色彩設計

みたち @mitarashi165

辻田邦夫生誕50年記念！色彩設計おぼえがきスペシャル。僕の隣の客席に、山内重保監督が普通に座っていたのに、ドキドキ…！良い経験をさせて頂きました。ちなみに、山内監督の最新作は、広島と東京を舞台にした、『君のいる町』！デスティニー…！ http://t.co/nCsW2M7ezz

みたち @mitarashi165

辻田邦夫生誕50年記念！色彩設計おぼえがきスペシャル。辻田邦夫さんから、色彩設計やアニメをお仕事を目指す方へ。遊びでも恋愛でも何でも、興味を持って楽しむ事が大切。仕事に、その経験を活かす事ができる。辻田さんは今日のイベントで壇上から観た光景も、作品に活かすかもと仰っていました。

みたち @mitarashi165

辻田邦夫生誕50年記念！色彩設計おぼえがきスペシャル。辻田邦夫さんは、アニメーターさんや声優さんにスポットが当たりやすいけれど、キャラを成り立たせているのは色の部分も大きいと仰っていました。確かに、キャラクターごとにイメージカラーがあるように、色はそのキャラを演出していると思う。

みたち @mitarashi165

辻田邦夫生誕50年記念！色彩設計おぼえがきスペシャル。辻田さんのお話を伺っていて、色彩設計とは、観せたい画面やイメージを実現するための、「色での演出」なのだと思いました。アニメを観るときに、「色での演出はどうなっているのだろう」ということも、もっと意識的になろうと思いました。

みたち @mitarashi165

辻田邦夫生誕50年記念！色彩設計おぼえがきスペシャル。辻田さんは好きな色を聞かれて、「夕日が沈んだ後の残照の色」と仰っていました。その時、色彩設計は、表立って見えることは少ないかもしれないけれど、その景色の美しさを生み出して僕たちに伝えてくれている、その夕日みたいかもと思いました

みたち @mitarashi165

今日のアニメスタイルイベントでは、「色彩設計は演出」というキーワードを得られたことと、山﨑みつえ監督(ビール入り)のはっちゃけを見ることができたのが収穫でした…w あんなに楽しい方が生み出す作品、これからも楽しみです。

イソムラ☆ベイベー（魔法のスター♪） @donadona_No5

アニメスタイルイベント『辻田邦夫生誕50年記念！ 色彩設計おぼえがきSPECIAL』より、帰宅。もう、最後まで居られなかったのが残念！アニメの色彩設計の話、聞いてもなぁ、と思っていたのは昨日までの話。色という演出、とても興味深い話題でした。そして、お誕生日おめでとうございます♪

イソムラ☆ベイベー（魔法のスター♪） @donadona_No5

司会進行役は、ご存知、アニメスタイル編集長の小黒祐一郎さん。そして、メインゲストが辻田邦夫さん（コラム『色彩設計おぼえがき』 http://t.co/v570zGmwgq ）。さらには、同業者の永井留美子さんに山崎みつえ監督もゲスト演されました。ちなみに、会場は業界率メチャ高め♪

イソムラ☆ベイベー（魔法のスター♪） @donadona_No5

第一部は、色彩設計・アナログ時代の話。経歴を見てつくづく思ったのは、邦夫さんの仕事量、ハンパねぇ！ ドルが変動相場になったのは73年のこと。そして85年にはプラザ合意によって急激に円高。これにより海外との合作が増え、アニメ業界に合作バブルが。邦夫さんが仕事を始めたのがこの頃。

イソムラ☆ベイベー（魔法のスター♪） @donadona_No5

もっとも、合作といえば響きはいいけれど、実質的には日本は下請けの立場で、プレスコによる台詞対応シートが送られてきて、日本で絵作りをするといった感じだったとか。余談ながら、オーディンでは、アニメ様、ゼロックス掛け（大型コピー機。のちのトレスマシーン？）のバイトをされていたとか。

イソムラ☆ベイベー（魔法のスター♪） @donadona_No5

そしてカラーチャート（会社ごとに違うとか）がスクリーンに提示され、当時の色数はTVでおよそ120色、映画でプラス40色ほどだった、という話題に。当時、東映が使っていたのは「スタック」社の色（その後登場した「太陽カラー（太陽色彩）」は安価で乾きもはやく、多くの会社はコチラを使用）。

