宮尾　岳氏『宇宙戦艦ヤマト2119』二話視聴感想

宮尾岳 @GAKUJIRA

1日遅れでヤマト２１９９　２話を見た。　以後その感想。 「間が下手だ」　　これに尽きる。

宮尾岳 @GAKUJIRA

ヤマトとしてやんなきゃいけない宿題を消化しただけ・・・・だ。 ２話としてのクライマックスが、クライマックスになっていない。 人間の芝居も、なんというか「必死感」が薄い。 「このままじゃ間に合わない　死ぬかもしれない」って意識が全然無い。

宮尾岳 @GAKUJIRA

沖田艦長の表情もね。 何でいつも怒ったような表情してる？ ああやれば迫力が出るとでも思ってんのかな？　　 やっぱダメだなー　　 大人キャラが三流では先が思いやられる・・・・

宮尾岳 @GAKUJIRA

大型爆弾が迫り来るシーンは、焦る若造ども。 落ち着いている沖田。 そのギリギリのタイミングで　やっと！ 「てーーーーーーーーーーッ！！」てのが効くんだが ダメだ。全くなっていない。　　へったくそだ。 間が全ての回で、間が全然なっていない。

宮尾岳 @GAKUJIRA

ヤマト２１９９のスタッフはさ。 絵の密度上げることばっかに必死になってんじゃねーよ。 初代を越えるとか越えないとか以前に 盛り上がる演出とはどうすればいいのかを、もっぺん勉強してこい！

宮尾岳 @GAKUJIRA

特に最初の方のヤマトはな。沖田はじめ年配の人間たちがな。 古代たち若造とは、経験も　精神も「格が違う」ってのを 感じさせなきゃいかんのだ。 古代自身も、見てるお客も。 沖田艦長は最小限のセリフで、ドン！と決めなきゃいかん。 簡単に「良くやった」なんていいうか馬鹿。

宮尾岳 @GAKUJIRA

ああーーーこれで ヤマトガールズとかいうのにばっかにチカラ入れだすんじゃないだろうな。 もうそうなったら本当に見るのやめるかもしれん。 女性キャラ入れるなってーんじゃないんだよ。 入れるならちゃんと、「優秀な女性隊員」と描いてほしい。 オタクに媚び売るためじゃなくて。

宮尾岳 @GAKUJIRA

なんかさ・・・ 実写版ヤマトが「アレはあれで　よくやってた」 って思えるようになっちゃうよ。 少なくとも今回の大型爆弾エピソードは、はるかにあっちのほうがマシだ。

宮尾岳 @GAKUJIRA

頼むからさ。　　なんか一つでも 「おお！　そういうふうに新しく解釈したか！」って喜ばせてくれよ。 それが全部メカ描写じゃ悲しいだろうが。

宮尾岳 @GAKUJIRA

僕ならね 若い隊員たちがヤマトに乗り込むときに 第三艦橋のタラップにずらりと「ヤマトを造った男たち」を並べる。 古代たちはピカピカの綺麗なおろしたての制服。 彼らは油まみれで、ついさっきまで整備してた風。

宮尾岳 @GAKUJIRA

それに気付いた島が「行ってまいります！」とタラップ途中で敬礼。 若い整備士たちが「沈めんなよー」と茶々を入れる。 ゴン！と小突く年配の整備士。 そして島の方を見て　「頼んだぞ」　と一言。 黙ってうなづいてタラップを上り出す島。

宮尾岳 @GAKUJIRA

・・・・とかさ！ そういう「男のドラマ」を感じさせるやり取りが！　　欲しいんだ！

宮尾岳 @GAKUJIRA

別に今回のヤマトだけじゃないけどね。 過去に多くのファンを持つ作品をリメイクするときには 「外しちゃいかんところ」と「あえて変えるところ」の意味を きちんと考えなきゃいかん。