土曜プレミアム・ドラマ「リーガル・ハイ」スペシャルを観て思ったこと

土曜プレミアム・ドラマ「リーガル・ハイ」スペシャルを観て思ったことを書きました。
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もちだ @mochida_ky

まず僕は「フィクションの力」っていうものがあると思っていて、これは映画でもドラマでも関係なく言い換えれば「フィクションの醍醐味」とも言えるんだけど。 #リーガルハイ

2013-04-14 19:42:22
もちだ @mochida_ky

これはいわゆる「フィクションは現実のうつし鏡」ではなく「フィクションそのものが現実をも変えてしまう(現実へと波及しうる)力を持っているという考え方。この「フィクションの力」をリーガルハイは体現していると個人的には思っている。 #リーガルハイ

2013-04-14 19:43:09
もちだ @mochida_ky

例えば「いじめをなくす」ことを「理想」に掲げた時、それが実際に「実現できるかできないか」という話になると何か「理想」というものが美しく崇高なもののように捉える人がいる。 #リーガルハイ

2013-04-14 19:43:44
もちだ @mochida_ky

リーガルハイが一貫して行っている「嘘をつく」ことで「何かを変える」、この場合「嘘をつくことで理想(いじめをなくす)に近づける」ことが、「理想」を美しく崇高なものと捉える人にとっては「嘘をつくことで理想に近づける」手段は嫌悪の対象になる。 #リーガルハイ

2013-04-14 19:44:29
もちだ @mochida_ky

なぜならこういう人たちにとって「いじめ」と「嘘」は同列の「いけないもの」だから。#リーガルハイ

2013-04-14 19:44:50
もちだ @mochida_ky

「理想」っていうのが何か「言葉だけで実現しないもの」という見方があるのも、「理想」が「実現できるかできないか」の過程で「誰もが犠牲を払わず皆が気持ちよく収まりよく解決する」ことを個人それぞれが望んでいるからなんだと思う。#リーガルハイ

2013-04-14 19:45:48
もちだ @mochida_ky

「いじめをなくす」という「理想」を掲げる。でもその「理想」に近づける過程の中で「誰も嫌な思いをしない」解決案を考えた時に「嘘をつく」ことは「いじめ」という閉塞された空間にさらなる閉塞感を与えるものとして排除される。#リーガルハイ

2013-04-14 19:46:55
もちだ @mochida_ky

それに対するリーガルハイの答えが「嘘をつく」ことで「閉塞された空間」を壊すことだったのだと思う。#リーガルハイ

2013-04-14 19:47:13
もちだ @mochida_ky

リーガルハイの「嘘をつく」ことで「閉塞された空間」を壊すことは「いじめをなくす」という「理想」の第一歩というか「希望」の一つなんだと個人的には思う。#リーガルハイ

2013-04-14 19:49:06
もちだ @mochida_ky

リーガルハイの「嘘をつく」ことで「理想に近づける」ことと僕が最初に言った「フィクションの力」で「現実を変える」ということは非常に重なりっているものだと思う。#リーガルハイ

2013-04-14 19:50:23
もちだ @mochida_ky

だからリーガルハイはドラマの本分である「フィクションの力」をメタ的に体現したドラマでもあり、「現実を変える」ための一つの「希望」でもあると思う。#リーガルハイ

2013-04-14 19:50:42