2/5 #同題ssBSR まとめ お題「雑音」

#同題ssBSR 2/5のお題分のまとめです。 ざっとまとめただけです。誰でも編集可能ですので、追加・削除などご自由にどうぞ。 作品冒頭にある【 】内はCP表記です。ただし、全ての腐要素のある作品に記されているとは限りませんので、地雷のある方は注意。→http://j.mp/Kcy03q 続きを読む
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同題ss@BSR【改】 @ddibsr_s

2/5~2/8(22:00) 今回のお題は 『雑音』 提案者はみちもとれんさんです。ありがとうございます #同題ssBSR

2013-02-05 22:01:13

藤川イツキ @yitsuki615

【市】命じられるままに魔の手を繰って戦場を駆ける度に付きまとう違和感が有った。市はどうして独りなのかしら。何故手の平の皮膚は潰れて硬くなっているの。かつて市の隣に誰かが居はしなかったかしら?『 』「  様…?」兵の叫びが煩くて、貴方の声が聞こえないわ。<雑音>#同題ssBSR

2013-02-05 22:23:38
とき葉@政小わすれてない @tokiha_ai

【慶小】彼に会いたい。そう思って奥州に向かった。彼が俺を歓迎していないのは知っていたけど、ただそばにいるだけで俺は幸せだった。彼の回りを満たしている雑音はとても心地よかったし、彼を抱いているときだけは嫌な雑音は全て耳に入ってこなかった。【雑音】 #同題ssBSR

2013-02-05 22:30:39
みちもとれん @ranranren33

(元就)自分が集中しているときは、音が消え去る。特に、命以上のものが懸かっているとき。まるでこの世が真っ白になったかのような感覚は心地よい。「毛利…元就…!」さぁ、最後の雑音を消しにゆこう。(雑音) #同題ssBSR

2013-02-05 22:44:04
@nemptilly

【天海】虚ろに濁った瞳孔が白髪を見上げていた。ごぽごぽと血が混ざった泡を潰しながら紡ぐ言葉に僧は耳を傾ける。誰もが死に際に語る、誉れ、後悔、死への畏怖。それらを黙して聞く僧に誰もが感謝を述べ満ち足りた顔で逝く。彼らの声が僧にとってはただの雑音だとも知らず。/雑音 #同題ssBSR

2013-02-05 23:44:48
@Kei_Amamiya

【雑音/政宗】混乱を極めた戦場では戦略も何もあったものではない。全てが不協和音となって戦乱を包み込んでいく。その中で一際鋭い声。「Don't look away. Let's Party!」雑音だらけの戦陣で、六刃の閃く音が雷のように鮮やかな光を放っていった #同題ssBSR

2013-02-05 23:57:44
深芭 @hukaba_pivoine

己を鼓舞するように雄叫びをあげているのか、恐怖のあまり泣いているのか。この、断末魔や火薬の音や騎馬兵が駆ける音の中に自分がいる。地に足がついてる感覚がしない。…若き虎が吼えた。周りの音が雑音に聞こえてしまう。"自分は、ここにいる。"(雑音/幸村) #同題ssBSR

2013-02-06 00:23:52
BSR思いつきbot @bsr_bluesea

【雑音>三成】脳裏に言葉が駆ける。遥か昔から、慣れ親しんだ声。懐古の情を必死に掻き消して、目の前の男を見据えた。同じ音が奏でるものであろうと、その心地よさは変わるものだとはっきりと実感する。太陽が口を開いた。鼓膜を引っかくような心地悪さに、「黙れ!」――叫ぶ。 #同題ssBSR

2013-02-06 00:29:49
西海 @moya2kai

炎の混ざった風が吹いた。彼の人が倒れてからというもの、この耳は雑音ばかりを拾う。武田は堕ちた。見限ってしまえ。碌に払えぬものなど捨ててしまえ。そう囁く雑音を、右から左に流した。「よく見ろ」「これがあんたの采配だ」【雑音/猿飛】#同題ssBSR

2013-02-06 00:40:28
ヒロト @hiro_kyd

弱々しくも心地よい音だった。忠勝、忠勝と己を呼ぶ、無垢な声。落ち着きを覚えた主から届くのは途切れ途切れの言葉の羅列。矛盾を、苦悩を抱えて、それでも進むが強さというなら、ただその背について行く。戦国最強の名を呼ぶ音だけは純音であり続けるように。/雑音 #同題ssBSR

2013-02-06 01:48:33
@nemptilly

【刑部】生とは程遠い処にいるからか、その音はやけに煩く鳴り響き、そして鳴り止まぬ。阿鼻叫喚の渦をゆらゆら彷徨い、ひらひら敵を散らし。斬って斬られ殺し殺され。繰り返される情景にしばし目を細める。嘆きの声も肉を断つ音も己の鼓動さえも―――彼には遠かった。/雑音 #同題ssBSR

2013-02-06 02:15:50
nol @Lakky_1o1

【三成】うるさい!うるさい!うるさい!うるさい!響く銃声も、そこかしこから上がる断末魔も、この胸を叩く心の音さえも! 今、この耳が聴きたいのは、あのお方のお声のみ。それ以外の雑音など、今すぐこの場から消えてしまえ!/雑音 #同題ssBSR

