与那嶺くんはあかりちゃんとくっついたらものすごく大事にするんだろうなー。「君が成人するまで手を出さない」を実行しそう。正しくは出さないんじゃなくて出せないんだけど
2012-12-31 10:44:41あかりちゃんは与那嶺くん(24歳)と付き合ってることをクラスのギャルちっくな女の子に知られて恋愛談義に参加させられる。そして当然のように夜の話になる。話すことなど何も無い。
2012-12-31 10:49:42一緒にごはん食べたり、ソファで並んでテレビ見たりするだけの健全な夜を過ごす2人。もちろん10時には車で自宅まで送り届けてくれます。与那嶺くんやさしー。
2012-12-31 10:52:17しかしそれを聞いて、進んでる女子高生たちはちょっと唖然とする。「24歳成人男子がそれってどーなの」「それほんとに男?」「家に連れ込んどいて何も無いの?」あかりちゃんはうつむいて顔赤くしながら「キスくらいなら…」っていう。友達溜め息。
2012-12-31 10:55:30あかりちゃんに対して、友達はそれぞれ自分の彼氏についてお話する。あかりちゃんは、与那嶺くんとみんなの彼氏との行動の違いに驚く。不安になる。与那嶺さん、バンドもしてたし、大人の女性とも沢山交遊関係あるんだろうな、って。
2012-12-31 11:02:54あかりちゃんはそういうのがモロ顔にでるので、友人たちは「やっぱり不安要素あるんだ!」ってなる。「よしあかり、今度そいつんち行くとき私らもついてくから!」「えっ」「そんで変なやつだったら説教してやる」
2012-12-31 11:05:38ということで、次のおうちデートの時に、あかりちゃんと一緒に5人くらいついてくる。与那嶺くんを採点するためである。与那嶺くんが玄関を開けると、あかりちゃんの後ろに活発そうな女の子たちが控えている。
2012-12-31 11:11:12「与那嶺さんごめんなさい、友達が与那嶺さんに会ってみたいって」「おじゃましまーす、夕飯食べてきたんで大丈夫でーす」与那嶺くんの苦手なタイプである。
2012-12-31 11:11:32断れずに家に上げる。女子高生たちは部屋のなかちらちら見ている。与那嶺くん座る場所無い。飲み物出そうとしたけど食器が足りないので一人で買いに出掛ける。あかりちゃんはついていこうとするけど友人に止められる。
2012-12-31 11:14:06与那嶺くんが出ていった後、友人たちは部屋の中のものチェックを始める。あかりちゃんは止めるけど一人で5人は無理。目に見える場所には健全なものしかない。一人が居間のクローゼットを開けようとしたのであかりちゃんが止める。
2012-12-31 11:17:11「そこだめ、与那嶺さんがいつも開けちゃダメって」その時、寝室に入った一人が叫ぶ。「ちょっと、なんか化粧台あるんだけど!」「なにそれやっぱり浮気じゃん!あかり泊まったことないんでしょ?」
2012-12-31 11:19:38友人たちは、与那嶺くんの見た目(服装チャラい、髪とんでもない色に染めてる)から、「こいつは手を出すタイプのやつだ」って考えてる。
2012-12-31 11:21:16あかりちゃんが何かを言う暇もなく、友人がクローゼットを開ける。目に飛び込むバンド時代の衣装の数々。あかりちゃんは、「与那嶺さんこんな衣装着てたんだ、見てみたいな」と思う。友人達は「ヤバイやつ」認識を強める。
2012-12-31 11:23:51そして帰宅する与那嶺くん。よいタイミングです。急いでドアなど閉めて座る女子高生s。何かをいってやろうとピリピリしてる。与那嶺くん、違和感ありながらも買ってきたものをテーブルに置く。「ごめん、紙皿なんだけど」こいつケーキ買ってきやがった。
2012-12-31 11:28:02勢い削がれて何も言えなくなる女子高生s。あかりちゃん恐縮してお礼を言う。女子高生sも後に続く。「待ってて、紅茶淹れてくるから。コーヒーの方がいい人居る?」とりあえず全員紅茶になる。居間無言。少しして、一人が小声であかりに話しかける。「あの人いつもこんななの?」
2012-12-31 11:32:57「うん、いつもケーキ買ってきてくれるよ」「そっか…」また静かになる。あかりちゃん、「あ、ケーキ分けとこうか」で箱を開ける。5個入ってる。居間に居るのは6人。
2012-12-31 11:35:13みんながあれ? ってなってると、与那嶺くんがお盆にいろいろ乗せて戻ってくる。ポットとティーセット(2)とケーキ(2)とシュガーポットとミルクですね。女子高生s、「ああ……」ってなる。あかりちゃんと自分の分は予め買ってあったし食器も温めてあった与那嶺くん。
2012-12-31 11:38:29「ごめん、食器足りなくて」って紙コップを置く与那嶺くん。女子高生s、「あ、どーも」状態。あかりちゃんの前にはちゃんとしたセットがおかれる。「砂糖とか、それ適当に使って。あかりちゃんのは入れといたから」「あ、ありがとうございます」
2012-12-31 11:41:20女の子たちがケーキ分けてるのを待たずに、与那嶺くんはキッチンのカウンタ部分に自分の置いて立ったまま食べる。すこし遅れて女子高生sが「頂きます」を言う。与那嶺くん、カップ持ちながら「どうぞ」て言う。女子高生sはこの時点で、「なんか思ってたのと違う…(与那嶺くんが)」となる。
2012-12-31 11:43:27そして与那嶺くんは突然テレビをつける。あかりちゃんのいつも見ている番組が始まる時間だから。突然テレビつけたことに「!?」ってなる女子高生sだが、あかりちゃんと与那嶺くんの少ない会話から、いつものパターンだと気付いて「……」てなる。
2012-12-31 11:45:29