日本のミステリ、海外で人気があるのはどの作品? (2009年 韓国編)
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@air_mys_ken 参加者111名×各自10点で、点数は総計1110点。そして対象になるのは2009年1月から12月までに韓国語版が刊行された日本の「広義の」ミステリです。
2010-08-16 20:29:44「どの作品がベスト20にランクインしなかったのか」を知りたい方はこちら http://tinyurl.com/27qwpyb をどうぞ。(範囲が1ヶ月ずれますが)前年12月から2009年11月までの1年間に韓国で刊行された日本ミステリの全リスト(98作品)です。
2010-08-16 20:30:32@amuchan01 拝見してきました。確かにあのラインナップで『生ける屍の死』があの位置なのは、なんか不思議ですねえ。島荘作品が『斜め屋敷』というのも。
2010-08-16 21:10:25@amuchan01 韓国で人気の作品、本格は少なそうですよね。たとえば2009年は有栖川有栖の『46番目の密室』、『絶叫城殺人事件』や貫井徳郎の失踪、誘拐、殺人症候群も刊行されてるんですが、ランキングには入ってない。
2010-08-16 21:15:19@Colorless_Ideas それを聞くと『生ける屍の死』は何故ここまで健闘してるのか不思議ですね……。私、気になります。
2010-08-16 21:22:13@amuchan01 実際はその韓国のサイトには56位まで、つまり投票した111人が挙げた全作品が並べられているんですが、有栖川作品と貫井作品は1冊も入っていませんでした…。さすがにこれは衝撃…。日本の本格勢、韓国に進出するなら、ちゃんとプロモーションをやらないとまずいですね。
2010-08-16 21:25:35@amuchan01 英米の本格ミステリが韓国ではどういう位置付けかにもよりますが、『生ける屍の死』は英米本格の雰囲気があるのが関係するのかも、などと妄想しています。
2010-08-16 21:26:52@Scheherasade こんにちは。togetterでまとめたランキングですが、島田荘司作品で「斜め屋敷」が選ばれているのは、単純にその年(2009年)に刊行された島田作品が斜め屋敷しかなかったということです。オールタイムベストという訳ではないので…。
2010-08-16 21:29:50@Colorless_Ideas はじめまして。事情は了解しました、なるほど。しかし、『生ける屍の死』や『斜め屋敷』を今から読める韓国のミステリファンが羨ましいなあと。
2010-08-16 21:33:57@Scheherasade 『生ける屍』の持つ英米本格の雰囲気という理由は大きそうですね。『斜め屋敷』もそんな感じありますし。加えて両者とも破天荒な設定とトリックがあり、そこが韓国の読者にも受け入れられているのかも。
2010-08-16 21:39:47韓国で人気の日本のミステリランキング(2009年) http://togetter.com/li/42475 、『虚無への供物』も2009年刊行だったんですが、ベスト20に入ってないですね。確認すると、29位でした。むむむ…。
2010-08-16 21:18:01.@Colorless_Ideas 興味深い情報ありがとうございます。実は私もたまに http://www.howmystery.com/ のフォーラムをのぞいたりしているのですが、そちらでも『告白』は話題作、『生ける屍の死』は高く評価され、『向日葵~』などは評価が割れてますね。
2010-08-16 21:57:24@youmoutei そのサイト( http://www.howmystery.com/ )は全然目を通していませんでした。SAKATAMさんも、海外での動向について目を光らせているんですね。面白い情報があったらぜひtwitter上で教えてくださいね!
2010-08-16 23:01:20@Colorless_Ideas ちょっと縁があってたまに目を通しています(Excite翻訳で)が、こちらでも日本語のミステリを読んでレビューしている人がいたりして、なかなか面白いです。例えば、『六枚のとんかつ』のレビューとかw→ http://bit.ly/bysU1T
2010-08-16 23:12:14@youmoutei おお、これは興味深い。『六枚のとんかつ』、それなりに気に入ってもらえたようですね、ほっとしました(笑) わざわざ外国語で読んで駄作だったら、憤慨は数百倍にもなるでしょうから(笑)
2010-08-16 23:20:48出版社について。ベスト3作品すべて(『告白』、『警官の血』、『私が殺した少女』)と、『巷説百物語』(8位)などを刊行したのは @vichebook 。最近では『首無の如き祟るもの』を刊行している。サイトはこちら http://cafe.naver.com/vichebooks
2010-08-17 21:00:42『生ける屍の死』(5位)や『斜め屋敷の犯罪』(13位)、今年になってからは『亜愛一郎の狼狽』などを刊行しているのがSigongsa 。サイトはこちら http://www.sigongsa.com/Main.do?action=getBookIndex
2010-08-17 21:01:48ほかに、今年に入ってから米澤穂信・北山猛邦・道尾秀介らの作品を刊行している鶴山文化社のレーベルBook Holic( @bookholic_1 )などがある。 サイトは http://www.ibookholic.com/ 、 http://tinyurl.com/2buhh94
2010-08-17 21:02:19翻訳者について。『告白』(1位)、『警官の血』(2位)、『生ける屍の死』(5位)を翻訳したのは同一人物で、キム・ソニョンという翻訳家の方。1979年生まれで、日本の推理作家でいえば北山猛邦や詠坂雄二と同い年の若手の翻訳家さん http://tinyurl.com/2c7zofc
2010-08-17 21:03:28日本の作品が多く翻訳されている韓国とは対照的に、日本では韓国のミステリ作品は数えるほどしか翻訳されていませんが、今後、双方のミステリ小説界の交流が深まり、ますますの発展をしていけることを願っております。
2010-08-17 23:01:52