- kanekoiroha
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容保さまと尚之助さんの違いについて考えた。どちらも会津という「異界」にやって来た「マレビト」で、容保さまは視点を視聴者と共有しているので、我々にとっては会津が異質に感じる。逆に尚之助さんは八重や覚馬から見た存在として描かれるから、視聴者にとっては尚之助さんが異質なんだわ
2013-01-22 15:23:20会津と会津の外の世界があって、会津の中からの視点が八重、会津の外からの視点が容保さま、あんつぁまは会津からいったん会津の外に出て戻ってきた存在で、ニュートラルというか、あれだ、やっぱり主人公…
2013-01-22 15:29:52外の世界を知るあんつぁまは会津世界を壊そうとして、それに失敗して侵略者から破壊される? 会津世界を守ろうとするのがマレビト主人公の容保さまと会津しか知らない八重。もう一人のマレビトが八重に対するヒーローなのか
2013-01-22 15:33:05会津世界を巡る戦いに参加出来ないあんつぁま(内と外の視点を両方持っている)の代わりに、マレビト(外の視点を持っている)である尚之助さんを得た八重(内からの視点を持っている)が戦うという構図。
2013-01-22 15:36:41あんつぁまは一人で主人公できるけど、八重は尚之助さんがいないと主人公になれなくて、さらに言うと、あんつぁまがいる限り主人公のなれないというか
2013-01-22 15:39:28@zhenzai1568 我々は視聴者ですよ。マレビトは便宜上使ってます。視聴者は一つの作品世界を二つの視点で見せられてるのかなあと。つまり、会津の内と外
2013-01-22 15:45:23さっき呟き損ねたことは、異世界なのは会津だけじゃなくて、近世の支配体制ってつまりそういうことなんだろうと思う。中央世界と各藩で流れる時間が違う。明治維新は数百の小さい世界を全部ぶっ壊して新しい世界にしちゃったっていう話。そして、それは日本国外という更に大きな世界の圧力によって
2013-01-22 16:10:13さっきの八重の構造がファンタジーの型にハマるということを呟いていて、思い出したのが、「塚原卜伝は見事にロープレです」という意見で、山本むつみさんはそういう話作りをするタイプなのかなーと、ふと
2013-01-22 18:43:34主人公としてのスキルも立場も視点も情報も持っていて世界を切り拓いて行くのに、決戦前に退場したと思いきや、後で戻ってくるあんつぁまは、アレだ、アバン先生
2013-01-22 21:12:20さっき確認したが、そういえば、与七郎さんというか山川大蔵は戊辰戦争より以前にロシアに行って見識が変わってるんだよなー。さっきの覚馬あんつぁまの閉ざされた会津世界から出て外の世界を知って会津世界に戻ってくるというパターンで、かつ、この人鳥羽伏見・江戸・会津と皆勤ですやん
2013-01-23 00:53:22更に会津敗戦後の藩のまとめ役から佐賀の乱、西南戦争も参加して、陸軍少将。京都守護職始末とか弟妹の華々しい活躍。やはり、八重の桜のストーリーを完全に男の物語で作るなら、彼と弟になるな。男性主演ならこっちだったんだろうな〜
2013-01-23 00:58:25この作品の視点人物は、まとめにもあるとおり八重、覚馬、容保の3人。勝手ながらそれぞれの視点を自分流にいいかえると、順番に「地べたの目線」「中間の目線」「頂の目線」ということになる。で、覚馬と同じく中間に位置するが、視点人物じゃないのが尚之助。
2013-01-23 21:45:42彼らが住んでるのが「会津」という世界。それ以外の「京都」や「江戸」、「日本」や「西欧」などは異界となる。同じ国内でも、会津とほかの土地は違う世界だと考えた方が(物語的に見て)理解しやすい。
2013-01-23 21:48:25八重の(内&外)は、「内」でありながら「外」も得られる、つまりしっかりした基盤がありながら自分の世界を広げられるということを表す。しかし本来まったく逆の要素を両立するにはパートナーが必要で、それが覚馬、尚之助、襄ということになる。
2013-01-23 21:56:12