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trantaの感想
tranta(ネタバレ用)
@traanta_
『塀の中のジュリアス・シーザー』http://t.co/o3QpR2xw 上映館はそんなに多くないと思うけど、少なくもないと思うので見れる環境にあれば是非見ていただきたいと思う。そして見るのであれば、私の感想は読まないでいいと思います。
2013-02-13 23:43:46
*｡☆山西（tranta）*｡☆
@tranta_
『塀の中のジュリアス・シーザー』終盤絶望してたとこに最後の台詞で涙バー！でた。そんでシアター入ってるビルから出て、街に出たときの感動やばかった。叫ぶかと思った。
2013-02-13 14:29:10
*｡☆山西（tranta）*｡☆
@tranta_
夜にまた宣伝すると思うけど、「日常と虚構」「虚構を求める理由」なんかに関心がある人は『塀の中のジュリアス・シーザー』を見に行くべき！ちなみにJ・シーザーを知らなくても大丈夫っていうか知らない方が面白い気がする。(※私は知らなかった)
2013-02-13 15:00:13
tranta(ネタバレ用)
@traanta_
【塀J・C】これはドキュメンタリー映画ではありません。一人を除いて実際の囚人が囚人役として出演していますが、脚本があって演出されている映画です。ということを念頭に置いて見たほうが受け取り方に幅が出てるように思います。
2013-02-13 23:50:30
tranta(ネタバレ用)
@traanta_
【塀J・C】冒頭、劇中クライマックスの部分から始まり、観客のスタンディングオベーションから、囚人たちが頑丈な二重の扉で区切られた監房へ入っていく。その場面では、「囚人が監房へ戻る」という風にしか見えなかった。
2013-02-13 23:55:21
tranta(ネタバレ用)
@traanta_
【塀J・C】ところが、６ヶ月前に遡り、オーディションから稽古の様子を見、そして上演日当日を迎えてもう一度冒頭のシーンを繰り返したとき、監房へ入れられたのは囚人ではなく、シーザーでありブルータスでありキャシアスに見えた。今度はそうにしか見えなかった。
2013-02-13 23:58:55
tranta(ネタバレ用)
@traanta_
【塀J・C】それは恐ろしかった。彼らには帰るべき日常がないのだ。「いま、刑務所はローマ帝国へと変貌する」これは公式のコピーなのだが、これは祝祭ではない。刑務所はローマ帝国なのだ。延々とローマ帝国「でしかない」のだ。彼らはその世界から出ることができないのだ。
2013-02-14 00:03:46
tranta(ネタバレ用)
@traanta_
【塀J・C】残酷だった。絶望するには十分だった。虚構が虚構としての姿を保てなくなるというのはここまで恐ろしいことなのかと。 そう思っていたら、キャシアス役の囚人が監房に戻り、コーヒー(？)を入れはじめる。手馴れたその様子は、ある程度の快適さを想像させた。
2013-02-14 00:09:01
tranta(ネタバレ用)
@traanta_
【塀J・C】そしてその場面で、この映画の一番最後の台詞がある。「芸術を知ったときから、この監房は牢獄と化した」 涙が溢れた。演劇に関わらなければ、この刑務所はすこし不便だが衣食住には困らぬ適度に快適な環境であったかもしれない。
2013-02-14 00:13:07
tranta(ネタバレ用)
@traanta_
【塀J・C】この映画ではおそらく意図的に、刑務所の負の部分を見せていない。だからこそ、最後の言葉に胸をえぐられる。紛れもなく、ここは牢獄である。閉じ込められている。虚構であるはずのローマ帝国の世界と人物が、そのまま刑務所の中にまで人格の中にまで侵食してくる。
2013-02-14 00:18:38
tranta(ネタバレ用)
@traanta_
【塀J・C】そんなことをひたすら考えながら、シアターのあるテアトルビルを出た。そしたら、青い空が広がっていた。塀はなく、私はどこにでも行ける世界が広がっていた。私は『塀の中のジュリアス・シーザー』という虚構の中に取り込まれていたのだとその時に気付いた。
2013-02-14 00:22:16
tranta(ネタバレ用)
@traanta_
【塀J・C】しかし、私の場合はそう自覚するだけで、虚構から日常へと戻れる。なんてことだ！ 劇中で自由が叫ばれたように、私もそのとき叫び出したい衝動に駆られた。 おそろしい作品だった。
2013-02-14 00:26:16
tranta(ネタバレ用)
@traanta_
『塀の中のジュリアス・シーザー』、いかようにも受け取れる作品であると思うが、「刑務所の囚人たちが演劇という非日常を獲得することの祝祭性」という解説にだけはしたくないなあと思った。見終わってから公式に行くと、TOPページ写真のカーテンコールで歓喜する彼らに皮肉ささえ感じる。
2013-02-14 00:35:43りーにゃさんの感想
魔女ちゃん
@ast6s2
塀の中のジュリアス・シーザー。感想を書こうとしても言葉にならないので逃げてましたが、実は未だに何を観たのかよく分かってないのです。映画という虚構にしてしまうには、最後のセリフと彼らのその後に思いを馳せた時に残酷すぎやしませんか。
2013-02-14 23:12:38
魔女ちゃん
@ast6s2
【塀JC】面白いなーと思ったのは演出家さんが「方言で」って指示するとこ。これ日本だったらないなーって（笑） みんな標準語か、関西弁喋る人がいるかな？くらい。でもまずシェイクスピアを方言でやらないでしょ！これはイタリア（舞台がローマ帝国）っていう強みなのかな？
2013-02-14 23:24:01
魔女ちゃん
@ast6s2
【塀JC】あと面白いと思ったのは舞台上演中の音。劇場にお客さんが入って、映像に色が戻ったところから。BGMたぶんなくて、効果音とかもなくて、ドラムの音だけっぽいのが逆に臨場感あるなぁって、普通に芝居として見てしまった。
2013-02-14 23:42:37
魔女ちゃん
@ast6s2
【塀JC】公式サイトの監督のコメント読むとわりとガチで最後のセリフに落とし込むために作った映画なんだなって分かるので、芝居ってこえーな……って思います。テニミュの歌詞とかセリフとか日常使いしてしまうタイプなので、自分の中にはない外部の物語を自分と同一化させるまでに取り込んだ時に→
2013-02-15 00:07:38
魔女ちゃん
@ast6s2
【塀JC】→人間てどうなるのかなーっていう興味本位が塀の中のジュリアス・シーザー見に行った一番の理由。そんなうっすい感じじゃなかったですけどね！自分の生きてきた人生の負の部分が自分の演じてる役と重なる時ってどんな気分なの？
2013-02-15 00:10:34
魔女ちゃん
@ast6s2
【塀JC】わたしイタリア語全然分からないので、役と本人がスイッチングする瞬間が全くわからなかったんだけど、たぶんイタリア語わかんないせいだけじゃないんだと思う。
2013-02-15 00:12:39