オモロシア:「JFEST」=日本のポップカルチャーを紹介する最大イベント@モスクワ
- suzutuki1980
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会場にはアニメ雑誌などを販売するコーナーもありました。 http://t.co/CecpJWkv
2012-12-02 10:48:25ちなみにこのイベント2日目の本日は、ロリータコンテスト、コスプレ大会、牧野由依さんコンサート、実写映画「るろうに剣心」の上映などです。
2012-12-02 11:54:00J-FESTはコスプレだけではありません。昨日は「リング」「らせん」で有名な作家の鈴木光司さんの講演もありました。どのような意図を持って小説を書いているか、などを語ってくれました。ロシアで今、最も人気のある日本人作家の一人です。 http://t.co/sCAh6wGG
2012-12-02 12:15:24ご存じの方もいるでしょうが、「リング」を書くきっかけは、まず「4人の男女が謎の死を遂げる」というお告げ?があり、それだと思って、論理的にどうやって死ぬのか考えていたとき、娘さんが何げなく机の上にビデオテープでこれだと。(続く) http://t.co/KBsnfBSs
2012-12-02 12:19:35「おかしなビデオを死ぬという設定にしようと思った。次に映像はどこから来たのか、というのを論理的に考えていった。そして念写を思いついた」と鈴木さん。小説にも表れているとおり、鈴木さんは非常に科学に精通しており、論理的思考はこういったところにも影響を受けている気がしました。
2012-12-02 12:22:26ホラー作品でやってはいけない2カ条というのが鈴木さんにはあるそうです。「一つは、残虐なシーンを出さない。それは人を怖がらせるのではなく、気持ち悪くさせるだけ」。「もう一つは、化け物を出さない。どうではなくて、読者一人一人が持っている想像力をフル活用する」と鈴木さん(続く)
2012-12-02 12:24:57文章は論理的に書くよう心がけているとのこと。「科学が好きだから、どんどんその要素を入れる。ホラーとはそもそも科学で説明できないものを言った。二つの要素は相性は悪かった。それをあえて一緒にすることで独特の怖さが生まれた」と鈴木さんは分析します。
2012-12-02 12:27:10これは意外だったのですが、鈴木さんがリングシリーズを書く上で、自らのテーマにしていたのが、「善と悪」だったそうです。「一つの善が別の善と一致するとは限らない。ならば、どんな地域、宗教にも当てはまる共通の善があるか考えた」(続く) http://t.co/XjfgPJWE
2012-12-02 12:31:47善悪を考える上で、まず鈴木さんは生命の歴史を土台に考えたそうです。「色々な種のつながりを示す『生命樹』を見たとき、生物にとっての善とは、多様性を維持することではないか、と思ったとのことです。逆に悪は、多様性を失わせること。画一的に、みんなが同じになること。
2012-12-02 12:38:51だからこそ、同じものが増殖するというセッティングにしたそうです。貞子3Dが最近上演され、人気を博したので、来年6月ごろには続編が出るそう。小説の執筆も進んでおり、貞子3Dの原作版は「S」と呼ばれ、映画の続編は「TIDE」という名前を予定しているようです。
2012-12-02 12:48:44ストーリー構成力を養ったのは、子供を寝かしつけるときにオリジナルの話をよくつくたところから来ているとか。暗がりで絵本の字が読めない、かといって電気を付けるわけにはいかない。そこで即興でストーリーを考え、頭の中に記憶した。
2012-12-02 12:57:15J-FESTイベントの前に、今日は朝から日本語能力試験の様子を取材してきました。ソ連時代は日本語を話せる人はインテリだったわけですが、今はアニメ、漫画などをきっかけに日本語学習を始める人が多く、人気のある外国語トップ3に入っているとか。詳しくは後ほど。
2012-12-02 18:10:32ただいまコスプレ大会は審査中。会場では間もなく声優の牧野由依さんのコンサートが始まります。
2012-12-02 20:17:56昨日モスクワであったJ-FEST2日目の模様をお伝えします。メーンは、ロシアコスプレ全国大会、ロリータショー。牧野由依 @yuiyui_makino さんのコンサートでした。まずはコスプレ。写真は司会者のセーラームーンとソニック http://t.co/BqkBFIRx
2012-12-03 20:51:04