2013.2.28NPO事務局サミットin岡山基調講演まとめ
- ShibaHisaki
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岡山のNPO事務局サミット、まもなくはじまります! 最初はマイクロソフト市民活動推進部の松原さんからの基調講演です。できる限り追っかけてツイートします。
2013-02-28 12:58:55主にNPOと企業との協働を考える上での視点でのお話です。 企業のCSRが、徐々にCSV、共通価値の戦略に変化しつつある。
2013-02-28 13:03:20さて、本題。 CSRの課題として、企業からの一方的な目線になっているのではないかという疑問がある。CSRが単なる慈善活動になれば経済的責任をどう果たせばいいか、が困難。リーマンショックの後、311の後、企業系の社会貢献活動が大幅に変化したのも記憶に新しい。
2013-02-28 13:18:54企業のイメージを上げるだけに資金をかけることも難しい。不景気になると真っ先に切られるお金。継続が難しい。そこで、CSVという考え方が出てきている。経済的価値と社会的価値を同時に実現する、共通価値の戦略のこと。
2013-02-28 13:21:37CSVでは、NPOと企業がともに価値を創造し、社会を変革する時代になりつつある。戦略的なアライアンスを構築する必要も。ここに協働の大きなチャンスがある。
2013-02-28 13:23:14NPOと企業の協働の関係は3つの関係性が考えられている。ドラッカーを引用。最初は慈善的関係、NPOが主導権をもち企業に支援を求めるような関係。次は取引的関係、一緒にイベントやボランティアをしたりCRMのような戦略をしたり。その次は統合的関係。
2013-02-28 13:26:56統合的な関係では、双方が共通の目標を持ち、NPO、企業ともハッピーになることができる関係。パートナーの価値や行動が相互に影響する。
2013-02-28 13:28:16NPOと接するなかで企業としてありがたい関係をまとめた。 1つ目は連絡が取れること。今や企業でファックスを重用しているところは減っている。ファックスや団体代表メールのみ保有、から、メールで連絡が取れることと、NPOスタッフ個人にアドレスが別個付与できるのが望ましい。
2013-02-28 13:33:49団体代表メールのみだと、個人に対してなかなか深い話がしづらい。セキュリティへの不安もあるし、メールの見落としも増える。最初は代表アドレスでもいいが、その後は個人アドレスに誘導する、でもよい。
2013-02-28 13:36:562つ目はデータ管理。 資料を更新していく際にバージョン管理ができていないケースがある。どれが最新のデータなのかがわからないし整理もできていない。フォルダ内の管理はスピーディな動きにつながる。また、個人情報への関心と対応も必要。
2013-02-28 13:39:493つ目はプロジェクトの運営。 段取りがなかったり、集客が場当たり的になるケースが多い。プロジェクトの管理、集客時に会員や来場者との関係をつかみ次につなげる手法を。顧客管理が必要。
2013-02-28 13:42:32NPO関係者に多いのは、全員集まらないと会議ができない、決まらない、というケース。Skypeなどテレビ会議の活用、スケジュール調整の迅速化などで、迅速な意志決定の仕組みづくりを。
2013-02-28 13:44:44企業の意志決定プロセスにも上司が関わることがある。スピードが求められることが多い。NPO側もスピードが必要なことがある。
2013-02-28 13:46:06成果の共有の際には是非数値でまとめられるように。報告も早く、社内で報告できるような形に。そうすると企業内での事業評価がしやすい。
2013-02-28 13:47:42企業内でも一年間の予算を厳密に組むことが多い。予算どりのプランニングに役立たせるにも、企業のスケジュールを考慮してもらえるとさらに協働が進みやすくなると思われる。
2013-02-28 13:49:29