放射能が好きになれなくなったのは、小学校4年の時。アメリカがビキニ環礁で行った水爆実験。日本の第5福竜丸の全員が被爆。その後に一人が死亡した。子ども心に不気味な衝撃を受けた。成人してから、反核集会に参加するようになる。
2011-04-05 22:53:58「放射能って何?」多分人によって千差万別。僕の周りの人達に聞いてみると、何だかピンと来ないという人が多い。「放射能放射能って騒ぎ過ぎじゃないの」という人も多い。実は、そこんところが放射能の一番厄介で怖いところかも。この瞬間にも福島原発では大量の放射能が空気や土や海を汚し続けている
2011-04-06 22:40:03福島原発が最終局面を迎えた時の事を考え九州に避難させていた子どもから連絡があった。一端、戻りたいと。そこで、福島原発の中の原子炉本体を設計したTさんに聞いてみた。すると、現場は相変わらず厳しい。戻って来るならロシアンルーレットになると言われた。戻って来ても良いとは言えない。
2011-04-07 09:11:18今回の事故は知れば知るほど身がすくむ。事故を起こした3基の原発は、今後3年間冷やし続けなければならないという。もし、幸運にも、その3年間、破局に至らず鎮静化出来たら、わたしたちは新しい時代を迎えることが出来ます。自然を大切にし、原発に頼らない時代を。今からその準備をして行こう!
2011-04-07 09:39:24ぼくの娘は、地震、津波、原発事故と続く深刻な状況の前で立ちすくみながらも、何とか、今起きている事から目を逸らさず、事の本質を理解しようと格闘しているように見えます。それを端で見ていると、本当に胸が痛みます。
2011-04-07 19:37:54次の世代にそんな思いさせないように、原発のない世界を願ってきたのに。そうした自分の生き方は口先だけのものであり、いつの間にか「原発体制」の渦の中に巻き込まれてしまっていたのです。本当にごめんなさい。
2011-04-07 19:39:05今朝、未明、宮城県沖で地震があり東北北部で広範囲にわたって停電中。六ヶ所村の再処理施設はディーゼルの非常用発電機で対応してるという。心配だ。電源が切れたら福島原発以上の事が起きるから。
2011-04-08 10:45:30六ヶ所村には全国の原発から送られて来る使用済み核燃料が貯蔵されている。これを宿命的に冷やし続けて行かなければならない。そのためには膨大な電力が必要です。これ以上、危機的な状況を拡大しないためには、全国の原発を停めることです。
2011-04-08 10:50:06再処理工場の主な目的はプルトニウムを取り出す事。これは天然会には存在しない元素で100万分の1グラムの吸引で肺ガンになって死亡する史上最悪の物質と言われている。
2011-04-08 10:53:38何故、そんな危険な物をつくり続けているのか?それは、プルトニウムを燃料として使いたいからです。それを高速増炉で使えば、使った以上の燃料が手に入る、まさに夢の原子炉とマスコミで報道されて来ました。しかし、それも、原発同様、嘘で塗り固められていたのです。
2011-04-08 11:40:16それはまさに夢のような理論であり、夢そのものでした。アメリカはじめ各国が撤退していく中で、原発大国フランスが最後まで頑張っていたのですが、これは無理だと諦めてとうとう高速増炉路線から退いたのです。遂に残ったのは日本だけ。しかし、日本は諦めませんでした。
2011-04-08 11:44:45そして次々に失敗し事故を起こして行きます。「もんじゅ」です。15年ほど前、試運転を開始していきなり大火災事故を起こしました。水の代わりに使用したナトリウムが漏れ出して発火したのです。
2011-04-08 11:47:37事故後運転を中止していたのですが、またぞろ再開しようとしています。そこにはこの路線を止められない訳が有ります。それがプルトニウム。日本は資源小国だから、独自のエネルギー源を持たなければならない。それにはプルトニウムが一番というのが国の言い分です。エネルギー源は他にいくらでもある
2011-04-08 12:07:56プルトニウムは核兵器の原料になります。広島に落とされた原爆の原料はウランですが長崎に落とされたのはプルトニウムです。そのプルトニウムをこの国はせっせと溜め込んできました。最初はイギリスやフランスにお願いしてそのうち自分の国で作ろうと、青森県の六ヶ所村が施設の受け入れを認めたのです
2011-04-08 12:19:53これまで肝心な事を言わなかった東京電力が初めて誠実な言及をしました。榎本顧問という方です。水を注入するしかない。燃料がこれ以上溶解するのを食い止めたい。残留熱除去系の復旧には少なくとも1ヶ月かかる。原子炉が冷温停止の安定状態になるまで数ヶ月かかる。気持ちが伝わってきます。
2011-04-09 09:17:38しかし、数学的には希望的観測を感じます。本当のことを知る為には、昨日発売の雑誌、岩波書店「世界」を読んでください。福島第一原発4号機の圧力容器を設計した田中さんが書いています。
2011-04-09 09:21:00今回の事故の最大の反省、最大の教訓は、わたしたち現代人が自然を悔っていた、別の言い方をすれば、思い上がっていたということにつきます。それは、たびたび発せられる想定外という言葉に端的にあらわれています。
2011-04-10 10:58:12自然は絶対です。人間が支配しようなどとは、思い上がりも甚だしいです。その事がわからないと、また、同じ過ちを繰り返す事になります。
2011-04-10 10:59:15土がひび割れ、その幅がだんだん広がり深さを増して行きます。軽トラで水を運んだりしましたが、最後は、雨を降らせて下さいと天に祈るしかありませんでした。自分の命は自然が握っている、生殺与奪の権を自然に握られていると、その時、深く思い知らされました。
2011-04-11 09:26:00わたしたち人間は、いくら偉そうなことを言っても、所詮、自然の掌の上で生かされているのです。自然が怒って手をぎゅっと握ったら、人間はひとたまりもありません。
2011-04-11 09:27:01科学技術を発展させ、欲しいものを次々に手に入れてくるなかで、わたしたち人間はその事をすっかり忘れてしまったのです。それどころか、自然はコントロール出来るもの、支配出来るものと思い上がってしまったのです。
2011-04-11 09:27:42自然がぎゅっと握った手の中に原発があったのです。どんなに原発が必要だと言われても原発のつくる電気が便利な生活をもたらすとマスメディアから宣伝されても、命と相容れない原発は作ってはいけなかったのです。この狭い日本に、世界一の地震多発国に五十を越える原発をつくってはいけなかったのです
2011-04-11 09:32:46しかし、現実として五十を越える原発を抱えてしまったのです。高速増殖炉という、世界中の国があまりにも危険だとして手を引いたものをいまだ に諦めようとしないし、プルトニウムを取り出す再処理工場も本格的な稼働に向けて進行中です。
2011-04-11 09:33:55今回の事故で、原発を囲んでいる建物の中に使い終わった核燃料が、深いプールに浸けて冷やされいる事が明らかになりました。それも相当な量の。そして外部からの電源が途絶し、非常用電源が故障すれば、たちまち建物が吹っ飛ぶほどの爆発が起き大量の放射性粒子が撒き散らされる事も明らかになりました
2011-04-11 09:36:05