三馬鹿トリプルデート騒動に対するとあるジャニーズ評論家の見解

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持論2：アイドルはアイドルでいるべき。

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近頃は、「会いに行けるアイドル」というものが流行っているそうですね。ここで、電子辞書で「idol」の意味を引いてみましょう。

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1.someone that you admire and respect very much アイドル 2.a picture or object that people pray to as part of their religion 偶像（ケンブリッジ英英和辞典より引用）

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筆者は中学三年生レベルの英語読解力しか持ち合わせていないので解説はできませんが、「idol」という単語には「偶像」という意味もあります。その通り、私はアイドルはあくまでも偶像であるべきだと思っています。

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偶像がその姿を崩した時、それを信じる人々が失望するのは当然のことです。それと同じように、「会いに行けるアイドル」のように、アイドルの価値を安売りしすぎても、偶像は崩壊してしまいます。

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AKBとその姉妹グループを見てみましょう。いったい何人のメンバーに熱愛が発覚していますか？数えきれませんね。

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わかりにくいので、わかりやすく例えます。イエス・キリストと1000円で握手ができたとして、キリスト教徒はそれでもあれほどの信仰を維持できるのでしょうか？

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ジャニーズは、日本を代表するアイドル集団です。軽々しく元カノの話をされては、アイドルとしての信頼性も信仰も、なんにもなくなってしまいます。

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アイドルがアイドルでいることによって生じるメリットはヲタクにしかないのかと言えば、そうでもありません。アイドル側にもちゃんとしたメリットはあります。

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ここで、アイドルに関する実例を二つ挙げましょう。期待の新星・中島健人くんと、わかりやすい偶像の崩壊の一例、週刊ミュージックレイン事件です。

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（註・週刊ミュージックレイン事件はジャニーズとは無関係ですが、これ以上にわかりやすい例を私は知らないのと、単純に私が女性声優界隈にも首を突っ込んでいるので、取り上げさせていただきます）

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中島健人くんは、2011年にデビューしたSexy Zoneのメンバーで、現在は明治学院大学社会学部の1年生。趣味はポエムを書くことです。

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握手会における所謂「神対応」や、ナルシズムに陥った中学二年生みたいなポエムの内容、それに自身を「ラブホリック」と称していることにより、一部のヲタクからは「ラブホリ先輩」と呼ばれています。

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中島健人くんを知っていただくには、こちらのまとめを見ていただければわかりやすいかと存じます。 http://t.co/uSFNtYKS

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この中島健人くん、年代を問わず、ジャニヲタになぜか幅広く支持されています。というのも、中島くんは異常なまでに自身が理想のアイドルであることにこだわるのです。

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例としてエピソードを挙げますと、アイドル雑誌の読者質問コーナーで、中島くんはファンから「中島くんが好きなのですが、リアルでの恋愛もしなきゃいけない気がします。彼氏って作ったほうがいいですか？」という質問を受けました。

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それに対して中島くんは、「俺と相思相愛になる確率はゼロじゃないよ。ずっと思っていてくれれば、俺は君のことを好きになるかもしれない」と答えたのです。（うろ覚えなので、細かい内容は曖昧です）

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この答え、まさに理想のアイドル像ではないですか？過剰なまでに貫き通すその姿勢、素敵です。しかし、こういうアイドル像は崩壊した時のショックが大きいもの。特にファンの発狂具合は端から見ていると面白いものです。次にその実例を挙げます。

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「週刊ミュージックレイン」。声優ユニット「スフィア」のファンにとっては、もう二度と聞きたくないワードでしょう。（蒸し返してすみません）

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「スフィア」は、豊崎愛生、戸松遥、高垣彩陽、寿美菜子という女性声優四人で結成されたユニットです。代々木第一体育館や日本武道館をユニット単体で埋めるほどの人気を誇り、各メンバーも毎期毎期バカスカと深夜アニメに出まくっています。

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各メンバーの代表作を挙げると、豊崎愛生と寿美菜子は「けいおん！」、戸松遥は「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」、高垣彩陽は最近で言うと「戦姫絶唱シンフォギア」でしょうか。

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（高垣さんは、一般にも知られているような作品がこれといってなく、ヲタク向けの作品になってしまいました……）