- kusigahama
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後半、生演奏に乗せて北島がとにかく歌うのだけど、バンドがすごい。トランペット4、トロンボーン4、サクソフォン4、ピアノ、ギター、ベース、ドラムスのビッグバンド編成に加えて弦楽カルテット、男女コーラス計6人、ティンパニ含むマルチパーカッション、そしてバンマスが尺八。
2013-03-17 20:50:161番だけ歌って、少し喋って、喋ってるところに次の曲のイントロがかぶり、の繰り返し。一気に10曲近く。途中で司会が出てきたり、弟子が歌ったり、セットが転換したりもするけど、基本的に北島三郎が歌い続けている。
2013-03-17 20:53:00正直、彼の曲に詳しいわけでもなく、どれも同じ曲のようにも聞こえてくる。音域みんないっしょだし、調性もずっと同じ感じ。でもねえ、いいんですよ、やっぱり。
2013-03-17 20:54:19ラストは「北の漁場」で舞台上に漁船が現れダイナミックに動く!!からの「まつり」。スモークがんがん、ゴンドラで上空を歌う、和太鼓も出てくる。踊り子たちが数十人、総出演者は123人だそうで。
2013-03-17 20:57:06「まつり」の多幸感、高揚感。熱気。北島三郎が76歳なら、観客席の平均年齢だってたぶんそんなもんである。にもかかわらず、あの熱狂。すごい時間だった。
2013-03-17 20:58:14カーテンコールが丁寧で、「お客様が来てくれて、応援してくれるから、われわれは舞台でご飯を食べさせてもらえているんです」、心からのパフォーマンスなんだろうなあと感じた。
2013-03-17 20:59:40北島三郎公演、客のほとんどがリピータと見て間違いなかろうと思う。「今年は○○だね」などの声がしばしば聞こえたし、演出自体にもリピータ前提のコーナがあった。
2013-03-17 21:25:56観光バスが何台も明治座に集まっているのである。気軽に来れるわけではないだろう。年に一度、また来年も北島も自分も元気にこの公演で会えるようにとの想いがきっとたくさんあるのだろう。
2013-03-17 21:27:41私たちがエヴァンゲリオンを見届けずにはいられないように、ガラスの仮面の最終回を待つ世代があるように、北島三郎の公演を観続ける人たちもあるのだ。その想いの集まりが、夢を見せているような気もした。
2013-03-17 21:30:36