#RTしたフォロワーさんを自分の世界観で小説の登場人物のように設定してみる。-ウッカリデスさん編-

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ウッカリデス @ukkaridess

――世界が、何故そうなったのか。もう誰も知らない。

2013-02-24 21:14:55
ウッカリデス @ukkaridess

【EPISODE 0】 主な登場人物……というかレギュラー。基本的に今後の話には彼女ら4人は登場する。: @hqLsjDR84w @EDO_sergeant @syougekino @fuhito496

2013-02-24 21:15:24
ウッカリデス @ukkaridess

何処までも広がる黄土色の砂。砂。砂。 この砂が何処からやってきたものなのか……今となっては誰も知らない。 だがある日、地球上の何処にも無い物質で構成された砂、"全景の楔(シーン・アンカー)"は突然現れ、たった一週間で世界から全てを奪った。

2013-02-24 21:15:55
ウッカリデス @ukkaridess

体を温める日光を、喉を潤す水を、そして何よりも――平穏な生活を。 砂の雪崩に巻き込まれるもの、飢えと渇きの中で死んでいくもの、砂が運ぶ未知のウィルスによるパンデミックに巻き込まれるもの ――砂という猛威の前に、たった数万年程度の文明はあまりにも脆過ぎたのだ。

2013-02-24 21:17:03
ウッカリデス @ukkaridess

そして世界はなすすべなく砂の下に覆い尽くされ、人類の歴史はあまりにもあっけなく幕を閉じた。 ……それから何回、太陽と月が巡っただろうか? 今となっては砂から時々頭を出す石塔が"ビル"と呼ばれていたことも誰も知らない。 その乱立する石塔の間、砂漠の上を一人の少女が走っている。

2013-02-24 21:17:43
ウッカリデス @ukkaridess

「う、お、お、おおおおおおお!!」 全力疾走する彼女の背後、 ビルから次々に飛び出してくる全長5mはあろうかという蜘蛛の群れだ。 このままでは遠くない未来彼女は追いつかれ、哀れ少女は蜘蛛の餌となってしまうだろう。だが少女の顔に恐怖はない。

2013-02-24 21:18:12
ウッカリデス @ukkaridess

「ここまでくれば大丈夫か……さぁ唸れ、【鉄風鋭くなって(ファントムブラッドライン)】!」 メキメキと音を立てて少女の白い足は黒い異形へと変貌した。 「ウッ……ヴァアアアアアアアアアアアア!!」 そして少女の気合とともに放たれた蹴りは、いとも簡単に蜘蛛の頭を潰した。

2013-02-24 21:19:11
ウッカリデス @ukkaridess

さて、きみは矛盾に気づいただろうか。 そう、"人類"は数百年前に滅びたはずだ。 では目の前の少女はいったい何なのか……その答えは簡単だ。 彼女は――いや、彼女たちは"人間"ではない。 たとえ二足で歩き、人語を解したとしても、それは決して人ではない。

2013-02-24 21:19:52
ウッカリデス @ukkaridess

――偏向進化(モノマニアライズ) ウィルスによる変異か、それとも適応能力の暴走か。 何にせよ"ヒト"は"人"を捨ててまで、滅びを先送りにすることを選択した。

2013-02-24 21:20:21
ウッカリデス @ukkaridess

この星に未来は無いことに変わりはない。 だがそれでも、この砂埃の大地(カーキ・テラ)の上で"ヒト"はもがきながら、生きていた。

2013-02-24 21:20:32
ウッカリデス @ukkaridess

@hqLsjDR84w ・康一君 「うーん……クソゲーなのよねぇ」 主人公/何でも屋/白い長髪の女。 君は――何でも屋を営む"少女"だ。人探し、遺跡の発掘、荷物の運送…報酬さえもらえば、いや、面白そうであれば何でもやる。

2013-02-24 21:23:23
ウッカリデス @ukkaridess

@hqLsjDR84w ナチュラルに他人を煽る性質と傍若無人な物言い、 そして有り余るパワーで周囲に被害を出しているように見えるが、その実、煽りに弱く巻き込まれ体質のお人よしである。

