LOFT・細井潤治さんの2012年11月のことば。

細井潤治 @plus_rise_field

「頭に入っているつもりでいること」というのは、本当は曖昧で疑わしいものなのです。中年真っ盛りにもなると、「わかっているつもり」や「知っているつもり」でいたことが、ぜんぜんピンボケだったことに愕然とするものです。どうも大切なことは、頭じゃないところにはいっているらしいですね～。

細井潤治 @plus_rise_field

誰かにやらせることを仕事にしてしまえば、実務感覚はどんどん薄れていくものです。結果的には自分ひとりでは何も出来ない体質になっていく。それでも自分の都合を押し通そうとすれば、暴君のような振る舞いにも気付かないようになっていくのです。そんなのイヤだって思ってたはずなのにねー。

細井潤治 @plus_rise_field

真面目に正面から取り組んでみるというのは、やっぱり最強の手段なんだと思います。それがなんの役に立つのか？ということではなく、自分のためには一番良い選択なんだろうなぁ～。テクニックには、身を滅ぼす要素が詰まっています。逃げていては、なにも身に付かない。やっぱり正面でしょーね！

細井潤治 @plus_rise_field

捻れたり捩れたり歪んだりすることが個性だとしても、度を過ぎればただの独り善がりになっちゃうのさ。大切にしなくちゃならないことなら、真っ直ぐに育てようと努力するのは当然だよねー。商品も売場も自分も、そうなんじゃないかなぁ～。

細井潤治 @plus_rise_field

「センスが良いことが、私の唯一の特異性だ」なんて考えない方がよい。センスを作り出す人なんて、そうそういないものです。たとえセンスを作り出しても、世間は誰も認めてくれません。つまり、センスの良い人は、トレンドを学習しているだけなんだよ。センスの良し悪しとは関係しないと思うなぁ～。

細井潤治 @plus_rise_field

事故は起こります。それは、ある一定の確率で発生するものです。予測できることも僅かにはありますが、運が左右することの方が圧倒的でしょうね～。つまり、事故を想定してなにかを仕込んでいるよりも、事故が起こったときに柔軟に対処できる体質のほうが有益なんじゃないだろうか？

細井潤治 @plus_rise_field

どんなに微かな可能性でも、可能性が残っているうちには希望があるじゃないか！諦めてしまえば、残っている可能性も捨ててしまうことになる。諦めなければ、可能性はゼロにならない。つまり、希望は絶えないということなんです。頭で考えた結論を疑えれば、いつでもひっくり返すことが出来るよ。

細井潤治 @plus_rise_field

夢中になれるものを持っている人は、憧れを維持できる人なのでしょうね。遠い道のりかもしれないけれど、一歩の前進が憧れに近づいていくものなんです。自分を大切にすることを心掛ければ、正直に生きることが出来ると信じています。本日フォローして下さった方々、今後とも宜しくお願い致します。

細井潤治 @plus_rise_field

アテにするという意味ではなく、期待してしまうということはあるのでしょうね～。期限とか、大きさと、誰にとかではなくて、そういうことがあったら良いなぁ…という期待。そういうものは叶えたいし、叶えてもらいたいものなのでしょう。自分も含めて、その実行者になれることなのかもしれませんね。

細井潤治 @plus_rise_field

やわらかくするとか、やさしくするとか、あたたかくするというのは、なにかを減らしたり少なくすることで出来そうに思いがちですが、実のところは増やしたり加えたりしないと上手くはいきません。逆を考えれば、それは素材に近しいだけでしょう。人の意思を盛り込むのは手間隙と愛情が必要なのですね。

細井潤治 @plus_rise_field

「手を抜くことで利益を出す」という考え方もありますね。そのための開発も急速に発展してきました。でも、抜いてきた手はどこに行ったのでしょう？それまでは、必用があって手を入れてきたわけです。失った手は、その後どうしているのでしょう？きっと手持ち無沙汰にしているんじゃないかなぁ～？

細井潤治 @plus_rise_field

力になれそうなことを考える習慣は大切ですね～。言い換えれば、自分を活かす覚悟を決める行為です。本当は薄っぺらで、たいした誇れるものも、自信もないのです。自分から絞れ出せるものを探っていけば、気付かなかった何かが見つかるかもしれません。習慣は大切です。

