眠れない夜の「閉じた世界から新しい人間関係へ」の草案

天一号提督@睦月型二次創作で救うマン @teitokukaga

新たな価値観という点で言えば「新しい人間関係」に対する観点じゃねーのかな。

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アニメ超電磁砲の時点で美琴が学園都市のディストピア性に疑問を抱いてないのは確かなんだけど、それでも木山せんせいや御坂妹のような（佐天とはベクトルは違うけど）学園都市に踏みつけにされてる人々との接点がある。

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僕が言いたいのは新たな関係。グループを超えた関係性によって新たな価値観を得る展開の面白さ。

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御坂妹は黒子や佐天とは一切関わりのない人間関係。美琴は別々に接している訳だが、グループから外れた人間関係が美琴の心境変化を呼び起こす。御坂妹に限らず上条でもいいや。

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閉じた人間関係に対する別の関係性か。

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けいおん！にも言える。アレは最初４人ぼっちで始まった閉じた空間だが、その中にあずにゃんを引きずり込んだ。でも学年という壁がある以上、「大学へ行く」という行動でもあずにゃんだけはハブられる。

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しかし、あずにゃんは憂や純との関係性を築いている訳でそれがあずにゃんの救いになる可能性をちゃんと残している（特に原作）。また大人であるさわちゃんも同じだ。

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というかアニメ超電磁砲もテレスティーナ編で美琴の価値観の変化を描こうとしていた節はあるよね。

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学園都市の犠牲者として御坂妹→木山。美琴に対して立ちはだかってやるレベル０として上条→佐天。

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人間関係グループの違いというか、付き合いの多様性というか。アニメでは美琴は黒子・初春・佐天とつるんでばっかだけど、それ以外にも上条さんにも突っかかってて、またそれと近い場所に御坂妹が居る。

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新たな交友関係が価値観の変換を生む。もっと言えば美琴が知らん所で美琴が憎んだ一方通行は、妹達の末っ子である打ち止めと信頼関係を結んでいるし、陳腐な表現を使えば「改心」もした。

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禁書ＩＩでは「美琴は黒子達の知らない所で学園都市の歪みに触れた」という展開をどう描くか楽しみだ。

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というか上条さんにデレた後の美琴はチンピラ狩りを続けてるのだろうか。同じレベル５の一方通行は上条に負けた事で心変わりしてチンピラ狩りを止めてた。

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もうちょっと触れてみるかな。アニメ超電磁砲と禁書ＩＩの中間として。

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レールガンの影響を引きずらなければならない訳で、違和感を孕んだまま当時の原作再現をするか、果たまたレールガンを呑みこむか。

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でも５巻パート～６巻パートの美琴は少しは丸くなってる気がするかな。シェリーから黒子を助けた際には慈愛を見せてるし。あれも妹との交流による成長として見れなくもないかな。あの美琴はレールガンの事件を経た後の美琴なのだから。

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そしてその慈愛につけこんでお姉様にだいしゅきホールドを仕掛ける白井さん。

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ストパン２、６話の考察。「軍規違反」というよりは「サーニャとのセカイ」「芳佳への嫉妬」の二つが問題な気がするな。で、今まで溜めこんでた分が発揮されてるというか。

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そもそも軍紀違反で犠牲になるのミーナさん。あの人の心労は７話でも触れられてるけど、仕方ないと割り切ってる所もある。

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ついでに言えば一期の芳佳も二期５話のルッキーニも二期６話のエイラも別にミーナさん困らせたかった訳じゃないと思うぞ。

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二期６話のエイラーニャを考察するにあたって、サーニャが社交性を身につけ始めた所がある。設定からして芳佳やエーリカと仲が良かったらしいが、二期ではそうした面も描かれる。

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ただ芳佳も悪気はない、というかサーニャの相棒に選んだのがもっさんの判断という。勿論、与えられた役割は「シールド」なのであってエイラは不安要素有り過ぎるからなのだが。

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芳佳がシールド担当なのは６話冒頭でも言ってるし、今までの活躍から見てもそうだし、８話の覚醒シーンも「シールド」に行っている。シールドの大きさが芳佳の護る動機な訳だ。

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状況的に見てサーニャを援護出来る可能性が高いのが、エイラより芳佳だった。でもエイラはそこに不満な訳だ。

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エイラはリーネ・ペリーヌをつき合わせて特訓する。これは努力だがそれでもエイラの「当たらなければどうって事ないんダナ」というスタイルの壁は越えられない。