7周年デート

Kaju☁️ @yesungxxx

撮影は大きな公園で行われた。移動中からピッタリとそばにいて気を遣ってくれるドンヘ。慣れない現場に緊張していると、ドンへが背中にそっとくっついてきた。 『カメラ意識しないでいいから…デート中は…俺だけ見て？』 「わかった…ドンヘ、ありがと…」 #7周年デート 26 #SJで妄想

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撮影が始まる。ちょっとずつポーズを変えながら。 ドンへはこんなタダの一ファンに…どうしてこんなに優しいんだろうね。 『…ん？』 私が何か言いたいってことをわかってくれて、待ってくれる。日本語とハングルと英語のチャンポンで一生懸命伝えた。 #7周年デート 27 #SJで妄想

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「私達いつもいってるの。どんぺろはやさしくて、カッコ良くて、でも、ヌけてて可愛いって…」 『どん…ぺろ？』 「あ、ゴメンw 愛称ねw」 『俺は…寂しがりやだから…ヒョン達やえるぷ達に支えられてる…だからヌナにもありがとうって気持ち…』 #7周年デート 28 #SJで妄想

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「ドンへ～」涙ぐみそう…思わずドンへをハグしてしまう。 (いまのポーズは他の子がヤキモチ焼いちゃうからNGね～) カメラマンが叫んできた。二人で顔を見合わせて笑う。 『…ところで…ヌナは…本当は誰ペンなの？』気を遣わせた？なんて言おう…。 #7周年デート 29 #SJで妄想

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『…でもいまはデート中だから…俺のことだけ見て…』「見てるよ！ かっこよくてクラクラ…」『ほんと？嬉しいな…』肩を引き寄せられて今度はドンへから抱きしめてきた。スタッフがまた？という顔をしてたけど。撮影は無事終わり、それぞれ解散となった… #7周年デート 30 #SJで妄想

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『この後、ヌナ、予定ある？』 「ないよ…みんなが帰ってくるの待ってから夕飯でも行こうかなって」 『俺は雑誌の取材があるけど、すぐ終わるから、夜一緒に食べない？』 「えー‼‼ そんな…いいの？」 よくしてもらいすぎだよ…どんぺろ〜。 #7周年デート 31 #SJで妄想

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どんぺろぺんの子いたかなぁ…一緒に来てもいいかしら… 『うん！じゃ、決まり♡ あ、でも広がりすぎるとマズイから、誰にも言わないでヌナ1人だけだよ…』 あ…ま、そうだわね。 夕方、スターシティモールで待ち合わせと言ってドンへは出かけていった。 #7周年デート 32 #SJで妄想

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スターシティモールは初めての場所だったけど、駅からすぐで迷わずに済んだ。こんな目立つ場所大丈夫なの？ 『ヌナ！』ドンへはサングラスをかけただけで普段通り。ステージでのオーラは消してる⁈ 「そっか…貴方は普通の人の生活もできる人なんだね…」#7周年デート 33 #SJで妄想

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ドンへは行くよと自然に手を差し出してきた。ドキッとした。瞬間、イェソンの顔が浮かんだ。ドンへに言わなきゃ。昼間答えないままだったし、ドンへに甘えすぎだ…。「あ、あのドンへ？ 私ね…」『知ってるよ…イェソンヒョンのペン…だよね？』どんぺろ… #7周年デート 34 #SJで妄想

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『第3希望だろ？』 「な！‼ いま第2だしdrdrだし…」 『冗談。誰ペンでもいい。昼間俺をシアワセにしてくれたから…その御礼』 ドンへの表情を見ていると、本当にそう思ってくれているんだなぁって…。こっちのほうがシアワセもらってる。#7周年デート 35 #SJで妄想

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『ここのテイクアウト結構美味しいのあるんだ。それ買って、ヒョンのカフェに差し入れに行こうと思うんだけど…このプランどう？』「！」みるみるドンへの顔がくもってよく見えなくなってくる…彼のプランも嬉しいけどそれよりその気持ちが嬉しくて…。 #7周年デート 36 #SJで妄想

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美味しそうな韓国料理とベトナム料理のテイクアウトを調達して、ドンへの車に乗せてもらってカフェに向かった。 「ドンへ、運転上手。かっこいい…」 『…もうすぐもっとかっこいい人と逢えるよ、ヌナ』 「そうだ！ あ〜んどうしよう〜どんぺろ〜」 #7周年デート 37 #SJで妄想

