俺的マナー意識まとめ

IIDA @R_iida_

喫煙マナーについて考えるキッカケがあった。 マナーには「定形マナー」と「不定形マナー」がある。 「定形マナー」とは、テーブルマナー、ビジネスマナー、国際マナー等明確なルールブックがあるが、「不定形マナー」は日常生活に寄り添うものであり、ルールブックは存在しない。 (続)

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形式あるマナーには何故形式があるのか？俺は「仕事で使うから」だと考えでいる。 仕事の利益に響く可能性を考慮すると、ルールブックを作ることにより、踏んではいけない地雷を明確にし、正解も予め知ることができる。 現時点日本に普及する定形マナーの殆どは、その為に使われている。 （続）

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冠婚葬祭等のマナーに関しては、一見仕事とは関係なさそうだが、その始まりは宗教的な儀式からきており、蔑ろにできない状況とメンツが集まる。ある意味仕事だ。 他には「パブリック(公共)マナー」がある。例えば映画館での注意事項のように、施設や店舗等での空気をより良く保つ為のものだ。 (続

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では「不定形マナー」とは何か？それはひとえに「思いやりある行動」とイコールであり、「老人を敬い、子供に優しく」のような社会通念上揺るぎないものを除くと、本当に個々人千差万別で、正解はその都度察した先にしかない。 悩んだのは、喫煙マナーがパブリック、不定形どちらに属するかだ (続

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そもそも喫煙マナーとは何を自重するものか挙げてみる。 ①煙が他者にかからないよう注意 ②煙草のにおいが苦手な人を気遣う ③ポイ捨て禁止 ④煙草を他者(子供)に当てないよう注意 こんなところだろうか？ 一見、不定形に近い印象を受ける。 (続)

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しかし近頃の喫煙マナーは、分煙等を各所で行っており、パブリックとも考えられる。 どちらに分類され、どのようなマナーが最適なのか… 仕切りのあまい飲食店の分煙スペースを例にしてかんがえてみる (続)

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(ﾏﾅｰ)分煙スペースに隙間があり、漏れた煙が他人を迷惑させている者がいるとする。 この者は「分煙スペース内で喫煙する」という定形(パブリック)を守ってはいるが、迷惑をかけている時点で不定形(思いやり)ではアウトだ。 さて、どちらを優先すべきだろうか。 （続）

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(ﾏﾅｰ)そもそも店の構造が悪い！なんて言い出せば、全くもってその通りであり、管理者のマナー意識も疑うところだが…それはひとまず置いておいて。 「決められたスペースで吸っているのだから、他のことは知らないよ。」 それでいいのだろうか？

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(ﾏﾅｰ)先に説明した通り、定形マナーとは利害関係の中から産まれた「口裏合わせ」であり、つまるところ、膨大な不定形マナーの中から見繕ったにすぎないものである。 (続)

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これは、現代において、定形マナーと不定形マナーはそれぞれ別物のように扱われるが、極論を言えば、「全てのマナーは不定形マナー」と言っても過言ではない。ということではないだろうか？ （続）

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(ﾏﾅｰ)そのように考えていけば、たとえ分煙スペース内での喫煙であっても、必ずしもマナーに殉ずるわけではない。 ルールブックを守るだけでは、そもそものルールブックの目的、「思いやり」や「迷惑をかけない」は完全ではない、ということかもしれない。 （続）

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(ﾏﾅｰ)パブリックか不定形か？の結論。 『不定形時々定形』。 もうどっちでも同じだな。 定形に甘んじてばかりだと、周りに目を向けられなくなるかもしれない。 その時、その状況で、周囲の人に対して、或いは環境に対して… どこまで真心を込めて行動できるか。 それが肝要だ。 （続）

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(ﾏﾅｰ)ルールがいつも正しいとは限らない。それは、国の法律に一度は疑問を持ったことのある俺達なら、みんな知っていること。 3日を跨いでツイートしたので、論点が迷子になった感はいなめないが、あしからず…

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(蛇足)例に挙げた状況で、聞こえよがしに文句をいう他の客がいるとする。 そいつはマナーに厳しい人間？ いや、マナー違反の人間だ。 公共の場での文句は、大概周りの人間の気分も害するからだ。 意見と文句は違う。 毎日の生活が窮屈にならない程度に、発言の仕方にも注意していきたい。