眼鏡記者とゾンビ街

柳谷まこと @yana_tani

ジャーヴィス・コルビン　愛称「ジャー」 http://t.co/5pmPACdR

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柳谷まこと @yana_tani

【ジャーヴィス・最後の日常】http://t.co/pK50VjIE

柳谷まこと @yana_tani

@world_end_lost 「あ、咲羽藍さん？今ちょっといいですか？」ごそごそ音させながら電話かけました

柚乃＠ぞんさば @world_end_lost

@yana_tani ピッ「はーい、大丈夫ですよ。ジャーさん今日はどちらですか？」キャラメルマキアートをずずっと啜りながら答えています。周辺の音が静かなので室内のようです。

柳谷まこと @yana_tani

@world_end_lost 「あーよかった。僕は病院前ですよ。えっと…いきなりですけど、『あの街』に戻ることは可能なんですか？」

柚乃＠ぞんさば @world_end_lost

@yana_tani 「それは急なお話ですね」んーと少し考える声をさせてから彼女は語る。「結論から言えば、可能だと思いますよ。ちょっとジャーさんの個人情報にアクセスしてきます。ちょっとお待ちをっと……」スマートフォンを耳に当てたまま、化粧ポーチからコンパクトを出す。→

柚乃＠ぞんさば @world_end_lost

@yana_tani 化粧品と思われるコンパクトはモニターを映し出して、暗証番号を請求した。そっと認証させて、咲羽藍がモニターに呟きかける。「あーあった。ジャーヴィス・コルビンさんって、仰るんですね。”一応”、封鎖区画の侵入手続きは可能です。それにしても、何をしに行くんですか？」

柳谷まこと @yana_tani

@world_end_lost 「こ、個人情報にアクセスできるんですか…」変な汗が出るのを感じつつ、「…一応、探し人が1人、いや、2人かな…。あの街にいる間は会えなかったし、多分まだいるはずなんです」「それで、手続きってどうしたらいいですか？」

柚乃＠ぞんさば @world_end_lost

@yana_tani あはは、と笑って彼女は応える。「ジャーさん、”神隠しリスト”に載ってましたから。私の権限だとそれ位かなぁ。探し人のお名前も検索掛ける必要ありますか？　あとは、軍部に入場パス申請しておくだけですから、こっちでやっておきますよ」

柳谷まこと @yana_tani

@world_end_lost 「か、神隠しですか…」苦笑いして答える。「…いえ、大丈夫です。なんかすみません、手間をかけて。手続き、時間かかりますか？…あと」ちょっと言いにくそうにして、「…その、理央さんがもし行くって言い出したら、手続きすれば行けるんでしょうか」

柚乃＠ぞんさば @world_end_lost

@yana_tani 「ん……リオさんが？　難しいんじゃないですかね」カチリ、と音が聴こえる。咲羽藍の目の前には【脱出者リスト】と書かれた文字。そこから、彼女はジャーヴィス・コルビンの名前を削除した。「リオさん、侵入者リスト入ってますし。別人にでも成り済まさないと難しいですね」

柳谷まこと @yana_tani

@world_end_lost 「別人、ですか」ふー、と息つき。「分かりました。いえ、…ありがとうございます、かな」ぽりぽり頭掻き、「ちょっと挨拶してから行こうと思うんですけど、行く時はまた連絡いれたらいいですか？」

柚乃＠ぞんさば @world_end_lost

@yana_tani 「そうですね、迎えを準備しますので、お好きな時に言って下さい」それにしてもと咲羽藍は続ける。「リオさんを連れて行きたいってコトですか？　正直に言えば、大人の判断には見えませんよ」しっかり、釘を刺した。「だからこれは独り言です」彼女は声を潜めた。→

柚乃＠ぞんさば @world_end_lost

@yana_tani 「別人に成り済ましたとしても、身分証明が出来なければ一般人として入場規制出来ません。身分が証明出来てなおかつ、”違う名前”を名乗れるなら。それが出来る別の人物と共に潜り込めるというのなら。可能と言えば可能でしょうね。私が、別の名前を持つみたいに」→

柚乃＠ぞんさば @world_end_lost

@yana_tani 「聞き流して下さいね。私は何も、推奨はしてませんから。そりゃあ……兄に会いたくないわけじゃありませんけれど。それじゃ、私はこの辺で」

柳谷まこと @yana_tani

コルビン妻怖すぎて震える（ジャーが

柳谷まこと @yana_tani

@world_end_lost 「ヤマトさーん！！」ぶんぶん両手ふってジャーが声かけました

柚乃＠ぞんさば @world_end_lost

@yana_tani 「おーっす、ジャー今日も見舞いっすかー？」カルテで自分の肩をトントンとたたくようにしてへらりと笑っている。

柳谷まこと @yana_tani

@world_end_lost くす、と笑い、「もうお見舞いは終わったんですよ、今、ちょっといいですか？」ぎゅ、と首から下げたカメラ握り、「…あの街に戻ります。挨拶しておこうって思って」

柚乃＠ぞんさば @world_end_lost

@yana_tani カメラを見て、目を細める。気紛れな彼にはたまに見受けられる表情だが、思考は見通せない。「いいもん見れる街でもねぇっすよ」決めた事に気遣いは無用だが、”何処に居ても変わらない”と知る彼はへらりとまた笑った。「めーこに怒られて奥さんに離婚届だされんなっすよ」

柳谷まこと @yana_tani

@world_end_lost あはは、と笑う。「いや、大丈夫だよ。まぁ…妻には愛想つかされてるかもしれないけど」ぽりぽりと頬をかき、「…リオさんのこと、よろしくお願いします」「彼女が何か言い出した時は、力になってあげて欲しいんだ」表情が苦笑いに変わる。「…言い出したら、ね」

柚乃＠ぞんさば @world_end_lost

@yana_tani 「患者が暴れ出す手伝い以外ならするっすよー」片手をひらつかせて彼は笑う。「そーいうことは、他人が頼むもんじゃないっすよ。ホラ、ジャーは無事に帰る事だけ考えるっす」年も近いだろうジャーの髪をわしゃと掴むように撫でて、「病室のベッドいっぱいっすからね」