【シューニャリアーナ享受論】時間が引き離していく距離を厭う【夜明け前より菜月色な】

最近読んでる本が進まないまま気持ち落ち込んで凶変一歩手前な悉若無です、みなさんこんにち。

まあ、久しぶりにこんな末部の落書きを書きます。
てかミアと麻衣の√がエロすぎて半ストレスというか、罪悪感が抜けなかった的なものが大半かもしれませんが。
なにはともあれ気楽に描いてみるテスト。

なっちゃんかわいいよなっちゃん。
…て言ってもはにはにでほなみんを見てないからかもしれませんけどね。
というのもそれもそのはず。なっちゃんがどうして人気投票で上位を獲得できなかったか、というのはおおかた予測がつくのです。

…判子絵と言われていまやもう久しいのかな～。
僕はそうは思いませんが、どうやら一般にはべっかんこうさんの描くキャラクターは似通うことが多いらしいのですね。
んでもって、オーガストが描くキャラも被るキャラが多いからなおさらなんだとかなんとか。
で、彼女も同じくその認識下で比較対象がいる…らしいのです。
これがほなみん。
月は東に日は西に、というひとつ前の作品におけるサブヒロインとの重複点が多く、プロフィール差が結構印象の差になっているそう。
・・・料理も完璧なほなみんと、料理カーボｎななっちゃん、という…まあ、何とも不遇な認識ですよねコレ。

ただ、此の事は良い面ももたらしている。なんと彼女、菜月はキャラ投票において、2位票の総数はベストを飾っているんです。
つまり、フィーナと麻衣を除くと一番手にくるのはダントツ菜月だった、という人がたくさんいたという事。
彼女の良い所は、たとえ被るプロフの子がいたとしてもちゃんと評価されている、というポイントになってるのかな、とか思ってました。

つまりこういう事。
ほなみんの持つ良さと同じところが、彼女にあること。彼女がほなみんとどこかしら似てる事。これが、キャラの重複というリスクと同時に、菜月というキャラクターへの愛着の原因としてもちゃんと働いてた、という二面性があるのか、というあたり。

その点、僕ははにはに遊んでおらず、そもエロゲ初がけよりなっていうのもあるから、その点でも彼女へのポイントはそれ以前より大きいように観じているようです。
享受て難しいんですよね(笑)
差異が生まれる。だから差異が疎外を生む。その疎外という異なる他者を全部取り込んで享受を理論家出来るのかと。
・・・まあ、疎外が生まれなければ理論じゃない的なところも・・・なくはないんですが。
そういう時、なっちゃんの存在はキャラ認識の享受論にてかなり重要な位置にいるとみていいようです。
はなしは変わって。菜月ちゃん。
彼女はなにより、誰が相手でも気さくに接して、頼まれごとは嫌を言わず喜んで手伝ってくれる。不器用だけど、一途な気持に一所懸命なところがやっぱり、癒しというか。
受験がせまり、多分順調に合格する。けれど、受かったら遠くに行ってしまう。だから、一秒でもいいから、ひと肌でも多く、彼と触れていたい気持ち。びしょ濡れで帰った後タオル激しくごしごしするシーンが出てきましたけど、僕はあのシーンがかなり好きですね(あそこブラックアウトしてたけどＣＧ1枚有ってよかったぞ正直)。
「達哉は風邪ひくと重症になるから」
「そうなの？」「そーなのっ」
↑この感じに暖かさを憶えましたよもー。
幼馴染だからこそ、相手のことは一番良く知ってる。だから、今自分に残されてる時間を、どうしたら彼に使えるのだろう、と避けられない別れを前に焦っている様子が非常に可愛らしかった。切ないよね…うん。

フィーナさんの想いの切なさ考えると…うう、達哉、キミはシアワセに挟まれながら結構苦しくなってよかったんやぞー。アンタ結構優しい人やもん。
そういや、ピアキャロだと各キャラクター同士で彼氏の取り合い的なのも生まれるとか聞いたことがある。
シャッフルもそういう取り合いが物語の中核だったよね。
アニメでは確か亜紗√だった…はずだけど(違ったらゴメン)。
・・・そう考えると、猶更「恋愛ゲーってなんやろ」って思ってしまいます。こんだけ想ってる人いたら取り合っても仕方ないよね、っていうのがある。
一方で、「取り合い」自体が「物語要素」(所謂ストーリーのデータベース)として様式化していることに比べれば、それが無いという事も悪いとはいえない。
…脱臼された性別性とかなんでもいいんですが、改まって、恋とは何ぞや、という問いすらも、ちょっぴり考えたくなっちゃうものです。

まあ、間違いなく合格通知届くのでしょうが、夏休みを控え、残された時間はあとわずか。彼女は、達哉に想いをどのように伝えていくのか。温かーく見守っていきたいと思ってます。