天然精霊と能天気精霊 旅の歌 館編

http://togetter.com/li/371107 からの続きになっています。 名槍グラーシーザの精霊・ティアと、宝剣エッテタンゲの精霊・シャロ。コウさん宅のシルヴさんとグルウさんとの物語。
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ファンタジスタコウさん @Y_Yggdrasill

@yana_tani 「グラーシーザって言やぁ...」 はぁ、と額に手をあて、 「...なんでそう、名のある剣やら槍がこうも...」 「ま、色々あんだろ。俺はグルウだ、よろしくなぁ姉ちゃん!」 「シルヴ、と申します」

2012-11-03 11:16:25
柳谷まこと @yana_tani

@Y_Yggdrasill 「グルウとシルヴね!って、あら?あたしやっぱ有名?」「この方達物知りってのもありますけどね〜…。あ、あと呼び捨てだめですよぉ!」「かったいこと言わないのー!いいじゃない、なんてこたーないわよ、死ぬわけじゃあるまいし」「…ティアも変わってないです」

2012-11-03 11:28:14
柳谷まこと @yana_tani

@Y_Yggdrasill 「えっと…、ティアはわたしと」一瞬躊躇い、「わたしと、ウェスがいたあのお城に、半年だけいたんです。そこで知り合っ「そーいえばシャロ身長伸びた?胸も大きくなったんじゃない?」「ひゃあああ!!ちょ、ど、どこ触ってんですか!!」

2012-11-03 11:28:28
ファンタジスタコウさん @Y_Yggdrasill

@yana_tani 「呼び捨てでかまわねーよ。なぁ?」 「ええ、よろしくお願いします、お嬢さん」 言いづらそうにしているシャロの言葉に、 「あの城、ですか...って」 ティアの行動にさすがに驚き、ため息をつく。 「...なかなか、自由奔放なお嬢さんですねぇ」 「お、いー眺め」

2012-11-03 11:37:01
柳谷まこと @yana_tani

@Y_Yggdrasill 「羨ましい?ふふんー。…ん?あの城って」後ろから胸を揉んでいたのをやめ、「シルヴは知ってるの?」「うぅ…、え、えっと、シルヴさまはわたしの契約者さまです」「!…そう、よーかったじゃなーい!!あんな変態ヒゲ親父何かよりシルヴの方が優しそうだもの!」

2012-11-03 11:45:09
柳谷まこと @yana_tani

@Y_Yggdrasill 「ティア、そういうことぽんぽん言うから契約切られちゃうんですよ〜…」「だーって本当のことじゃない、大体ね、ちょっと意見したくらいで契約切るとか言い出すくらいなら」「こっちから願い下げよ!」「…羨ましい、そうゆうところ」

2012-11-03 11:46:17
ファンタジスタコウさん @Y_Yggdrasill

@yana_tani 「ズバリ言いますねぇ...」 苦笑しながら二人のやりとりを見守る。 「ってことは、姉ちゃん、あんたは契約はしてねぇのか?」 まぁひとりでこんな所いるぐらいだもんなぁと。

2012-11-03 12:25:01
柳谷まこと @yana_tani

@Y_Yggdrasill 「契約はしてないわよ。数十年?ん?わかんないけどしてない」「さすがと言うかなんと言うか…」「ふふーん。…あ、そういえばウェスは?今なにしてんの?」「……」「?仲良かったでしょ?」「う、ん」(そうだ、ティアは、知らないんだ。あの後のこと)

2012-11-03 12:48:58
柳谷まこと @yana_tani

@Y_Yggdrasill 視線を落とすシャロの指がかすかに震えているのを、ティアは見逃さなかった。だから。「んー」だきぃっと再び後ろから。「むぇええ?!「ま、いっか!この場にいない奴のこと聞いても仕方ない!うふふ今はこの感触だけでうふふ「しししシルヴさまたすけてえええ!!」

2012-11-03 12:50:44
ファンタジスタコウさん @Y_Yggdrasill

@yana_tani (...察しはいいようですね)はいはい、そのへんにしていただきましょうねぇ」 優しくシャロを引き離し、ぽんぽんと頭を撫でる。 「で、一人でいるってわけか...それにしても、なんでこんな所来ちまったんだ?むしろよく来れたなぁ」

2012-11-03 14:22:56
柳谷まこと @yana_tani

@Y_Yggdrasill 撫でられ、思わずぎゅっと袖をつかむ。(…なるほど)にやーと笑い、「なんでって言われても困るけどねー。あたしはもう長いこと旅しててさ、たまたま変な街があるって聞いたんで、面白半分で来ただけよ」っていうか、と三人を見つつ、「そっちこそ何でここに?」

