【シャダイbot】雑学ルシ　ハロウィンの後始末

雑学ルシフェル @Trivia_lucifel

さて、(余った大量の菓子を見下ろし)……　後始末は“あいつ”にさせるか。(パチン)

雑学ルシフェル @Trivia_lucifel

「(ぱちり)……おや。今回は随分と早いお呼び出しだね」「いいからさっさと起きろ」「……はいはい(むくり)」

雑学ルシフェル @Trivia_lucifel

「それで？わたしをわざわざ動かすくらいだ、何か仕事があるんだろう？」「当たり前だ。用もなく動かす必要性があるのか？…まあいい。用件はこれだ」「……お菓子？随分とたくさんあるなぁ」

雑学ルシフェル @Trivia_lucifel

「お前が処理するんだ」「わたしが？」「そう、お前が。……お前は『食べられる』だろう？これを」「…ああ、(少し笑った)」「これだけあると仕舞っておいてもその後の用途も思いつかない。ならさっさと処分したくてな」「ふっへへ、なるほど。“私”にはできないからね」「……(じ、と見下ろす)」

雑学ルシフェル @Trivia_lucifel

「(フード越しのその視線に肩を竦め)　分かった、預かるよ。すべてわたしの好きにしても？」「……いいだろう。ただし無駄にはするなよ」「もちろん。どんな形をしていようと神からの恵みだ(大量の菓子を抱え込み)　……しかしわたしには持ちきれないなぁ。すべて処理するのには時間もかかる」

雑学ルシフェル @Trivia_lucifel

「……お前の場所を用意してやる。そっちで処理をしていろ」「ろ。……へえ、……じゃあしばらくわたしはこのまま外に？」「そういうことになるな。まあ、対子供時の人間の様子を観察するのにお前の姿が適しているというのもある。分かったらさっさと始めろ」「はいはい」【 ＠TriL_D 】

雑学ルシフェル @Trivia_lucifel

【説明書更新｜雑学ルシフェル代理（人形）について】(2012/11/01) http://t.co/6Oq4y22H

雑学ルシフェル @Trivia_lucifel

「でも流石に多すぎやしないか？わたし一人でこれは無理だよ」「……まあ少しくらいならいい。私の方で処理しておこう」「それより彼に持って行けばいいじゃないか」「彼？」「イーノックだよ。彼だって“食べられる”だろう。折角だから会いに行ってやったらどうだ？しばらく会ってないだろう」

雑学ルシフェル @Trivia_lucifel

「？ついこの間見に行ったばかりだが」「…それはどのくらい前のことだ？」「あれは今から……さて、１０年程前だったかな」「…ヒトの感覚ではそれを『ついこの間』とは言わないんだ、“ルシフェル”(呆れたように首を振り)」「…私の欠片風情で知ったような口を。……は、まあいい」

雑学ルシフェル @Trivia_lucifel

「お前の『アドバイス』を聞いてやろう。持てるだけ持ってさっさと行け」「急かされなくてももう行くさ。…なあ“ルシフェル”、ヒトは目に見えないものを、触れられないものを『そばにいる』とは言わないそうだ」

雑学ルシフェル @Trivia_lucifel

「…お前に急かされなくとも行くと言っているだろう」「……ふっへへ、それは失礼したね。　それじゃ、(子供は少し笑って駆けていった)」

雑学ルシフェル @Trivia_lucifel

……少々強い自我を与えすぎたか？ふむ、…………。……(残された菓子を一瞥すると、ランプを高く掲げ闇に溶け消えた)

雑学ルシフェル @Trivia_lucifel

(パチン)「よお、イーノック」「！(名を呼ばれ一瞬びくりと肩を揺らし)……？ルシフェル、か？その格好は一体……」「ろっと、『見えないふり』を忘れているんじゃないか？」「、……(微かに頭を下げ唇だけで短い謝罪の言葉を紡いだ)」