2013-02-06 03:05:10
ランプリイ @Lampray555

【雑音/転生瀬戸内】「んだよ雑音ひでえな…毛利お前どっから掛けてる?」携帯電話の向こう、フンと笑った気配。「聞け、長……部」あ・い・し・…・る。それだけ言って切れた通話。掛け直しても何故か通じず、結局翌朝俺は知った。着信時、アイツは、アイツは、もう―― #同題ssBSR

2013-02-06 05:34:48
ひのきふろ @Furo_h

【親就】余計な物が一切ない、それが我の望む世界である。しかしこの世界には必要ない物事が多すぎる。目の前の鬼はその最たる物よ。このような愚かな存在は我の世界にはいらぬ。この男がいなくなれば、こやつを目の前にした時に身体の中から聞こえてくる雑音もなくなるはずだ【雑音】#同題ssBSR

2013-02-06 06:09:50
千住なぎ @nagi_ddssbsr

【親就】我の望んだ世界が、ここにあった。不確定も、無知も、あやつが声高に叫んだ情とやらも。……望んだ筈であったのに。あの、潮に掠れた雑音が、懐かしい。/雑音 #同題ssBSR

2013-02-06 07:47:38
イグアナくん @nkgmbs

【鶴+市+孫】「その方は音も無く現れ、言葉も無く去っていくんですよ!」「そう……お喋りしない人はいい人だって誰かが言っていたわ……」「やっぱりそうですよね!?」――姫君達の囀りに雑音を入れることもないだろう、と声をかけず踵を返す。戦の話はまた明日に。<雑音> #同題ssBSR

2013-02-06 17:51:35
紫翠🌱垢移動してます @shisui_sabotage

【魔王の妹】何の音だろう、酷く不愉快で、耳に障って、不安になって、それでいて心地良い。どろどろに溶けた世界の中に…あれは、白。…嗚呼、そこにいるんでしょう、ねぇ。貴方の所に行けば、この雑音は全部消えて、貴方の声だけが―――。「    様、御久しゅう。」【雑音】 #同題ssBSR

2013-02-06 18:24:53
@sakisosss

【真田主従】あーあーうるさいうるさいきこえない、耳を塞いで叫び出したいのを堪えてぎりと唇を噛み締める。猿の喚き声なんぞ耳が腐り落ちそうに思われて、ただ只管に目の前の炎を目に焼き付けた。大丈夫、もう何も聞こえない。<雑音>#同題ssBSR

2013-02-06 18:25:58
@azuazuBSR

【浅井】織田信長の妹だとか魔王の血だとか。事実であっても無責任な無駄口に耳を貸す必要は無い。「お前は浅井の…いや、私の妻なのだ。堂々としていればいい」どうして喉に留まってしまうのか。「最近、長政様一人言多いよな」「あぁ、ぶつぶつぶつぶつ…どうしたんだろう」【雑音】#同題ssBSR

2013-02-06 21:12:53
四ヶ所 @4kasho

【風魔】かつて主の命(めい)を拾うためにのみ存在していたこの耳は、今ではどんな音でも仕舞いこんでしまう。小鳥の囀り、農民の田植歌、主の昔話―任務遂行になんら関係のない音を拾いあげながら、目の前の老兵が一時でも長く己の主であり続ける方法について考えていた。/ 雑音 #同題ssBSR

2013-02-06 21:32:05
@azuazuBSR

【伊達主従】片目の嫡男は後継ぎに相応しくないだとか、国主としての品格がどうだとか、およそ一通りの批判や陰口は浴びてきた。お前は不安になったことは無いのかと意地の悪い水を向けてみる。「この小十郎には、貴方様のお声しか聞こえませぬ」…あぁ、オレの右目も大概だ。【雑音】#同題ssBSR

2013-02-06 21:52:41
東露 @tooro_banbino

【親就/雑音】直接我の耳に入らねばそれは無かった事と同じ事。陰口や当て擦りなど物の数ではない。なのに「…どうして貴様が腹を立てるのだ」「アンタ悔しくねぇのか!?」「あのような物、雑音と同じよ」他人より出世が早かった分こういう事には慣れている。つくづく解せぬ部下だ #同題ssBSR

2013-02-06 23:02:35
@aoi_YKM

【三市】この女の戯言は不自然に聞き取れない事が多々ある。「わからないの。市、なにも思い出せない…」『  様…』と女が泣く度に胸がざわつく。不快感か?嫌悪か?何であれこの雑音を止めたかった。「めそめそと泣くな」…嗚咽は止まったが、己の脈の方が余程喧しかった。/雑音 #同題ssBSR

2013-02-07 00:58:47
ヒロト @hiro_kyd

ここなら誰にも邪魔されぬ。耳に入るのはお前の吐息と呻きだけ。死を受け入れてくれたお前を、我が見ている、見届ける。断末魔を我が体に灼き付けて、そしてお前を捨て去ろう。「秀吉!何でねねを殺した!?」ああ汚すな 彼女の最期を、汚すのはお前の雑音だ。/雑音 #同題ssBSR

2013-02-07 01:06:30