牡丹とバカ

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★冨岡 竜郎★ @TATSURO_TOMIOCA

おそらく、間もなく起こる“リアル昼ドラ状態”に僕はタイトルをつけようと思う。 『牡丹とバカ』w (*≧∀≦)ゞ傍観者万歳でありましゅw!!

2012-12-04 18:28:42
★冨岡 竜郎★ @TATSURO_TOMIOCA

彼の名は棘雄(29仮名)。都内在住。平日は朝から晩まで働き休日には愛車のクラウン(黒)で実家に帰省するか原宿にある行きつけのセレクトショップに足を運ぶ。 そう。お金の使い道が全て自分のモノだけのいわゆる“独身貴族”。 これが1,209,600秒の恋愛数日前w (続)#牡丹とバカ

2012-12-05 00:36:21
★冨岡 竜郎★ @TATSURO_TOMIOCA

棘雄が週末に実家、茨城に帰省する理由は… ①都内に気心しれた仲間がいない ②運転が好き ③帰省が苦ではない ④地元の仲間が好き ⑤とにかく好き 1人の時間は大事、独りにされるのはホントムリ。コレが棘雄の脳内行動理念に見えているうちはまだよかった…。(続)#牡丹とバカ

2012-12-05 21:12:54
★冨岡 竜郎★ @TATSURO_TOMIOCA

棘雄は地元の友人夫婦が月一で開催するホームパーティーには必ず参加し買出しや準備、参加者の子供の面倒見もよく、友人からの信頼も熱いうえにルックスも悪くないといった“好条件独身男子”であることは誰の目にも明らか。ただ欠点?を挙げるなら棘雄は…。 やたら声がデカい…(続) #牡丹とバカ

2012-12-07 12:31:39
★冨岡 竜郎★ @TATSURO_TOMIOCA

少し時間は遡り今年の春。棘雄はそのホームパーティーの参加者であるM子に惚れる。M子は小柄で天真爛漫、人当たりもよくルックスも可愛い女性。第一印象でモテるレベルのコと言えばスペックの想像はつくだろう。 しかし、棘雄がM子に思いを告げるには時間が足りなかった…。(続)#牡丹とバカ

2012-12-10 12:28:01
★冨岡 竜郎★ @TATSURO_TOMIOCA

【速報】まだ第一章も終わってないのにリアルタイムでは第三章が幕開けしそうw 乞うご期待w!! (*≧∀≦)ゞ #牡丹とバカ

2012-12-10 18:18:31
★冨岡 竜郎★ @TATSURO_TOMIOCA

語学留学。M子はこの夏、単身渡米が決まっていたのだ。帰国の時期も未定。 それでも棘雄は諦める事なく渡米の送別会まで彼女に対して紳士的にアピールを続けた。M子『みんな遊びに来てね!!』社交辞令半分、本気半分。棘雄の頭の中では既に120%後者の思考回路が動き始める…(続)牡丹とバカ

2012-12-11 12:23:57
★冨岡 竜郎★ @TATSURO_TOMIOCA

【棘雄あるある】イライラすると黙る/変なとこ几帳面/一人は好き/独りは嫌い/素直じゃない/時間にルーズ/負けず嫌い/人のために無理して頑張るのが好き/好きな物には超一途/他の物には興味なし/ネガティブ連鎖が止まらない #牡丹とバカw

2012-12-11 17:22:12
★冨岡 竜郎★ @TATSURO_TOMIOCA

M子が渡米して数週間後2人も渡米した。現地では想像を遥かに超えた素晴らしい景色、亡くなったロックスターのお墓参り、様々な異文化に触れたと合って、2人の帰国当日に行われたホームパーティーでは2人の仲がかなり深まっている事は誰の目にも明らかであった。更に意外な事に…(続)牡丹とバカ

2012-12-13 12:25:13
★冨岡 竜郎★ @TATSURO_TOMIOCA

その送別会で棘雄と小山君が後日M子の所に遊びに行く事なった。この小山君。身長はないもののまぁモテる独身貴族で、とにかくマイペース。性格も穏やか。この時実はM子が密かに思いを寄せていた説もあっただけにその旅行企画が決まった時、皆悪代官と越後屋の様に顔を見合わせたw(続)#牡丹とバカ

2012-12-12 12:32:04
@syunspg

続きがきになるでしゅ。 #牡丹とバカ

2012-12-13 12:35:01
★冨岡 竜郎★ @TATSURO_TOMIOCA

棘雄はこの旅行を機にM子への恋心を引いた様にみえた。ムリもない。日本と米国。仮に2人が交際して帰国してきたとしても続く訳がない。棘雄としても気持ちにケジメをつけるためにダメもとで告白するような事はしないタイプ。コレが序章であった事はこの時誰も知る由もなかった…。(続)牡丹とバカ

