和伊啓太は傘術の使い手で、革命派ギルドの古株メンバー。暑がりで髪は銀色、目は白色。武器の傘は藍色で柄が伸びる。 #umbrellamia http://t.co/dFmqUsCu
2013-01-31 00:05:57ときおは天候術の使い手で、革命派ギルドの古株メンバー。飽きっぽい性格で髪は銀色、目は黄緑色。武器の傘は黒色でとても重い。 #umbrellamia http://t.co/1MmxTgex 傘が武器だと遼さんが真っ先に浮かぶんだが
2013-01-31 00:11:38「あと少しだ! もう少し時間稼ぎできれば主力が撤退できる!」「無理だ! 敵の援軍はまだ増え続けてる!」「ときおさんは!? 先ほど援護に来てくださつたはずだが」「それが、その」(チラリ)「飽ァきィたァ! ここ変化がないし面白くない! 早く帰りたいィ!」 #umbrellamia
2013-01-31 00:53:18「わいさんは!? 彼なら戦つてくれるはず!」(ちらり)「暑い、、、何でここはクーラーがないんだ、、、クーラー、、、帰りたい。。。」 #umbrellamia
2013-01-31 00:58:02濃霧や雨を隠れ蓑に、銃弾と砲弾の援護を持つ国軍の突撃兵と傘術兵がジワジワと進み、革命派ギルドのトーチカを包囲しつつある。国軍の指揮官が黙つて手で合図を送ると、砲兵が重いレバーを引いた。 #umbrellamia
2013-01-31 01:48:53ズンッと地味な低音のやうな衝撃と共に革命派ギルドのトーチカの屋根が半分ほど吹き飛んだ。そしてその穴から銃弾のやうな雹が隙間なく叩き込まれる。「ダメだ、撤退だ!」「そんな道なんかない!」「投降、、、か?」 #umbrellamia
2013-01-31 01:51:56「お、風通しが良くなつたな。これなら少しは動けるかな。で、時間稼ぎぢやなくて、あの敵部隊を追ひ返しても良いんだよな?」「何を今更わいさんは」「あ、それ、面白いかも!」 #umbrellamia
2013-01-31 01:55:31和伊は姿勢低く打突の構へを取り、脆くなつたトーチカの壁の先を睨む。「人体も組織も同じで、壊せば崩壊する点がある」和伊の持つ傘の先端が僅かに揺れた。キンッといふ高音と共に打突の衝撃でトーチカが内部から吹き飛んだ。 #umbrellamia
2013-01-31 01:57:42吹き飛んだ革命派ギルドのトーチカから、長い長い棒が攻撃する国軍部隊の指揮本部にまで続いてゐる。その棒は長く伸びた傘で、指揮本部の指揮官の全員を開いた傘の衝撃でミンチにしてゐた。 #umbrellamia
2013-01-31 01:58:20あまりにも唐突な戦況の変化、それは攻撃する国軍部隊の指揮を根こそぎ奪ふのに十分すぎた。指揮官を失つた国軍兵はしばし呆然とし、そして叫び逃げ出す。「ダメだよ、逃げるのは」ときおは笑ひ、重い傘をグオンと振り回した。 #umbrellamia
2013-01-31 02:01:48一瞬にして辺りは灼熱の砂漠の気候となり、逃げ出した国軍兵は乱した呼吸で熱気を吸ひ込んで肺の中から焼けて倒れてゆく。「暑い。。。」ときおの隣で和伊も倒れてゐた。 #umbrellamia
2013-01-31 02:02:30