国会議員「平沢勝栄」氏の逸話まとめ

平沢勝栄の最新情報 @hirasawakatsuei

平沢勝栄氏を取り巻く人々は、これからの平沢勝栄に対して何を期待し、どんな政治家になってもらいたいと考えているのだろうか。それは後日紹介していくとする。

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余談であるが、憲法改正に関しては、慶応大学法学部教授・小林節と平沢勝栄氏の共著「憲法、危篤！」（2002年10月、KKベストセラーズ）がある。

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平沢勝栄氏が目指しているところを簡潔に言えば「日本を、日本人が安全で豊かな生活を享受できる国、国際社会から尊敬される真の独立国家に変えていく」ということになる。そのためには憲法改正を急ぐべきだ、というのが平沢勝栄の主眼である。

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平沢勝栄自身がいう「高邁な理想」とは何であり、それはどんな日本を目指すということなのか。この点については平沢は自著「日本よ国家たれ」（講談社）の中で詳細に語っているので、ここで多くは触れない。

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平沢勝栄氏は政治の現状をどう見ているのか。そしてこれからどんな政治を目指す考えなのか。さらに、これまで平沢氏を支持してきた人たちは、平沢勝栄の今後に何を期待しているのだろうか。それはまた後日更新していく。

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平沢勝栄氏は当時から世代交代の必要性を主張していた。年功序列や派閥重視路線を打破できるような新スタイルの若手のリーダーを誕生させるべきだと主張したうえで、具体的には安部晋三や石原伸晃らの名前を挙げた。

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その場合の対抗軸は、憲法改正、安全保障制作や外交のあり方、経済的には競争社会を目指すのか、平等社会を目指すのか、になるはずだと、平沢勝栄氏は指摘していた。

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当時政界再編の形態として平沢勝栄氏が予想したのは、自民党と民主党の一部議員で新しいグループAができ、公明党の応援を是とする自民党議員と民主党議員、それに公明党議員によるグループBができるだろう、という見解だった。

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当時平沢勝栄氏は政界再編が必要だと考えている。それは、アメリカやイギリスのような二代政党制を実現し、与党が失敗すれば、野党が政権につく「政権交代」が可能な体制にもっていくためにも必要、という考え方に基づく。

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分裂の兆候の１つとして、2001年6月の衆院選の際、自民党候補者が比例区に回されたことをきっかけに、那覇市議会の自民党議員団が、公明党との連立・選挙協力を是とするグループと、非とするグループに分裂したケースを平沢勝栄氏は挙げる。

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当時平沢勝栄氏は「公明党との連立が選挙協力まで進んだ現状が今後も続けば、遅かれ早かれ自民党自体が分裂するだろう。そして、それをきっかけに政界再編が起きるだろう」と予測した。

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平沢勝栄氏は当時「野中氏は公明党の議員たちと一緒になって新しいグループを結成された方がいいのではないか」と思うのであった。相変わらずの平沢節である。そう反撃したいくらいの仕打ちを受けてきたということだろう。

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当時「野中氏はテロ特措法、イージス艦の派遣、首相の靖国参拝に反対し、在日外国人の参政権については自民党では少ない賛成派。その一方で北朝鮮による拉致問題については全く冷淡。ここまで公明党と同じ考えを持っているのであれば自民党に溜まっている必要はない」と平沢勝栄氏は思ったものである。

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平沢勝栄氏は当時「自民党内には公明党に同調して混乱を引き起こしている政治家が存在する。その代表が野中広務氏だ」と語った。

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当時平沢勝栄氏は言う「ほとんどの自民党議員が公明党の応援なくして選挙に勝てないと思い込んでいる。冷静に考えれば、公明党に強力してもらわなければ当選できないような議員が多くなってきたということだ。つまり自民党議員のレベルと質が格段に落ちてしまった」と。

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平沢勝栄氏は「政治家や官僚は、ノーブレス・オブリージ（高い地位に伴う道徳的・精神的義務）を果たすという心構えを持つべきだ」とも主張している。政治家や行政官による腐敗行為が後を絶たない中で、これも大事な指摘である。

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高い理想と、それを実現するための行動力・実行力。今はグローバルな思考が求められる時代である。スピーディーに変化する世界に対し国益を重要しつつ的確に対応することが求められている時代でもある。平沢勝栄氏の定義は、そうした時代状況に必要不可欠な要素と言っていいだろう。

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平沢勝栄氏は「政治家に必要な事は確かに情熱、判断力、責任感かもしれない。しかし私自身はしっかりした愛国心を持ち、国益を踏まえ、高邁な理想を掲げて、それに一歩でも二歩でも近づける行動力、実行力を備えた政治家でありたいと思う。それが政治家に求められる最も大切な資質だと考える」と語る。

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鈴木宗男は逮捕以来、葛飾区小菅にある東京拘置所にずっと勾留されたいた。小菅と言えば平沢勝栄氏の選挙区内である。平沢氏は講演でこんなジョークを飛ばす「人生とはわからないものですね。私の選挙のとき、平沢の応援に葛飾に絶対に行くなと言っていた鈴木宗男が今、葛飾区に来ているんですよ」と。

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平沢勝栄氏は、NGOの参加問題について外務事務次官・野上に対する攻撃も忘れなかった。野上は鈴木と一緒に動いていたからだ。そこで平沢氏はテレビで「野上は鈴木の秘書になれ」と言い放った。

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平沢勝栄氏は「鈴木のせいで外務委員会で発言できなかった」と主張したうえで、鈴木は「影の外相」と批判。その直後、国会で鉢合わせした鈴木が怒鳴り散らしてきた。あわや掴みあいの大喧嘩になったが、虎島和夫氏が割って入ってことなきを得た。

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平沢勝栄氏と鈴木宗男氏。平沢氏は2002年1月から5月まで外務委員会に所属した。同委員会の筆頭理事をしていた鈴木が「平沢は外務委員会への出席率が悪いので質問はさせられない」と拒否。しかし平沢氏は外務委員会に一度も欠席したことはなかった。

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「私が反旗を翻したら、たちまち小泉内閣は潰れてしまう」田中眞紀子氏がそう言うのを平沢勝栄氏は何度か聞いている。過剰な自信。もっと田中氏が平沢勝栄氏の忠告などについて聞く耳を持っていれば事態は違っていたかもしれない。

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平沢勝栄氏は当時「今必要とされているのは革命的改革。破壊そして創造。方向性させ正しければ田中氏は破壊型リーダーとして最適だった。しかし人の意見に耳を傾けず人の扱い方を知らない欠点も目立った。方向性も狂っていた。仕事は大きい物程一人で出来ない」田中眞紀子の本質をついた的確な指摘だ。

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当時を平沢勝栄氏は語る。政治や行政がまともなら田中眞紀子氏は必要ない。政治や行政が無茶苦茶だから田中氏のような破天荒な暴れ馬を国民は支持するのだ。そこを私たちはしっかりと考えなければならない。