は朝一でハワイに飛んで証言などを取材し完了かと。

堀 潤　JUN HORI @8bit_HORIJUN

【寝る前に総括⑤】テレビが本当にインタラクティブ性、双方向性を追求するのであれば、スマートテレビのような機器の改良以上に、SNSなどを使った新たなジャーナリズム、新たなコミュニケーション能力の向上に力をいれなければいけない。誰もが記者になれる時代、ジャーナリストは何をするのかを。

堀 潤　JUN HORI @8bit_HORIJUN

【寝る前に総括⑥】カナダの地震を起点としたハワイの津波報道は、現地テレビでも、一方的なメディア発信ではなく、1次情報をもつ市民側からの情報発信に支えられる形で情報が報道という形に整えられていった。一人一人の発信力も問われた。つまりニュースを創ったのは「あなた」だということ。

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【寝る前に総括⑦】そうした中、ジャーナリストの仕事はより精緻な調査報道が求められるし、あふれる情報のキュレーション能力も求められる。さらに、科学者自身がジャーナリスト、といったより専門性の高い職能集団であることも求められる。メディア変革でジャーナリズムの更新も必要。

堀 潤　JUN HORI @8bit_HORIJUN

【寝る前に総括⑧】新たな時代のメディア変革、それはこれまでのような特定の業界の、特定の人々によってなされることではなく、こうして情報と向き合う、私たち一人一人の力によってより良い方向に更新されていくことを心から願うし皆で模索していきたい。あらゆる可能性に対して謙虚にならなければ。