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『…ちぇ、ヌナのいまの顔、今日見た中で一番可愛い…悔しいな…』照れて何も言えなくなっちゃう。 『…俺らいつも写真に取られたり、キャーキャー言われたり多いくて… ありがたいことなんだけど、ゆっくり話を聞きたい、聞いてもらいたいと思ってる』 #7周年デート 38 #SJで妄想

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『ヌナはそれをさせてくれる人…』「そう？」『そうだよ…』ドンへにそう言ってもらって落ち着いてきた。 イェソンの新しいカフェは白壁と木でできたオシャレな印象だった。 『着いたよ…オープンに向けて毎日深夜まで準備してる。だいぶ疲れてると思う』 #7周年デート 39 #SJで妄想

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そうなんだ…よくあげてくれるセルカではそんな疲れは微塵も見せないのに…。 『ヒョ〜ン！ 来たよ〜』わ、心の準備が！ ドンへの後についてMouseRabbitに入る。まだ新しい木の匂いがする。 『おぅ、よく来たな』 イェソンが奥から出てきた。 #7周年デート 40 #SJで妄想

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イェソンが視界に入った。 あっ… …二人が慌ててハンカチを取り出してそばに寄ってくる…？ 涙が知らないうちにぽろぽろと零れて…二人は私を囲むようにして心配してくれた。ドンへがまだ話せない私の代わりに説明してくれる。 #7周年デート 41 #SJで妄想

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『電話でもちょっと話したけど、ヌナ、ヒョンの大ファンで…びっくりしちゃったみたい』私がふんふん頷いたのを見て笑う二人。 「ご、ごめん…なさい。わ、わたしイェソンssiに会えて、びっくりして、うれしくて…」 『こっちこそ、わざわざありがとう』#7周年デート 42 #SJで妄想

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『差し入れ？みんなにも？』 みんな喜ぶよとスタッフにまず運んで行く。みんながドンへと私に御礼を言ってくれる。 『俺たちは下で食べようか。 内装かわいくできたんだ』 『いいね！あ、ヒョン、俺、車駐車場に入れてくるわ。そこに路駐してるから…』 #7周年デート 43 #SJで妄想

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ドンへは駐車場を教えてもらいでて行った。 『支度しておきましょうか』 「私やります」 『俺は飲み物用意しますね。ヌナは…何がいいですか？』 「あの、丁寧語やめませんか？ドンへもそうしてくれたし…」 『…わかった…ヌナ…これ運んでくれる？』 #7周年デート 44 #SJで妄想

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「はい！」 二人で下のフロアに行くとそこは、韓屋カフェのような靴を脱いでくつろげる場所。 「わぁ。素敵…」『本当？』「好き好き♡ これ、兄さんのアイデア？」『兄さん…？』「あ、イェソン？ジョンウン？なんて…」『好きに呼んでいいよ…』 #7周年デート 45 #SJで妄想

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飲み物持ってくると言って席を立ったイェソンが戻ってきた。 「ジョンウン…て呼んでいい？」 『ん…でも、なぜそれを選んだ？』 「…いまここにいるあなたは、ジョンウンとイェソンのどっち？ 両方じゃない？」 『そう…か？』 #7周年デート 46 #SJで妄想

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「いま私に会ってくれてるのはイェソンペンだからでしょう？ でもここはステージじゃない…だから、ジョンウンに会ってる…って思いたかったからかな」『ふ…ん、ドンへが言ってた通りか…』「なに？」 『ヌナは…ちょっと変わってるって…』どういうこと⁉ #7周年デート 47 #sjで妄想

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変わってる人に変わってるって言われたし… 『ヌナ、変な顔しない』ケタケタ笑うイェソン。 「だってぇ…」 『変な意味じゃないよ…』ドキッ…急に真顔… 『普通に話ができる人って言ってたけど…』そうみたいだね…と言って私のことをじっと見つめてくる。 #7周年デート 48 #sjで妄想

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「あ、それはども…」ぷっと吹き出してケタケタまた笑い出す。 …わっ、これ、兄さんのいつもの笑い方…ホンモノだ…。大好き♡ 『食べていい？おなかすいた』 「あ、もちろん。…ドンヘ遅いね？遠いの？駐車場」 『…来ないだろ？』「え？ どうして？」 #7周年デート 49 #sjで妄想

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『ヌナのために…』 二人きりにしてくれるため…？そんなぁ…ドンへ…。 どんぺろの眉尻の下がった少し寂しそうな笑顔が思い浮かぶ。 俺、寂しがりやだから… 「私、探してくる！」 立ち上がろうとする私の腕が掴まれる。 『行かなくていい』 #7周年デート 50 #sjで妄想