ICSS 20 (第20回情報通信システムセキュリティ研究会)
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VANETのためのランダムネットワーク符号化を用いた証明書失効リスト配布について
○山本泰資・松川智己(名工大)・廣友雅徳(佐賀大)・毛利公美(岐阜大)・白石善明(名工大)
1件目、名工大山本さんの「VANETのためのランダムネットワーク符号化を用いた証明書失効リスト配布について」 #icss20
2012-11-22 10:43:10VANET (Vehicular Ad-hoc Network)アプリは、交通事故や交通渋滞を減らす目的。データの信頼性のためPKIの電子署名を使う。CRL管理・配布が必要。配布ネットのリソース削減が課題。ランダムネットワーク符号化を用いてCRL配布方式を提案。 #icss20
2012-11-22 10:46:07質疑:DoS耐性は?→VANET自体?あるいは提案手法?→どちらでも→VANETでは、アプリレベルで、DoS検知したら遮断、という対策。 #icss20
2012-11-22 11:01:09質疑:配布失敗のケースって?→そもそも通信が届かないというケース→どれくらいの距離?→シミュレーションでは、75mの交差点で、そこに何個路側器を置いてとしており、一番多いケースでも受信できないものがあった。 #icss20
2012-11-22 11:04:36グレースケール多重化二次元コードとその応用
○古本啓祐・渡辺優平・森井昌克(神戸大)
概要:QRコード広く使われてるけどデータ容量が小さい。そこで多重化。グレースケースで多階調表現し密度向上を図る。従来QRコードリーダでも読め、かつ、新たに情報を埋め込むことが可能。 #icss20
2012-11-22 11:08:31質疑:通常デコーダと呼んでいるものはどこまでを含んでいる?→一般で言うアプリを言っています。→アプリによる依存はない?あとプリンタ依存性ってどれくらい?→印刷用紙の影響はあると思うが、まだやってない #icss20
2012-11-22 11:26:48質疑:共著者による補足。デコーダはアプリごとにアルゴリズムが異なる。印刷状態によって読み取り精度が変わるのはある。提案方式はそれも吸収するべく対応している。 #icss20
2012-11-22 11:28:15質疑:多重化するとき、多重化するデータとして出てくる模様に制限出たりする?→No #icss20
2012-11-22 11:29:43質疑:共著者からの補足。ICSSだから「情報ハイディング」という応用を示したが、もっとも強いモチベーションは、音声埋め込み。目が不自由な人向けとか。 #icss20
2012-11-22 11:32:05質疑:音声埋め込み、となるとどれくらいの容量が要求される?→ 容量の要求、というレベルの前に、多重化レベルを測ってより多く多重化できるかというトライをしている(金岡による意訳) #icss20
2012-11-22 11:33:50センサデータを収集し活用するサービスにおける利用者の安全性確保の考察
○麻生享路・後藤厚宏(情報セキュリティ大)
3件目、IISEC麻生さんの「センサデータを収集し活用するサービスにおける利用者の安全性確保の考察」 #icss20
2012-11-22 11:34:33概要:センサデータに注目が集まっている。センサデータをクラウドなど事業者に渡すケースではデータの扱いに十分な注意が必要。センサデータ収集・活用事業者がデータを扱い際に検討すべき点の俯瞰的考察をした。 #icss20
2012-11-22 11:37:02センサの所有者だけがセンサデータ測定対象となるわけではない。センサ所有者以外も利用者として使ってしまうケース。車、スマホ、スマートハウス。代理運転や、貸し借り、来訪など(金岡が意訳) #icss20
2012-11-22 11:40:47ふむふむ、個人情報(法律で保護された情報)とセンシティブな情報(人に知られたくない情報)という分け方をするのね。 #icss20
2012-11-22 11:43:01センサデータと他のデータの突き合わせで個人特定される恐れがある。例としてセンサデータの取得と、SNSのポストの突き合わせ。 #icss20
2012-11-22 11:45:00質疑:今後の方向性としてはどう行きたい?匿名化手法の提案?あるいは保護・活用の枠組み検討?→後者 #icss20
2012-11-22 11:53:39