『DOCUMENTARY OF AKB48 少女たちは涙の後に何を見る？』私的感想

渡辺やすし＠新宿区議会議員【現役世代に優しい新宿】 @nabe_yas1985

高橋栄樹監督『DOCUMENTARY OF AKB48 少女たちは涙の後に何を見る？』を新宿バルト９で鑑賞。テーマは「スターをやめる」ということ。同じ１期生として、対照的な「卒業」をした前田敦子と平嶋夏海の物語を軸に、増田有華・光宗薫・城恵理子といった「降り人」たちの青春群像。

渡辺やすし＠新宿区議会議員【現役世代に優しい新宿】 @nabe_yas1985

『DOCUMENTARY OF AKB48 少女たちは涙の後に何を見る？』で、対照的な「スターからの降り方」を果たした平嶋夏海と前田敦子。一般人となり、「街のふつうのかわいい子」としてデザイン学校で生徒のみんなと夢を追いかける平嶋の姿に涙。アイドルを目指す罪と罰について考える。

渡辺やすし＠新宿区議会議員【現役世代に優しい新宿】 @nabe_yas1985

『DOCUMENTARY OF AKB48 少女たちは涙の後に何を見る？』が名作なのは、勝者は敗者としてスターを辞めるアイドルたちの青春群像であると同時に、彼女たちを見世物にして楽しむ私たちファンの悪を告発している所。増田有華辞退発表の悪意に溢れたファン描写が素晴らしい。

渡辺やすし＠新宿区議会議員【現役世代に優しい新宿】 @nabe_yas1985

『DOCUMENTARY OF AKB48 少女たちは涙の後に何を見る？』の二大テーマは、昨年に引き続く「アイドルと恋愛」ともう一つが「アイドルを辞める」という事。アイドルという現象を批評的に描いた作品だから、AKB４８やアイドルといったものに何の興味がない人ほど楽しめると思う

渡辺やすし＠新宿区議会議員【現役世代に優しい新宿】 @nabe_yas1985

『DOCUMENTARY OF AKB48 少女たちは涙の後に何を見る？』で、篠田麻里子や松井珠理奈のストイックな「AKBと恋愛は両立しない」論の力強さより、たかみなや峯岸みなみ「どうなるかわからない」という逡巡に溢れた弱さに惹かれるし、アイドルとして正しいと思う。

渡辺やすし＠新宿区議会議員【現役世代に優しい新宿】 @nabe_yas1985

たかみなや峯岸が、恋愛は禁止だけど、どうなるかわかんないっていう「迷い」や「弱さ」こそ、未成熟な少女の成長物語としての「アイドル」として100点の答えだと思うんです。これを否定するような疑似恋愛を掲げて、恋愛禁止を強要するファンって、アイドルを楽しむセンスが欠落してると思う。

渡辺やすし＠新宿区議会議員【現役世代に優しい新宿】 @nabe_yas1985

『DOCUMENTARY OF AKB48 少女たちは涙の後に何を見る？』で、アイドルと恋愛について、主要メンバーが語るところは面白い。特に、峯岸みなみが「恋愛したら辞めなきゃいけないんですいね」と言いながら、逡巡に溢れた表情の素晴らしさ。坊主謝罪よりよっぽど美しく、物語的。

渡辺やすし＠新宿区議会議員【現役世代に優しい新宿】 @nabe_yas1985

今年の『DOCUMENTARY of AKB48』のメインテーマである「アイドルと恋愛」は昨年の『 少女たちは傷つきながら、夢を見る』ので展開されたテーマの続編だから、これを予習してから見た方が面白いでしょうね。http://t.co/ROUwxhD6