ビブリオバトルは@2ndlaboratoryさんでも開催されているので知っていたのですが平日はなかなか時間が取れず今までいけませんでした。でも話を聞くとかなり面白そう…で、今回近くの図書館で開催されるということで行ってきました。
2013-03-18 00:58:07まず最初にスライドでこれまでの歴史?の紹介とルール説明が行われました。発表者は一人につき5分のプレゼン+2分のセッション(質疑応答タイム)の持ち時間が与えられます。
2013-03-18 01:00:46発表者全員のプレゼン+セッション後、参加者(発表者+観戦者)全員でどれが一番読みたくなったかを選びます(挙手で)。一番読みたくなった本のプレゼンターがチャンピオンになります。
2013-03-18 01:04:33①飯待つ間 - 正岡子規随筆戦- (随筆) ②タネが危ない(サイエンス) ③きのう何食べた?(マンガ) ④糖尿病食事療法のための食品交換表(資料?) ⑤365日たまごかけごはんの本(レシピ本) ※ジャンル分けは僕の独断と偏見によります。
2013-03-18 01:11:10①「飯待つ間」は正岡子規の病床にあっても旺盛な食欲が語られている本です。NHKでドラマ化された「坂の上の雲」が記憶に新しいこともあって、僕としてはしょっぱなから「おお!読んでみたい!」という気にさせられました。
2013-03-18 01:17:08②「タネが危ない」伝統野菜の種を扱う種苗店の店主が書いた、今自分たちが口にしている野菜がどういうものかを書いた本のようです。本自体には提案はなく、「僕はこういう方法でやる。あなた達はあなた達で考えてください」というスタンスらしいです。こういう内容は個人的にどうしても(続く)
2013-03-18 01:22:30③「きのう何食べた?」まさにこのセリフから始まる料理マンガです。作る料理には大事にしていることがあって「医食同源」。あと、一か月2万五千円(だったか?)に抑えようとしている感じ。内容だけでなく装丁にも味噌があって、カバーから透けてその巻で扱っている料理が見えるようになってます
2013-03-18 01:28:18セッションタイム、質問への回答で発表者さんが「もう少ししゃべらせてください!」という展開があって、ルール的には微妙な感じでしたが、この本への愛を感じるには十分な展開でした。
2013-03-18 01:34:42④「糖尿病食事療法のための食品交換表」日本糖尿病学会が書いているまさに食事療法のための本です。発表者の方が高脂血症と判定された際に医者から勧められた本とのこと。タイトルは物々しいですが、写真付きで指定カロリー相当するのは何か、というのが本当に分かりやすく書いてあります。
2013-03-18 01:44:34話は、すぐに薬を処方しようとする現在の医療体制の批判も入ってきますが、何よりこの本による食事療法で発表者が高値だった中性脂肪を減らすことに成功したこと、さらに値的には波打ちながらも良い状態に保つことが大事、などメタボ気になる世代にはリアルな本の紹介となりました。
2013-03-18 01:52:20⑤「365日たまごかけごはんの本」タイトルそのまんま、たまごかけご飯のバリエーションが365以上書いてある本。レシピにはポリシーがあって「煮ない」「焼かない」「チンしない」「他人に頼まず自分で作る」。基本的には出汁とトッピングのバリエーションのようですがコラムなどもあって(続く)
2013-03-18 01:58:32卵もしくはたまごかけご飯を存分に楽しめる内容になっているようです。で、セッションで衝撃の事実が…発表者がまだ全レシピに目を通していないこと(笑)。にもかかわらずこれも読んでみたくなりました。(え、これたまごかけご飯と言っていいん?というつっこみの余地の期待も含めて)
2013-03-18 02:01:57で、今回特に面白いなー、と思ったのは、やっぱり同じテーマなのにある意味相反する内容の本が出てくる部分です。高脂血症の食事療法について紹介する一方、365日たまごかけご飯食っていいんか!?みたいな。
2013-03-18 02:07:03で、あと図書館での開催ということもあって蔵書にその本があればすぐ読めるし、さらにこの図書館が入っているショッピングモールにはジュンク堂もあるので、図書館に蔵書が無くてもそちらに探しにいけるという、立地条件的にもナイスな場所だったことを付け加えておきます。
2013-03-18 02:13:43