2012-12-14 12:33:30
★冨岡 竜郎★ @TATSURO_TOMIOCA

時が経ち。ヒグラシから鈴虫へと季節が変わり始めると独身達は出会いを求める。何故なら一年のウチで最も独りで過ごしたくない聖なる夜。クリスマスが控えているからだ。 そんな時、例のホームパーティーでMル君が合コンの誘いを受ける。僕と小山君、損田君、そして棘雄が招集される(続)牡丹とバカ

2012-12-17 12:45:15
★冨岡 竜郎★ @TATSURO_TOMIOCA

合コンの数週間前。僕とMル君が都内に住む友人らと浅草にいた時偶然、友人夫婦、E香、小山、棘雄と合流した。そこにもう1人知らない女性がいた。E香『今度の合コンに来る“牡丹”だよ!おっぱい大っきいでしょw!!』僕らはこの紹介よりも先に説明して欲しい熱視線を感じていた(続)#牡丹とバカ

2012-12-18 12:34:03
★冨岡 竜郎★ @TATSURO_TOMIOCA

いつもは輪の中心で騒いでいる彼がその日はやけにクール。材料は他にもあった友人夫婦の順とM美。とにかく隠し事が出来ない素直な夫婦で、なにかに察してほしそうな態度。この時の僕の見解はこうだ『棘雄は牡丹に惚れてるから、格好つけている』事態はそんな生ぬるい事ではなかった(続)#牡丹とバカ

2012-12-20 12:23:11
★冨岡 竜郎★ @TATSURO_TOMIOCA

棘雄が牡丹狙いなら邪魔はしまいと望んだ合コン当日。E香と牡丹と同僚2人、更に既婚者のM美も加わり一応5対5の合コンが始まった。ここから今まで布石にしてきたモノが全て繋がりだし、それがこの場にいる全員を巻き込む事になる。まずこの日彼が遅れて来たのは言うまでもない。(続)#牡丹とバカ

2012-12-21 12:27:31
@syunspg

果たして棘雄は世界を救えるのか⁉ #牡丹とバカ

2012-12-21 12:48:03
★冨岡 竜郎★ @TATSURO_TOMIOCA

【次回予告】冷やかし程度で望んだE香主催の合コン。今だ“真相”を把握しきれていない僕に容赦無く襲いかかる棘雄の熱視線をモロに受け困惑の海に突き落とされる。次週、Twitter小説“牡丹とバカ”『決戦、つくば天久保合コン』来週もサービス!サービスゥ!#牡丹とバカ

2012-12-21 12:48:43
★冨岡 竜郎★ @TATSURO_TOMIOCA

“状況”を知り場の盛り上げに徹するM美とE香。しかし棘雄に話かけると突き放すような返事と態度。隣で見ていて『コイツ何がしたいんだ⁉棘雄の為に牡丹が隣になるよう席を開けておいたのに目も合わせようとしないなんてウブにも程があるだろw』僕が“状況”理解するまで後5時間(続)#牡丹とバカ

2012-12-24 12:33:01
★冨岡 竜郎★ @TATSURO_TOMIOCA

各自席替えなどして会話していると既婚者M美と彼氏持ちE香が何を思ったか全員に誰がタイプかを個別に呼び出し聞きだした。ずっと席を動かない棘雄もいる4人テーブル。僕の番になりウブなリアクション見たさに牡丹と答えた時棘雄がウニに見えた。僕が“状況”理解するまで後4時間(続)#牡丹とバカ

2012-12-25 12:33:38
★冨岡 竜郎★ @TATSURO_TOMIOCA

とてもウブな片思いなんてレベルでない一瞬の視線とM美の『…。牡丹モテるよねー』の間で僕が聞かされていない事態が既に起きている事にやっと気付き席を離れた。一軒目を出て二軒目に向かう途中店を決める間、棘雄は1人タバコを買いにいった…。僕が“状況”理解するまで後3時間(続)#牡丹とバカ

2012-12-26 12:33:32
@syunspg

月~金のランチタイムに更新されます #牡丹とバカ

2012-12-26 12:38:42
★冨岡 竜郎★ @TATSURO_TOMIOCA

二軒目が決まりMルとM美が血相を変えて場所を知らない棘雄を迎えに行った。棘雄『帰りてぇ。』“状況”を知ったMル『そういう事なら辛いだろうし帰ったら⁉』棘雄『…。やっぱ行くわー』5才児並の天邪鬼な態度に何も返す言葉がなかったという。僕が“状況”理解するまで後2時間(続)#牡丹とバカ

2012-12-27 12:33:37