山本一太 知的財産担当大臣による知的財産戦略についてのツイート
知財戦略その1:先週、テレビ東京「ワールドビジネスサテライト」の取材を受けた。テーマは知的財産権。知的財産担当大臣としてコメントした。
2013-03-25 23:22:40知財戦略その2:日本企業は世界最先端の技術を持っている。にもかかわらず、事業では新興国に負けるケースが多い。優れた技術を自社で開発し、それを活用するという発想だけでは、グローバルな競争を勝ち抜けない。
2013-03-25 23:27:25知財戦略その3:韓国のサムスンは、製品のデザインへのこだわり、企業の巧みなブランドイメージ作り、他社技術の活用等によってグローバル競争の勝者になった。日本企業に必要なのは、事業で勝つための「知的財産戦略」である。
2013-03-25 23:28:38知財戦略その4:今、求められているのは、企業の「知財戦略」をサポートする政府の効果的な政策だ。官民一体、オールジャパンで「知財戦略」に取り組む。これが「アベノミクス」が掲げる「成長戦略」の重要な鍵の一つである。
2013-03-25 23:31:44知財戦略その5:日本企業が国際競争力を取り戻すためには「攻め」の特許戦略が必要。その一環として、特許庁が始めた具体的な取組例を一つ紹介したい。
2013-03-25 23:33:59知財戦略その6:特許庁は、「まとめ審査」という新しい試みをスタートさせた。1つの製品に特許を含む多くの権利が関わる時代になった。企業から事業に必要な特許等を網羅的に申請してもらい、特許庁が企業の事業展開に合わせて、企業が求めるタイミングで審査を終了出来る仕組みである。
2013-03-25 23:44:48知財戦略その7:例えば、水処理装置に関して、水処理膜素材、水処理膜構造、配管設計などいろいろな技術で特許を申請するとしよう。今までなら各特許ごとに審査時期がバラバラだった。「まとめ審査」では、タイミングを揃えて審査することになる。企業にとっては事業計画が立てやすくなる。
2013-03-25 23:47:47知財戦略その8:加えて、「まとめ審査」では、特許に限らず、意匠や商標もまとめて権利化出来るとのこと。特許庁が企業の「サービス機関」としての認識を持ち始めたということだ。その意味でも、画期的な仕組みだと思う。
2013-03-25 23:50:15知財戦略その9:知財政策担当大臣としての発言は、明日(3月26日)23:00からのテレビ東京系列「ワールドビジネスサテライト」で使われる予定。ご興味があれば、ぜひ、チャンネルを合わせてみてください。
2013-03-25 23:56:09