細井潤治 @plus_rise_field

都会的で恰好良いのは、クールでアートっぽくて、洗練された余所行きの感じ…と思っている人も多いのでしょうねー。でも、私はそれだけじゃ恰好悪すぎると思っています。人の存在感や汗の匂いや息づいている気配がないのは、ただのハリボテのようなインチキだと思っています。

細井潤治 @plus_rise_field

体裁だけなら、人の存在意義はどこに行ってしまうのでしょうか？私を消して、産み出せるものがあるのでしょうか？やっぱり、感じることを疎かにすることは、自分を大切にしていないことのように感じるのです。

細井潤治 @plus_rise_field

「意味」は、後からくっ付ければ良いのです。行動や言動の「意味」なんて、その時にある方がオカシイでしょう？そうやった意味や口にした意味は、その後どう展開したかで始めて生まれるものです。「意味」を考えて、なにもしないより、良いんじゃないか。

細井潤治 @plus_rise_field

「自分のやり方で成功させたい」というエゴは、大体において上手く行かないのです。「良いアイディアならば誰からでも貰っちゃおう」とすれば可能性はグンと上がります。他人の話に耳を傾ける人には芯があり、そうじゃない人は臆病者なのかもしれません。

細井潤治 @plus_rise_field

18時に恵比寿での取引先展示会を終わらせて、かねてから見たかった操上和美さんの写真展を東京都写真美術館に見に行く。写真家の心の中の記憶を念写したような、静かだけれど強力なインパクトに圧倒されました。本物の写真ってスゴイなぁ…。

細井潤治 @plus_rise_field

「そうかもしれないなぁ～」て思える範囲が広いほうが、自分への栄養が増えるのですよ。既に持っているもので勝負できる人なんて、そんなにいるものじゃないのです。自分は自分にとって特別な存在なのだから、意固地にならずにもっともっと育てていこう。

細井潤治 @plus_rise_field

「忙しい」を理由に、実はノラリクラリしている人はいますよ。ノラリクラリに忙しいのかもしれないし、偉い人からの重要な指示待ち姿勢なのかもしれません。なにを大切にしてきたか？は、その人物の人格を形成するものです。それを否定するつもりもありません。好きにすればよいと思っています。

細井潤治 @plus_rise_field

優越感を求めていけば、争いごとに巻き込まれていくのです。自分を飾ることに専念していれば、誰かを蹴落とすことも厭わない人生になっちゃうんだろうね～。優越感を感じられるのなんて、その時一瞬のことでしょう。どんどんエスカレートする欲求に、追い掛け回されるなんて馬鹿げているよ。

細井潤治 @plus_rise_field

楽しいとか嬉しいとかを表現しちゃったら、ナメられるとか負けだとかバカにされると思っている人は、心が脆弱なんだろうね～。受け入れるものが少ないから、発信するものも足りなくなるのでしょう。それで更に殻にこもる… 要するに、自分に縛られているのです。

細井潤治 @plus_rise_field

誰もが自分の無力感を持っているのです。少しでもそれに抗戦すれば、少しだけ力をつけることが出来ます。自分の外にあるモノサシを変えることによって、幻を見ようとしていても必ず虚しさが蓄積していきます。無力感を克服することは出来ません。でも、親しくすることは出来ると思います。

細井潤治 @plus_rise_field

楽しそうなところを遠くから眺めているよりも、楽しそうなところへ行ってみれば、きっと自分も楽しむことが出来るよね。楽しむのには待っていても楽しめない。糸井重里さんとほぼ日の乗組員の皆さんとほぼ日手帳好きのお客さんに会いに、明日は水戸ロフトに行こうーっと！

細井潤治 @plus_rise_field

あれれ？常磐線で事故があって、電車が運転見合せ中です。開店前に間に合わないなぁ～。今日は暢気に小さな一人旅を楽しむことにしよう！内原駅で運転見合せ中です。あ、動きそうですね～。各駅に乗り換えたけれど、水戸駅まで何駅あるのか解らない。穏やかな景色が続いています。

細井潤治 @plus_rise_field

水戸の鰻『ぬりや』流石に美味しかった。評判どうりですねー！飛騨高山でつくっている最高級山椒は見事でしたー！