#宗教 排他的な現代社会がカルト宗教を流行らせる。その理由と背景とは?

Macop.さん( @macop_uwf )が体験したカルト宗教にまつわる様々な出来事。そこから見えてるのは、現代社会から排除された人々の行き場所がカルト宗教になっているという現実でした。 『治安悪化キャンペーンの行き着く先とは?「厳罰化と人権-刑務所は福祉の最後の砦」』 http://togetter.com/li/135376
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Macop(まこぷ) @macop_uwf

ついでに言うとカルトが流行るのは、カルトの与える一般社会と異なる価値観が魅力的に映ってしまうほど一般社会に魅力が無くなっているって事なので一般社会ががんばれ。具体的には「この世の中で生きている私は不幸だ」と感じる人を減らせ。

2012-12-27 00:35:12
Macop(まこぷ) @macop_uwf

以前新宿東口で知り合いとの待ち合わせで座っていたら、20才くらいのホームレスの男性に話しかけられた事がある。その人は創価学会員で、池田大作をこよなく信仰していた。彼の話をよく聞いていたら、カルトが流行る理由がよく分かった。

2012-12-27 00:49:18
Macop(まこぷ) @macop_uwf

彼は吃りがあり、それをよく嗤われたのだろう。それを恥じるあまり彼は人と打ち解けることができなくなった。そのせいで学校から排除され、就職しても職場から排除されたようだ。そして両親などの寄る辺も失った彼はホームレスになった。

2012-12-27 00:54:05
Macop(まこぷ) @macop_uwf

今は少しマシになったが、当時は住処が無いと仕事が得られない、仕事があり収入証明と連帯保証人が無いと住処が得られないという完全な死への一直線があった。「たかが吃り」でここまで落ちた自分を恥じ、生活保護などにも頼らなかった。

2012-12-27 00:59:50
Macop(まこぷ) @macop_uwf

そこに創価学会がつけこんできた。ルームシェアで住処を与え、学会傘下の企業に就職させ、僅かながら賃金をくれたらしい。私は「つけこんだ」と書いたが、彼にとっては「助けてくれた」以外の何物でもなかったことは想像に難くない。

2012-12-27 01:03:08
Macop(まこぷ) @macop_uwf

弱者を集めた信者集団の中で、彼は同じ弱者として丁重に扱われた。彼の吃りを笑う人はいなかった。あとは一般社会に適応するのと同じように創価学会に適応すればその幸せは続くのだ。この適応結果が創価学会への信仰だ。

2012-12-27 01:08:09
Macop(まこぷ) @macop_uwf

彼にとって大切な物は「吃りを嗤い、自分を排除する一般社会」ではなく「自分を受け入れ、仕事と住処をくれる創価学会社会」になる。こうして一般社会への憎しみと、創価学会への「信仰」とは名ばかりの「適応」を彼は深めていく。カルト信者はこのようにしてできあがる。

2012-12-27 01:13:02
Macop(まこぷ) @macop_uwf

自力でなんとかできなかった彼がカルト信者にならない道があるとしたら、それは一般社会が彼を救助し仕事と住処を与える事しかない。だから私は「カルトが増えるのは一般社会に魅力が無いからだ」と説明する。

2012-12-27 01:16:35
Macop(まこぷ) @macop_uwf

ある日駅のベンチに腰掛けお茶を飲んでいたら、真光の人に話しかけられた。面白かったので話を聞いて、一緒に支部まで行って支部の掃除を手伝ったり一緒に祝詞をあげたりしてきた事がある。

2012-12-27 01:19:58
Macop(まこぷ) @macop_uwf

その支部にいた人達の話も聞いてきたが、大体内容は同じだった。彼らは一般社会に住みづらく排除された人たちで、カルト社会に居心地の良い場所を見つけた人たちだった。その支部のトップと思しき「近所の世話焼きおばちゃん」のような人すらそうだった。

2012-12-27 01:23:44
Macop(まこぷ) @macop_uwf

私の事も根掘り葉掘り聞かれたが、当時貧乏だった私は17000円の入会金など持ってないし、創作活動に打ち込んでいる旨、活動内容などを説明したらその世話焼きおばちゃんに「あんた面白い人だね。」と言われて追い出された。私はつけこむ隙間は無いし金づるにもならない、ということらしい。

2012-12-27 01:27:28
Macop(まこぷ) @macop_uwf

カルト信者は別に信仰など持ってはいない。ただ適応できる社会がカルトだったというごく普通の人ばかりだ。だからオウムのサリン事件を起こした人達も想像できる。彼らは別に狂信者ではなく、公害を垂れ流す自分の会社を守るためなら他人が何人死のうがかまわない会社員のようなものだ。

2012-12-27 01:33:35
Macop(まこぷ) @macop_uwf

私には「自分の会社を守るためなら他人が何人死のうがかまわない会社員」とカルト信者の区別が付かない。みんな自分の幸せな居場所を探し、守りたい、当たり前の、どこにでもいる人間にしか見えない。

2012-12-27 01:40:11
Macop(まこぷ) @macop_uwf

企業にも宗教にも属さず、好き勝手に生きているハズレ者の私の目からは「特定の思想に従う事を強制する」という点で企業も宗教も変わらない。そして同様に企業や宗教の中にいる人達の目には、私はカルト信者のように見えているんだろう。

2012-12-27 02:01:19
Macop(まこぷ) @macop_uwf

ぶっちゃけるとコミュニティに属して自分の生活を確保するのが目的なら、実務を学んで仕事をして上司に頭を下げるのも、教義を学んでワークして尊師に頭を下げるのも、どっちも大して変わりゃしないのです。

2012-12-27 03:21:38
Macop(まこぷ) @macop_uwf

会社員とカルト教団員をいっしょくたにすると憤慨する会社員は多いんだが、違いの説明を求めると「俺は奴らとは違う。なぜならば違うからだ。」以上の答えは返ってこない。そりゃ国教と異端の違いなんだから、それしか無いのは分かる。そしてそういうところがカルト臭いんだ。

2012-12-27 13:53:45