2013-02-24 21:24:21
ウッカリデス @ukkaridess

@hqLsjDR84w 巨大蜘蛛のいる遺跡に突入したのも、『ねぇ、何か面白いものもってきてよ』という非常に抽象的かつ曖昧な依頼を受けてのことである。またそんな本人自体がそんな性質のせいかストレートに褒められることに慣れていない。おいおい萌えキャラか。

2013-02-24 21:24:43
ウッカリデス @ukkaridess

@hqLsjDR84w 十数年前、謎の遺跡で拾われた過去を持つ。 とある教会を六代目に任されていた男に拾われ、育てられる。 幼い頃に偏向進化に目覚め、その力をずっと磨いてきた。 名前はその場所にあったネームプレートの名前を名乗っている。

2013-02-24 21:25:14
ウッカリデス @ukkaridess

@hqLsjDR84w だが自分が何者であるか――そんなことは君にとってどうでもいいことである。それが男性に使われる名前だということも、最後の一文字は敬称だということも君には関係ない。君の名前は"康一君"。それ以上でもそれ以下でもないのだ。

2013-02-24 21:26:38
ウッカリデス @ukkaridess

@hqLsjDR84w 偏向進化:【鉄風鋭くなって(ファントムブラッドライン)】 【足の骨】、および【脚部筋肉】の偏向進化。内部の骨を巨大化させ、両足を覆う外骨格へと変貌させる。その疾走は風よりも速く、その蹴撃は鉄すら容易く蹴り砕く。

2013-02-24 21:27:20
ウッカリデス @ukkaridess

@EDO_sergeant ・エド 「うん頑張る。エドは強い子だから」 パートナー/性別不明/しゃべる黒猫のエド。君は――康一君と共に旅をする人語を喋る黒猫だ。だがその体に脳はなく骨も存在しない。なぜならば彼は全ての物体に姿を変えられるからだ。

2013-02-24 21:28:24
ウッカリデス @ukkaridess

@EDO_sergeant 君が自分というものを初めて認識したとき覚えていたのは"エド"という名と、自らが名づけた"力"だけだった。故に君は自分自身というものを欲した。

2013-02-24 21:29:34
ウッカリデス @ukkaridess

@EDO_sergeant この体は元々なんだったのか。猫が知能と能力を手に入れたのか、人間が猫の姿と液体化能力を手に入れたのか、それともアメーバのような原生生物が知識と体を手に入れたのか――自らのアイデンティティを探しつづけ、何百年も各地を放浪してきた。

2013-02-24 21:30:26
ウッカリデス @ukkaridess

@EDO_sergeant その遥かな時間の中で、謎多き出生ながらもそれに頓着しない康一君に興味を持ったのだ。彼ならば自分の求めるものを持っているのではないか、と。

2013-02-24 21:31:10
ウッカリデス @ukkaridess

@EDO_sergeant 偏向進化:【愛する者の為の騎士(ラストエスコート)】 【全細胞】の偏向進化。有機無機を問わず自らの体を何にでも変えることが出来る。万能変化で自らを動物や液体にすることも、刀に変異させることも出来る。(ただし余りに複雑な機械などには変形できない)

2013-02-24 21:31:46
ウッカリデス @ukkaridess

@EDO_sergeant 本能的なものか通常地は黒猫の姿であることが多い。 また非常に高い再生力を持ち、例え一片でも細胞が残っていれば、そこから再生することが出来る。

2013-02-24 21:32:19
ウッカリデス @ukkaridess

@EDO_sergeant エド本人にとっても謎の多い能力であり、何を思ってかつて自分は「愛する者の為の騎士」と名づけたのか。その答えを探し続けている。

2013-02-24 21:32:49
ウッカリデス @ukkaridess

@syougekino ・ネコミミスト 「康一君はいったい何と戦ってるんだよ」 保護者/獣人/遊楽者。君は――康一君たちと旅をするつかみどころのない青年だ。2人の保護者を自称しており、自主的に移動することのない2人を仕事へと引っ張っていく光景が頻繁に目撃されている。

2013-02-24 21:33:29
ウッカリデス @ukkaridess

@syougekino だが君を苦労人と評する声は少ない。何故ならばそれ以上に周囲を巻き込み動かしているのが君だからである。面白いことを何より好み、そのためになら労力を厭わない。その行動方針は康一君と似通っているが、利益は利益として確保する強かさを併せ持っている。

2013-02-24 21:34:49
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