赤旗政治記者さんの「野田首相所信表明演説」レポートまとめ

赤旗政治記者 @akahataseiji

野田首相が衆院本会議で所信表明演説が始まった。その一部を、「赤旗政治記者」のつぶやきも含め、順次紹介する(国会H)（つづく

赤旗政治記者 @akahataseiji

所信）野田首相の所信演説が始まった。首相就任後1年余、「私を突き動かしてきたものは、この国の将来を憂える危機感だ。いま、何とかしなければならないという切迫した使命感だ」と切り出した野田首相（つづく

赤旗政治記者 @akahataseiji

所信）「『明日（あした）の安心』を生み出したい」「『明日（あす）への責任』と果たしたい」と「明日」を繰り返した野田首相。危険な原発の再稼働という「明日」への無責任こそ問われる（つづく

赤旗政治記者 @akahataseiji

所信）「決断する政治」をやることが「明日への安心」をもたらし「明日への責任」を果たすことになるという野田首相。消費税大増税「一体改革」が「温もりあふれる社会」と取り戻すなどと強弁（つづく

赤旗政治記者 @akahataseiji

所信）「国民生活へのさまざまな影響を度外視して即座に原発をなくそうという主張も、明日への責任を果たすことにはならない」と首相。今年の夏は大飯再稼働なくても電力足りたことは明白。心配しているのは、国民生活じゃなく、原発利益共同体からの突き上げだろう（つづく

赤旗政治記者 @akahataseiji

所信）「原子力に依存しない社会」を一日でも早く実現するというが、大飯原発再稼働を強行し、2030年代「原発稼働ゼロ」の閣議決定を先送りしたのを国民は忘れない（つづく

赤旗政治記者 @akahataseiji

所信）再生可能エネルギー導入拡大が原発に依存しない社会実現のカギを握ると訴えながら、長年続けられてきた原発推進政策を変えることは、決して容易なことではないと正直に語る野田首相（つづく

赤旗政治記者 @akahataseiji

所信）実際に、「原発ゼロは受け入れがたい」と迫ったナイ元米国務次官補ら第3次アーミテージ・ナイ報告に「感謝」を表明し、「日本の真の友人の提言であり真摯に受け止めると約束してしまったのが野田政権だ（つづく

赤旗政治記者 @akahataseiji

所信）同様に、民主・細野政調会長も日本経団連・米倉会長らとの「政策対話」で「安全性が確認された原発は再稼働するという大方針を決めている」と政府方針を説明。米倉氏も「非常に現実的な話をうかがえた」と大歓迎だ（つづく

赤旗政治記者 @akahataseiji

所信）アジア太平洋自由貿易圏（FTAAP）の実現目指し、TPP、日中韓FTA、RCEP（東アジア地域包括的経済連携）などを同時並行的に推進し、日豪EPA、日EUの交渉も推進するという野田首相。「守るべきものは守り」というが、守るのは日本の農業か、それとも輸出大企業の利益か（つづく

赤旗政治記者 @akahataseiji

所信）被災地対策はどうか。野田首相は、厳しい冬を乗り越えるため「お風呂の追いだき機能」をつけるなど、「寒さへの備えに万全を期してきました」というが、いったい復興予算はどこへ注ぎ込んできたのか（つづき

赤旗政治記者 @akahataseiji

所信）改善すべきは改善するという野田首相。復興予算から約3000億円の「立地補助金」の約8割（2300億円）をトヨタ、キヤノンなどの大企業にばらまきながら、なにが「お風呂の追いだき機能」か。しかも、ばらまき先企業の選定や配分額は野村総研に丸投げだ（つづく

赤旗政治記者 @akahataseiji

所信）被災地が真に必要とする予算はしっかり手当し、それ以外は厳しく絞り込むという野田首相。すでに流用、ばらまきずみの復興予算の取り消しや是正には言及なしか（つづく

赤旗政治記者 @akahataseiji

所信）明日に希望を持てない若者たち、貧困や孤独の瀬戸際にあって明日の生活さえ思い描けない人の現実から目をそらさないと野田首相はいうが…（つづく

赤旗政治記者 @akahataseiji

所信）その貧困や孤独につながる社会格差を放置してきたのはどこの政権か。財界の要求で野放図の非正規雇用を温存してきたのはどこの内閣か。現実から目をそらしてきたのは、野田首相、あなた自身ではないか（つづく

赤旗政治記者 @akahataseiji

所信）何度も「明日への責任を果たす」と繰り返す野田首相。今日も民主党議員2氏が離党表明した現実。アメリカいいなり、財界奉仕の「二つの害悪」の政治を続ける限り、さらに離党者は続くだろう。そんな野田内閣に「明日」はない（つづく

赤旗政治記者 @akahataseiji

所信）「お茶の間や職場で聞いている主権者たる一人ひとりのみなさん」と呼びかけた野田首相の次の発言に耳を疑った。「〝いまがよければそれでよい〟という発想では、国としての明日への責任は果たせません」。〝いまさえよければそれでよい〟と政権にしがみついているのは野田首相だろう（おわり）

赤旗政治記者 @akahataseiji

先ほどの野田首相の所信表明演説は、自身の公約違反の無責任を棚にあげ、国民に〝いまさえよければそれでいいのか〟といわんばかりのヒドいものだった。いわば、国民への「明日なき責任なき果たし状」だ。アナタなら、なんと名づけたい？(J)

しんぶん赤旗日曜版🕊 @nitiyoutwitt

野田首相の所信表明演説を聞く。消費税増税を「決断する政治への断固たる意志を示した画期的な成果」と自賛しつつ、「生活への影響に不安を感じるという声も聞こえる」という矛盾も。「明日への責任」「明日の安心」などと美辞麗句を並べても、日本が抱える難題を解決する道筋は見えない（続く）

しんぶん赤旗日曜版🕊 @nitiyoutwitt

首相は原発稼働ゼロは2030年代とし、最長だと四半世紀以上先送り。「国民生活への様々な影響を度外視して即座に原発を無くそうという主張も明日への責任を果たすことにはならない」と即時原発ゼロを求める世論も中傷した。政府の意見集約でも即時ゼロは多数と認めていたのに（続く）

しんぶん赤旗日曜版🕊 @nitiyoutwitt

首相の対米追随ぶりは色濃く現れた。「基軸は日米同盟」「その基盤はより強固なものに」するとし、沖縄での女性暴行事件は「そうであればこそ、…あってはならない事件だ」と続けた。視線の先には安保はあっても、被害を受ける沖縄県民、日本国民はない。演説にはオスプレイの五文字すらない（続く）

しんぶん赤旗日曜版🕊 @nitiyoutwitt

議場では野党席から激しいヤジ、怒号が。首相が「決断する政治」というと「なら解散を決断しろ」と。演説の締めくくりは「未来に向かって永遠の時間を生きていく将来の国民たちの声なき期待に応えていこう」。？？意味がわからない。民主党ベテラン議員に聞くと「最近は造語が多いからなあ」とボヤいた

しんぶん赤旗日曜版🕊 @nitiyoutwitt

Twitterを見た赤旗国会担当記者から「オスプレイのオの文字も、問責決議のモの字も、法相辞任のホの字もありません！」と指摘がありました。その通りです。「明日への責任」はいうが、「過去には無責任」なのが野田流なノダ！