2012-11-03 14:36:38
ファンタジスタコウさん @Y_Yggdrasill

@yana_tani 「私たちは、主の命を受けてここに」 くっと顎で外を指し、 「この街の様子は見たか?あれの原因が何か分かるんじゃねーかってことでな」 うちの主はお人よしだからなーと苦笑をこぼす。

2012-11-03 16:19:31
柳谷まこと @yana_tani

@Y_Yggdrasill 「うわ、途方もない」「ティーアー!!「ほんとのことじゃないのよー。…でもまぁ、原因がわかれば何とかなることもあるのかも、か」ん!と閃いて。「じゃあさ!あたしも手伝う!」「むぇ?!」「人手はあったほうがいいじゃん!どう?足でまといにはならないわよ?」

2012-11-03 16:38:34
ファンタジスタコウさん @Y_Yggdrasill

@yana_tani 「ホントずばり言う姉ちゃんだなー!」はっはと豪快に笑い飛ばし、ティアの提案に、「お、いいのか?」「名槍の助けとあれば、それは随分心強いことですが・・・」

2012-11-03 19:00:39
柳谷まこと @yana_tani

@Y_Yggdrasill 「じゃあ決まりね!」「ティア、いいの?」「んー?だって一人より二人、でしょ!それに」にやーっと笑って「恋人同士と一人じゃああまりにも可哀想だわよあっはっは」「っっほげっごげっほ」「あら大丈夫?ま、それは冗談としてもさ、二手に分かれたりもしやすいし」

2012-11-03 19:20:32
柳谷まこと @yana_tani

@Y_Yggdrasill 「4人ってのは効率がいい数字だと思うわよ」「そう思わない?グルウ」どういを求めつつ。

2012-11-03 19:20:38
ファンタジスタコウさん @Y_Yggdrasill

@yana_tani 「ん、おお、そうだな。分散するにしろ、二手に分かれるにしろ、偶数の方が都合はいいだろうなぁ」「そうですね」す、と手を差し出し、「では、改めて」「よろしくお願いしますね、ティア」「よろしくな!」

2012-11-03 19:28:13
ファンタジスタコウさん @Y_Yggdrasill

グルウはあんまり気にしてないだろうなぁ

2012-11-03 19:28:24
柳谷まこと @yana_tani

@Y_Yggdrasill 「はーいお二人さん!よろしくねー!」差し出された両手をそれぞれ掴んで、ぶんぶんと。「シャロも、ね!」「……いじらないでくださいよお、あんまり」「それは何を?胸?」「てぃいいいあああああ…!!!」あっはっはっは!やーだ冗談だって!」あ!と、思い出し。→

2012-11-03 19:35:23
柳谷まこと @yana_tani

@Y_Yggdrasill 「そうだそうだ、便利なことしとこう」槍をぱっと召喚し、服装が青を基調とした正装へ変わる。(契約者なしで正装!?)槍に祈るように目を閉じると、四人の手の甲へ青い光が宿る。「この屋敷内限定。もし何かあったら、これで駆けつけられるってわけ」便利でしょ?と。

2012-11-03 19:37:18
ファンタジスタコウさん @Y_Yggdrasill

@yana_tani 「見てて飽きない姉ちゃんだな」「ええ、まぁ・・・」と、正装へと変化し、青い光がそれぞれに宿る。「これは・・・(契約なしで、かなり力を持っているようですねぇ・・・)「おー、なんかすげぇな、サンキューなぁ」にかっと笑いかけ。

2012-11-03 19:43:07
柳谷まこと @yana_tani

@Y_Yggdrasill 「いえいえ、相手に何があったか分かるってだけで、守護する力はないから役に立つかわからないけどね」にこっと笑いを返す。「…で!」ダァン!と槍をさらに叩きつけると、青い結界が張られる。「今日はここで休みましょ。あんまりうろうろしてもいいことないしね」

2012-11-03 19:46:13
ファンタジスタコウさん @Y_Yggdrasill

@yana_tani 「おお、そうだな。何から何までわりいな、姉ちゃん」「どう探索するかも決めておく必要がありますしね」「ほら、シャロも」おいでおいでと手招きして。

2012-11-03 19:59:06
柳谷まこと @yana_tani

@Y_Yggdrasill 「は、はい~」「ん、じゃあとりあえずどう探索するかだけど」ぱっ、と正装を解き、普段着へ変わる。「ここ割と広いのね。トラップも多いみたい。基本は一人で探索していく形になるかしらね」「何かあれば飛んでいきますから!「そうね、無理はしない方がいいと思う」

2012-11-03 21:14:02
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