第二回 空蝉の歌会 まとめ

第二回“空蝉の歌会”のまとめです。
0
ダイドコ @kifujin_no

@waikeita 一句ら寒くったって抱かれぬ明日へ一歩踏み出したんでしょうか #空蝉の歌会 #空蝉のロ

2012-11-24 00:25:13
チーズトースト @_urt

@waikeita 繰り返し脱いだ衣。今夜がもう最後。明日になったら凛と舞う蝶になっているんだ、という決意が見て取れました。 #空蝉の歌会 #空蝉のロ

2012-11-25 02:01:49
和伊啓太 @waikeita

@waikeita #空蝉の歌会 #空蝉のロ どこからどこまでが序詞で、何が導かれる言葉なのか、判断に難しいです。“うつせみの”を枕詞として読むかどうかも迷ひます。文語と口語が混ざつてゐるのも、必要以上に読解を難しくしてゐる要因でせう。

2012-11-25 17:25:07
和伊啓太 @waikeita

@waikeita #空蝉の歌会 #空蝉のロ “一夜一夜凍え重ねるうつせみの”が序詞で“抜け殻”に係つてゐるのでせうか。あへて独りで歩む道を選んだ少し寂しい決意のやうにも読めます。

2012-11-25 17:26:46
さくら @akebonosakura

@waikeita #空蝉の歌会 #空蝉のロ 「うつせみの」までが「抜け殻」にかかる序詞だと思います。心が冷えている相手に抜け殻となった身体すらもう抱かれない明日を選んだ、それが冬を深める今であっても、という、女性の決別と旅立ちの歌だと思います。 

2012-11-26 06:51:28
最終兵器深爪 @2nd_M_Stars

@waikeita 「うつせみの」は枕詞でしょうか。素敵です。序詞がどこまでなのか、可能性がたくさんある気がして読み手によって変わりますね。「凍え重ねる」がいい表現だなぁと思いました。 #空蝉の歌会 #空蝉のロ

2012-11-26 09:30:17
しづく @siduku_xxx

@waikeita うつせみの、までで抜け殻を導いて、抱かれぬを引き出しているという解釈をとりました。抱かれぬのとこから文語ですし。初句の字余りのところに力がはいっているのかな。振り切る力ってそうとう強いものですよね。 #空蝉の歌会 #空蝉のロ

2012-11-26 12:18:21
ささ @sstnkn

@waikeita #空蝉の歌会 #空蝉のロ 「うつせみの」を枕詞ととらえるのであれば、何にかかるのかを特定しなければならないが、今回は違うような気がする。うつせみ+の、であろう。「凍え」てしまうのに「抱かれぬ明日」を選ぶ覚悟がいさぎよい。

2012-11-26 15:49:00

#空蝉のハ 裏道の距離の短い時間さへ熱く眩しい灯火を消す

和伊啓太 @waikeita

@waikeita #空蝉の歌会 #空蝉のハ 裏道の距離の短い時間さへ熱く眩しい灯火を消す

2012-11-23 23:30:43
ダイドコ @kifujin_no

@waikeita 忍んで逢いに行くときの歌でしょうか熱く眩しい愛しい人なのかもしれません。 #空蝉の歌会 #空蝉のハ

2012-11-24 00:31:43
最終兵器深爪 @2nd_M_Stars

@waikeita 「裏道の距離の短い時間」というのが好きです。その短い時間さえ、眩しい灯火には耐えられないということでしょうか。 #空蝉の歌会 #空蝉のハ

2012-11-24 00:43:13
チーズトースト @_urt

@waikeita 何故灯火を消してしまうのだろうと気になっていたのですが、そうですね。裏道を使ってまで、少しでも早く会いたいという気持ち。でもそれは人に知られてはいけない――だから、そっと見つからぬよう消すのでしょうか。 #空蝉の歌会 #空蝉のハ

2012-11-25 01:49:21
和伊啓太 @waikeita

@waikeita #空蝉の歌会 #空蝉のハ “裏道の距離の”が序詞で“短い”に係つてゐますね。“時間さへ”“灯火を消す”のですから、とても消えやすい灯火なのでせう。“裏道”のイメージを出してからの“熱く眩しい灯火”ですから、希望のやうなものとも読めます。

2012-11-25 17:29:09
和伊啓太 @waikeita

@waikeita #空蝉の歌会 #空蝉のハ その“灯火”が消えるのは、灯し続けることができないからか役割を終へたからか、絶望か歓喜か両極に読めます。

2012-11-25 17:29:15
さくら @akebonosakura

@waikeita #空蝉の歌会 #空蝉のハ 「短い」までが「時間」にかかる序詞だと思います。世を忍ぶ行か、同伴相手にも忍ぶ思いを抱いての道のりか、「灯」は、想いの火でありましょう。裏道は必ずしも近道とは限らず、人目を忍ぶという意味もあります。

2012-11-26 06:52:23
しづく @siduku_xxx

@waikeita 裏道の距離の、までが短いを導いているのだけれど、裏道の距離と灯火が綺麗に響いていてすてきですね。灯火を消したのは消さなくてはならない理由があるから?"熱く眩しい"ものを消すことでなんだかかなしい方へ意識がいってしまう。 #空蝉の歌会 #空蝉のハ

2012-11-26 12:24:43
ささ @sstnkn

@waikeita 熱く眩しい灯火という言い回しに、なんとはなしにかなしみを感じる。発話主体にとって灯火は特別なものなのかもしれない。「裏道の距離の短い」が引き出した「時間」に儚さを感じる。序詞の使い方が言い過ぎず重ね過ぎずスマートだ。 #空蝉の歌会 #空蝉のハ

2012-11-28 22:13:16

#空蝉のニ うけらさく乳房のいろに赤を入れ生きて身を裂き出ずるのあらば

和伊啓太 @waikeita

@waikeita #空蝉の歌会 #空蝉のニ うけらさく乳房のいろに赤を入れ生きて身を裂き出ずるのあらば

2012-11-23 23:30:54
ダイドコ @kifujin_no

@waikeita 生きて身を裂きって痛そうですね出産のシーンかと思います。おっぱいもパンパンに張って赤く充血してきちゃうんですよね。。 #空蝉の歌会 #空蝉のニ

2012-11-24 00:42:22
和伊啓太 @waikeita

@waikeita #空蝉の歌会 #空蝉のニ “うけらさく乳房のいろに”が序詞で“赤を”を導いてゐるのでせうか。判断に迷ひますが、薄いピンクに咲くうけら(をけら)の花の色から序詞を作つたのでせう。うけらの一般的な白い花のイメージから徐々に濃くして赤に転じるのが面白いです。

2012-11-25 17:33:23
和伊啓太 @waikeita

@waikeita #空蝉の歌会 #空蝉のニ “生きて身を裂き出ずる”のは何か、自らの手を想定すると強烈な決意のやうにも読めます。激しい歌ですね。

2012-11-25 17:35:59
さくら @akebonosakura

@waikeita #空蝉の歌会 #空蝉のニ 「さく」までが序詞だと思います。うけらはなるほど乳房、というより、その中心部に似ています。「咲く」ではなく「さく」と記されたことで、「裂く」への覚悟のイントロとなっているように感じます。女性ならではの覚悟の表れの歌だと思います。

2012-11-26 06:53:24
最終兵器深爪 @2nd_M_Stars

@waikeita やはり「うけらさく乳房のいろに」が「赤」を呼んでいるのでしょう。赤を「入れ」というのが好きです。生命を強く感じます。臨場感を出すのが上手だなと思いました。 #空蝉の歌会 #空蝉のニ

2012-11-26 09:22:56