悪魔の辞典民考版 (2ページ目)

正月：4年生にとっては卒論提出、卒論発表会が目前に迫った時期。中間発表後の怠惰が身を滅ぼす。3年生にとっては成果報告書となんかの活動が襲い掛かる。2年生にとっては研究法の大詰めである。ようするに研究で大学にいる。休みじゃない。　＃悪魔の辞典民考版

2013-01-20 23:43:58

オホーツク人骨 @sosyoku_kyoryu

盆と正月がいっぺんに来たよう：体力的にも精神的にも忙しく追い込まれていることの例え。休みで旅行先なのに土木作業に打ち込むお盆、研究の時期で休みのない正月の両方が一辺に来たようだということから。　＃悪魔の辞典民考版

2013-01-20 23:46:36

オホーツク人骨 @sosyoku_kyoryu

お盆：学校はずっとお休み、トレンチの中に遊園地、なのに直面するのは泥、土、岩。考古学の現実を夢見る学徒達の眼前に叩きつけるのもこの時。もう少しで蓼科だし、院試だし、4年にとっては胃薬が欲しい時期である。　＃悪魔の辞典民考版

2013-01-20 23:53:21

オホーツク人骨 @sosyoku_kyoryu

研究法：専攻に入りたての者が履修させられる洗脳コース。構内を走り回る持久走、新旧図書館往復借り物競争、プリンターまでの短距離走、ポスター推敲リレーなど多くの種目が目白押し。近年難化傾向あり。3年間走り続ける民考戦士はこうして作られる。　＃悪魔の辞典民考版

2013-01-21 00:00:46

オホーツク人骨 @sosyoku_kyoryu

研究棟：教授陣の研究室、演習室、資料室などがある部屋。民考では学部生段階の利用が常習化され、初めこそ優越感なり感じるが、今となっては家へ行くようなものである。　＃悪魔の辞典民考版

2013-01-21 00:08:47

オホーツク人骨 @sosyoku_kyoryu

演習室：民考生のたまり場、昼寝、雑談、昼食、執筆等マルチパーパスなスペースでコミュニティーの形成に役立っている。出現度合いで行き場のない人がわかる。　＃悪魔の辞典民考版

2013-01-21 00:13:06

地下2マダァ？

2013-01-21 00:14:23

オホーツク人骨 @sosyoku_kyoryu

資料室：いわゆる地下2。地中深くで土器や遺物は再びの眠りにつき、骨格標本に囲まれたスペースは生気の無い学生にかけがえのない居場所を与える。彼は今や専攻の遺物である。　＃悪魔の辞典民考版

2013-01-21 00:16:14

オホーツク人骨 @sosyoku_kyoryu

学芸員課程：博物館に関係する講義。そこは文献史至上主義の国史や西東洋史、悠久の時を超えた土塊に理解を示さない美々など他専攻との戦場である。立体パズルによる知育、観察眼を養うお絵かき、論理性を高める作文など楽しく学べる。　＃悪魔の辞典民考版

2013-01-21 00:29:21

オホーツク人骨 @sosyoku_kyoryu

民考：ロマン、他者、ときどき恐竜に魅せられた愚者の集団。少数先鋭もとい、不人気で有名。当人たちはわが道を行っているつもりであるが、ちゃらちゃらした”大学生”に対する妬み嫉みは見苦しいものがある。地下にいるやつがいい民考生。　＃悪魔の辞典民考版

2013-01-21 00:36:15