「第三世界の長井」を読んだ読者の反応

rume @igi_tur

『第三世界の長井』は前作の『モテ国』と同様、表のひたすらパターンを繰り返すギャグ漫画の裏側で、メタなピンチョンっぽい陰謀の網が張り巡らされているといった構造を踏襲してる。今回はストーリーの裏側でG・ジュネットのテクスト理論的なことが起きてる。マジか。とりあえず、一巻はそんな感じ。

ハンハンス@灰梅澄人 @hanhans7th

ながいけん閣下『第三世界の長井』がなるほどサンデーじゃねえの。という言葉が自然に漏れる位に難度が高い。ただ難度の高さがこの漫画の面白さでもあるわけで、えらく難しい山に昇り始めたなー、という印象。難度の高さだけを見れば『ねこぐるい美奈子さん』並。方向性は全く違うから凄いんだけど。　

ハンハンス@灰梅澄人 @hanhans7th

『ねこぐるい美奈子さん』と『第三世界の長井』で共通するのは、無理に言うとこちらのSAN値をガンガン狙ってくる所でしょうか。手管が全く違うけど、正気を狙っているのは共通している。では、我々の正気は誰が保障してくれるのかね？って面構えです。

犬神工房 @nokkaranoumu

第三世界の長井、面白いです。面白いですが、裏表紙の「長井を中心として巨視的に発言しており」の「発言」って「発現」ではないでしょうか。

犬神工房 @nokkaranoumu

あとやはり二巻分いっぺんに出したのは英断だった。これ一巻だけだったら評価が難しかったと思う。二巻くらいのタメがあって「ああこれは面白いぞ、というか狂ってるぞ、というか確かに面白いぞ」と確信できる。＞第三世界の長井

犬神工房 @nokkaranoumu

『第三世界の長井』を簡単に説明すると、スーパーヒーロー・長井を中心として自然法則等が歪みまくった世界（一番歪んでいるのは長井と博士の思考回路と会話）が生じつつあり、しかも彼らが侵略宇宙人と勝手にシュールバトルを始めたので、それを監視している謎の青年（主人公）たちが途方に暮れる話。

犬神工房 @nokkaranoumu

え？　説明だけで途方に暮れる？　実際そういう漫画なんだよ『第三世界の長井』は。

荒川工＠電子書籍で新作配信中 @mooninjune1211

「第三世界の長井」読んだ人の感想がおしなべて喜びと苦悩に満ちてる。人によってはエヴァQよりも心の底の語りたがりが顔を覗かせる愉快まんが。

植田清吉GX-T @shakeeach

静岡県出身者はながいけん閣下と同郷であることを誇りに思うべき。浜松市出身者はもっと誇りに思うべき。

ハンハンス@灰梅澄人 @hanhans7th

『第三世界の長井』が大変面白く読めるものの、上級者向けと帯に目立つ所かそれだけしか書かれてないという処遇が正しいすぎる！コワイ！って代物であります。自分にはあまりにヒットするので、他人にあんまりオススメ出来ない感じなのが難ですね。

たかむら @ortakamura

第三世界の長井で記憶の隅をくすぐられたんだけど、「人々が無理やり何かのシナリオを演じさせられていてたまに素の怒りや抵抗が漏れ出てくる」というシチュを前にどこかで見たんだけど何だったのか思い出せない

ぺたしゃ・ザ・ファボラー @petashi_A

第三世界の長井、読みました。すげえ。私頭ﾜﾙｲんで咀嚼に時間かかりましたが、これ多分かなり挑戦的な実験装置ではないかなー、と推測しました。どんだけメタを取り込んで縛って話を転がせるか、みたいな。でも予防線も、あ、る……の？うまく説明できねぇー。なので書くのためらいつつツイ。

ぺたしゃ・ザ・ファボラー @petashi_A

第三世界の長井、感想つづき:確実に言えること。 1、ながいけん先生の言語センスはパーフェクトに健在 2、先生の描く女の子普遍的に可愛いのもパーフェクトに健在。 3、自分のツボで必笑ポイントが過去作と同等の数はあったこと。 を記しておきます。

nigatsu @nigatsu

第三世界の長井。ダイバスターにもバカドリルにも逃げてない志の高いサスペンスホラーとして我が家での評判が良いのでこれから読みます

20cm四方の阿呆面(さかさま) @sakasamma

第三世界の長井（１）（２）面白かった。具体的に言うと予防線という名のオビが一番面白かった。

ask @whirlpool

第三世界の長井、読んだ。本誌では一巻分までしか読んでなかったが、二巻で輪を掛けて酷い事になっており、何と言うか、これを続けさせてるゲッサン編集部は度量が大きいと称賛されて然るべきレベル。

ask @whirlpool

読んだ後で考えるに、構造はモテモテ王国と変わらんのか、第三世界の長井。より無茶になってるというのはあるが。

QURAGEインアビス @kurage

ながいけんの新刊「第三世界の長井」の単行本が遂に出たが、帯に『ながいけん上級者向け。神聖ではなく真性。初心者はモテモテ王国から読もう』的な事が書いてあって戦慄した。モモ王(キムタク)が初級者向けとか、小学館頭おかしい。

takora_Level 58! @otubu_takora

ながいけんさんの「第三世界の長井」１，２巻読了。ふぁんろ〜どの投稿作品からずっと知ってるし、モテモテ王国も好きだったけど、これは本当になんなのだろう？思わず吹き出すネタもあるけどやっぱ分からんし、そういうのを意図してるんだろう。自分は読むけど人には勧めにくいなぁ(；´Д`A

nyao(🌰) @nyaofunhouse

昨日買った「第三世界の長井」読み始め。面白いけど難しい。少しづつ読み進めるのがよさそう。帯には一言「ながいけん上級者編」とだけ。そうか自分はながいけん上級者だったのか。

gnk/＊をみるひと @shuchux4

第三世界の長井一巻だけ読んだけどこりゃすごい。 99%がボケで出来ていて読者のツッコミが間に合わなくなり結果難解で意味不明でつまらなく見えるけど、時間をかけて咀嚼するとやみつきになる感じ。 映画で言うとキラートマトみたいな感覚。

酢 @atutotie

「第三世界の長井」ってな漫画を買う。これは凄い。面白いというより凄い。そしてよくわからない。絶対完結しない気がする。これは読者がどんな感想を持つかとても知りたい。お金を上機嫌でドブに捨てられる人は買ってみてほしい。

ヘカテリアン @Hekaterian

ながいけん ”第三世界の長井” 1〜2 巻読了。激しくわからん。モテモテ王国も裏設定というか非公開の設定が多かったけど、今作はそれを拡大して、設定をちょっとずつ明らかにするのがメインになってる感じ。これこれで結構たのしい。

川瀬 @Sympathy_For___

「第三世界の長井」読了。この漫画はアンチ衒学といっていい。学をてらい、思わせ振りな展開と謎と伏線を張り巡らせれば中身が空っぽな作品でも(理解をしようと深読みをするファンにより)支持が得られる･一大巨作となる世の風潮をせせら笑う、小馬鹿にした漫画だと思う。そこに意味なんてないんだ。

川瀬 @Sympathy_For___

作中には全く説明はない。不条理な展開と、読者から見た主人公の視点、「形而上の主人公」との会話、その他関わる人々との部分的接触･設定･断片的な言葉しか拾えない、読者に極めて不親切な漫画だ。ナンセンスで理解に苦しむ世界。そうやって理解に努めようとする読者をも作者は笑っている。