イソムラ☆ベイベー（魔法のスター♪） @donadona_No5

ちなみに、仕上げの単価にはセル画代と絵の具代も含まれていたらしく、だからこそ余計に、色数は重要だったとか。その一方で、限られた色数で配色していけば、自然、作品が変わっても見てくれが似てくるわけで、乾燥するまでに2時間ほど掛かるという関係もあり、塗る前に想像することが必須だった。

イソムラ☆ベイベー（魔法のスター♪） @donadona_No5

当時は今と違い、ギリギリで物を作ってはいなかったからそれが可能だった。それに今のような１クールだと、立ち上げて形になってきて調子が出てきたあたりで終わってしまう、と。ちなみに最後の質問コーナーで、もしも今、自由にセル画アニメが作れたら？という質問には、やりたくない！と即答でした。

イソムラ☆ベイベー（魔法のスター♪） @donadona_No5

その後、色に関する会話では絵の具ナンバーが飛び交い、また、ガンダムのTVと映画での色数の違いに関して、TVではあまりなかった影がつくことで、単純に２倍以上の色数に、といった明快な回答も。また、フィルムサイズが16ミリから35ミリにになり、発色も良くなり再現性が高まる、とのこと。

イソムラ☆ベイベー（魔法のスター♪） @donadona_No5

その後、話しは再び絵の具の話題になり、東映の作品は子供向け作品が多く、ハッキリとした色であることが子供ウケする秘訣である。でも、その一方で、『アリオン』を見て、東映ではできない色だと思ったとか。そして時代は、OVA隆盛に…。

イソムラ☆ベイベー（魔法のスター♪） @donadona_No5

その後、仕上げの海外依存度が高まり、スタックの色を太陽カラーに変換する換算などもしていたが、それでも色の違いは明確で、ならばとそれを逆手に取り、カットごとに見合った色を演出意図として効果的になるよう、仕上げ先を振り分けたとか。

イソムラ☆ベイベー（魔法のスター♪） @donadona_No5

そんなこんなで、今ではデジタルになり、色数は無限になり、変更もワンタッチで出来るようになったけれど、当時は少ない色数の組み合わせで、イメージをふくらませるという訓練になったなぁ、と。そんなこんなで、思い出話は尽きず、この時点で結構な巻きが入ってましたw。

イソムラ☆ベイベー（魔法のスター♪） @donadona_No5

第二部には、八犬伝で監督デビューした山崎みつえさんが登場。緊張をアルコールで紛らわせていたらしく、マシンガントークで寄り道しつつも邦夫さんの素晴らしさを大演説されました。で、話題は自然と、『輪るピングドラム』を題材としたものに。

イソムラ☆ベイベー（魔法のスター♪） @donadona_No5

それと邦夫さんの新境地として、色彩設計を超えて演打（演出の打ち合わせ）などにも参加し、画面構成などにも関わるビジュアルコーディネーターといった役職になった、という話題も。アニメは分業であり流れ作業なので、共通認識が行き渡ってないとアウトプットでは違うものになってしまうから、と。

イソムラ☆ベイベー（魔法のスター♪） @donadona_No5

この新しい作業システムはエポックな作品を生み出そうとしたピンドラで生まれ、八犬伝でより確立されてきた、といった感じなのかな。キモは制作で、そこが意図を把握することで、カットを得意な人に振り分けられ、また、原画マンに個別に説明できると。

イソムラ☆ベイベー（魔法のスター♪） @donadona_No5

より良いものを作ろうと際限なく作業をしたがるスタッフとアニメーター。それに対して、時間内に完成させんとその間のブリッジの役割を果たす制作進行。そこに作品に対する愛がどれだけあるかが、成功の秘訣なのでは、なんていう話題も出て、第二部は終わったのでした。

イソムラ☆ベイベー（魔法のスター♪） @donadona_No5

第三部の質問コーナーは、途中で帰宅となったので割愛して（個人的に、以前から気になっていたことは質問できた。感謝♪）、個人的に感動したのは、色って、その画面を見たときに真っ先に飛び込んでくる演出なんだなぁ、ということ。そこで、リアルに振れるのか、感情に振れるのか…。色って面白い！

辻田邦夫 @92on

帰宅しました！永井さん、みつえさん、そしてみなさん、ホントにありがとうございました！さぁ、モード切替！待たしてた作業しなくちゃ！

小黒祐一郎 @animesama

昨日は「辻田邦夫生誕50年記念！ 色彩設計おぼえがきSPECIAL」を開催。楽しいイベントになりました。皆さま、ありがとうございました。