緑高bot 誕生日手動まとめ(保存用)

緑高bot @midotaka_bot

「真ちゃん」「……」「……いつか…苗字はいらねえから、指輪買ってね。よぼよぼのじいちゃんになってもずっと付けてられるようなヤツ」「………ふん。考えておくのだよ」

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「真ちゃん顔真っ赤！！」「お前も人のことは言えないのだよ！！」「んなこと知ってるよ！！！」「……っ」「し…知ってるけど………うん、素直に嬉しいわ…サンキュ、」「……急にしおらしくなるな、バカめ」「うん」

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「真ちゃんのこと好きすぎて頭おかしくなりそう」「おかしくなればいい」「……なあ、今のって口説き文句？」「好きに解釈すればいいのだよ」

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「お前はすでに俺のものだろう」「………」「………」「……真ちゃん」「今のはなしだ」「残念でしたばっちりボイスレコーダー回ってますぜ旦那ァ」「高尾ぉ！！！」

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「……はあ、明日はお前の誕生日だろう。「なぜ矛先が俺に向くのだよ」「だってよぉ～真ちゃんを丸ごと貰えないとなると、俺を丸ごと真ちゃんに貰ってもらうしかないなと思って。な、天才じゃね俺！？」「バカめ」「バカ！？」

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「あ、じゃあさ！」「？」「来年の真ちゃんの誕生日なんだけど！」「ああ」「俺が緑間家に婿入りしてやんよ！」「寝言は寝て言え」「はっはっは～手厳しい！」「非現実的な話は俺は好きではない」「だってよぉ～……」

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「…だが、譲歩して放課後はお前に付き合おう。約束する」「ん、約束。……へへっ」「…本当にこんなことでよかったのか？」「ばーか、俺にとって真ちゃんに時間もらえることがどんだけ貴重なことかお前わかってねーな？」「お前が俺に時間を割くのは当然のことだからな」「うっわー横暴！！」

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「……断るのだよ」「…」「俺たちにバスケがある以上、俺はどうしたってお前だけのものになることは叶わないし、逆もまた然りだ」「…ん」「……だが、だからこそ俺はお前を選んだのだよ」「……へっ。さすが俺の旦那様、わかってるねぇ」

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「いやいや、実際真ちゃんを独占ってなかなかできねえことよ？普段なんだかんだいって先輩たちによく絡まれるしね～お前」「俺以上に甘やかされているお前が何を言うのだよ」「あはは、確かに！……でもさ、緑間」「…」「だから明日は、俺だけのお前になってくれる？」

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「じゃ…じゃあ俺からのお願い！」「？」「今日一日…お前の時間を俺に頂戴！プレゼント代わりってことにしてやっからさ！」「……それは特別何かをするためか？」「あ？いや、う～ん…特に考えてねえけど……しいて言うなら真ちゃんを独占できるな～……なんて」「……それこそいまさらだがな」

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「おい、高尾」「あのホント頼むからこっち見んなマジで…っ」「……いまさら隠しても遅いのだよ」「っ…だ、だって今の流れはおかしいだろ！どこでそんな殺し文句覚えてくんのもう…っ」「先日黒子に勧められた文庫本に…」「あったのかよ！！」「冗談だ」「お前普段絶対冗談言わねえのにな！」

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「……え…っと」「…だから俺が何も用意できていなくても断じて俺のせいではない。断じてな」「…は、ははは…いやあ真ちゃん……マジさすがだわ…」「…？……高尾？」「…わり、今顔見せられる状態じゃねえわ。あっち向いてて」

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「……俺は」「うん？」「お前の過去を、知らない」「……ん？」「俺はお前の、今しか知らない」「いやうん、まあそりゃそうだわな…って真ちゃん？どったのマジで」「………思い浮かばなかったのだよ、今までお前が見聞きし、感じた世界を共有していない俺には……お前が、何を欲しているかなど」

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「なあなあ、もしかして誕生日プレゼントとか用意してくれちゃったりする！？」「…は？なぜ俺がお前に」「ですよね～…」「……」「いや、そんな考え込まなくていいって真ちゃん、冗談だし。いい年してプレゼントがどうだって騒いだりしねーよ？」

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「でも祝ってくれる気はあったんだ？」「……数日前に念を押されたからな」「ふ～ん？」「…何をにやけている、気持ち悪い」「へへへっ、今日の俺に真ちゃんのツンデレ攻撃は効きません！」「……意味が、わからないのだよ」

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「で、俺の誕生日まであと一時間。ってゆうか真ちゃんは今日が俺の誕生日だと思ってたんでしょ？もっと早くに言ってくれりゃあいいのに。部活の時間とか話す機会いっぱいあったじゃん」「……ふん、俺は公私混同はしない性質だ」「…ぶはっ！！公私混同って…っ！」「何を笑っているのだよ」

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「つーか意外だったわ……まさか真ちゃんに普通に祝ってもらえるとは思わなかった」「忘れろと言っている…！」「へへ、やーだ」「高尾！」「忘れるわけねーじゃん。俺、さっきの一言で今最高にハッピーよ？」「…っ」

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「……高尾」「ん～？なに？」「……………た、」「た？」「……誕生日」「え？あ、うん」「………おめで、とう」「……ん？」「……な、なんだ」「…え～っと……一応、まだ…なんだけど」「………は？」「だから俺の誕生日、あと一時間後」「……忘れろ」「真ちゃん」「忘れるのだよ！」