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【黄笠のターン】国の警備兵だった笠松は、度々行われる王子の脱走につきっきりで説教をし、何事もなかったように王子を無事に部屋まで送ることを繰り返していた。やがて王子は自分を叱ってくれる一警備兵を大層気に入り傍におくことを命じる。そしてやがて秘密裏に行われる夜伽。逆らえない笠松。
2012-12-29 00:50:10![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
しかし次第に王子の真摯な恋心に気づき、駄目だと分かっていても惹かれていく。想いは結ばれ、一警備兵として、恋人として王子を護る幸せな日々が続く。そんなある日、他国との良好な結託のために王子は他国の見知らぬ姫と結婚させられる。それでも夜伽は続いていた。
2012-12-29 00:56:43![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
夫である王子が振り向いてくれないと怒り心頭の姫は密偵に王子の見張りをさせる。一警備兵である笠松はそれを察し王子と距離をとる。その事を嫌われたと勘違いした王子はなりふり構わず笠松を押し倒す。それは当然密偵に見つかり、ふしだらな一兵卒が私達の縁を遮りましているのです。と国王へ報告する
2012-12-29 01:02:31![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
(主語抜けた…)笠松はもう二度と会えないように、と目隠しをされ森の中に棄てられる。失恋。別れるが運命だと分かっていても自分のせいで恋人が追放されると分かった王子のショックを隠せない顔と溢れる涙を見て罪悪感に囚われ、森の中で人知れず死んでいくのが償いだ、とただひたすら泣く日々を送る
2012-12-29 01:08:12