雑学ルシフェル @Trivia_lucifel

「まあいいさ。それより頼みたいことがある」「……？(「頼み？」という顔で黒衣の男を見た)」「ああ、ちょっとね。何、そう難しいことじゃない」「……(こくん)」「よし。ではこっちだ。(黒衣の男はランプを高く掲げ踵を返した)」

雑学ルシフェル @Trivia_lucifel

(暗い夜を映す水面にランプの灯が揺れた)「ここだ。……ああそうだ、ここでは普通に喋って構わない。そういう場所だ」「……。そういう、とは？」「ふ、あまり深く考えないことだ。相変わらずお前は理屈っぽいな。(大仰に肩を竦め)」「……すまない。諒解した」

雑学ルシフェル @Trivia_lucifel

「それで、貴方が私に頼みとは」「(パチン)……これだ」「？　箱……？(突然現れた色とりどりな箱を怪訝そうに見下ろし)」「中身は食物だ。仕事で用意したものの少々余ってね。その後処理をお前に頼みたくてな」「仕事？……ああいや、(思い出したように首を振って疑問を飲み込み)」

雑学ルシフェル @Trivia_lucifel

「ふ、(その様子に少し笑い) お前のサポートとは別件の仕事さ。神の用意したこの場所で行っている(顎で泉を指し)」「別件の。…そうか、なるほど。……それで、処理とは」「食べるんだよ」「は？」「だから、これを食べればいいのさ」「……これらすべて？」「そう、これらすべて」

雑学ルシフェル @Trivia_lucifel

「(積み上がっている箱を見つめ)……いや、分かった。私としても食糧を手に入れられるのは有難い。頂戴する」「食糧？…ろっと、言い忘れていた。それらはすべて菓子、要するに嗜好品だな。例えばこの箱なら」「……、これは、(差し出された箱の中身を見て目を丸くさせ)」

雑学ルシフェル @Trivia_lucifel

「金平糖だ。以前にも持ってきてやったことがあるだろう」「ああ、……懐かしい(箱一杯の金平糖を見下ろしたまま)」「それほど昔の事じゃないだろう？お前は大袈裟だな。…ああそうか、そういえばお前はそれを甚く気に入っていたな」「(フードの下で目をぱちくりさせ)…何故それを貴方が」

雑学ルシフェル @Trivia_lucifel

「見れば分かる。最近は仕事で人間観察をしているからな(戯けるように肩を竦め)」「…そう、か。……頂いても？(金平糖を一粒摘み上げ)」「当たり前だ。さっさと頼むよ」「では。(小さな金平糖を一粒口に運んだ)」

雑学ルシフェル @Trivia_lucifel

「(大きな手で小さな金平糖を一粒摘んでは口に運び、一粒摘んでは口に運び)」「……イーノック。噛み締めているところ悪いが、そのペースでは夜が明けるぞ？」「…すまない、つい。……、…ルシフェル、まさかとは思うがこれらすべて今夜のうちに食べなければならないのか(積み上がった箱を見)」

雑学ルシフェル @Trivia_lucifel

「？　なんだ、無理か？」「無理だ。(きっぱり)」

雑学ルシフェル @Trivia_lucifel

「甘いものは別腹と言うそうじゃないか」「限度がある(首を横に振り)……他の箱もすべてこの量の金平糖なんだろう？」「いいや？ほら、こっちはチョコレート菓子だ(緑の箱を開けて見せ)」「…これ、は…、(箱一杯に立錐の余地もないほど詰め込まれた無数のポッキーを見)……無理だ(きっぱり)」

雑学ルシフェル @Trivia_lucifel

「……もしや他の箱もこうなのか」「こうとは？」「…………こう、大量なのか」「箱に合わせて詰めただけだが」「なぜ、……いや、いい。分かった。そうか……(何かを諦めたように首を振った)」

雑学ルシフェル @Trivia_lucifel

「いずれにせよ、私一人でこれらすべてを片付けるのは不可能だ」「ふうん、そうか……」「……ルシフェル、これらはどうしても今夜中に食べなければならないのか？」「いいや？私が『保存』しておくからな。賞味期限は関係ない」「しょうみきげん？」