ふとももに挟まれて窒息したいと思えるふとももはどんなふともも? 東北ずん子小説
いや、貴様に心配されるとは、とな。それに、「絆創膏」って言った。かつては何事も妖力の仕業だと考え、何事も忍術で解決しようとしていた貴様が……変わったものだ。 http://t.co/9fZrxhU0Pc
2013-04-24 17:06:19うちのこと言えるんかいな、大将。ま、うちはどう変わっても大将についていくけどな! http://t.co/BZggpNHa46
2013-04-24 17:06:26乱れたポニーテールをまとめ直すため、髪ゴムを口にくわえながら――しのびは、白い歯を見せました。その表情は、どこか吹っ切れたように見えます。
2013-04-24 17:06:33「ずんだアロー」が炸裂したことによる白煙が、晴れていきます。すっかりツボに当たったものだと思い込んでいたちゃんこは、すでに、小さな両手を掲げてバンザイをしていました。
2013-04-24 17:07:07快哉をあげかけたちゃんこが、不思議そうに眉根を寄せます。先の場合と違って、「清めの塩」が金色に発光しておらず――代わりに、一つの、華奢な人影が見えてきたのです。
2013-04-24 17:07:22「ずんだアロー」の吸盤状の矢尻をその薄っぺらい胸板で受けとめ、ツボの前に立ちふさがっていたのは――なんと、妖力を使い果たしたはずの、うさぎでした。
2013-04-24 17:07:41ちっ……。でも、うさぎお姉さんって、もうほとんど力が残ってないでしょ? そんな身体で、今さら何ができるのかなー?☆ http://t.co/JZdTQOc5QL
2013-04-24 17:07:50……………………わたしの力を、全て捧げてもいい。巫女の役目は、お祓いだから。 http://t.co/4m8e8QSm4F
2013-04-24 17:08:09……あはっ! 別にいいけど……、そうしたら、お姉さんも一般人だね☆ せっかくちゃんこが、能力者を優遇する世の中に戻してあげようと――。 http://t.co/a0lHFLM5zf
2013-04-24 17:08:18……………………あなたとは違う。彼女は、力の有無で人との付き合い方を変える人間ではない。 http://t.co/zUx5OC3JT4
2013-04-24 17:08:25うさぎの反論を面白くなさそうに聞き流して、ちゃんこは余裕たっぷりの表情で彼女を挑発します。自分の力に絶対の自信があるのか、それともうさぎに残った力が僅かであることを見越しているのか――その口元には、笑みさえ浮かんでいました。
2013-04-24 17:08:44……………………この地に眠る八百万の神々よ。我の求めに応じて、悪しき枷を解き放ち給え。代償に、我が妖力の全てを捧げ――。 http://t.co/m2idM6At3e
2013-04-24 17:08:50