カーモデルのメインスケールの変遷についての仮説
カーモデルのメインスケールが1/20から1/24に移り変わったのは平野克己さんがプラスチックモデルス’70に書いてるような「1/24のスケールモデルとしての進化と国際スケールの普及」じゃないな。原因はスーパーカーブームとそれに続いて起こったガンプラブームだと思う、間違いなく。
2013-05-11 20:03:10スーパーカーブームの頃、一番売れた日東のロータスヨーロッパが1/24表記だったので主戦場がそのスケールになったのがまずひとつ。もう一つはメイン購買層が小学生~中学生だったことを考えれば1/20は「高い上に組み立てが難しい」ので敬遠されたということもあるかと思う。
2013-05-11 20:06:001/20スケールの自動車キットは1982年頃に終焉を迎えるんだけど、スーパーカーブームの時期もコンスタントに発売されていて、ブームに煽られた形跡はなく、このことからもメイン購買層が違っていたことが推定される。当時の1/24は未だスケールモデルと言うよりモーターライズメインだったし
2013-05-11 20:08:05それ故に低年齢層にも組める、安いという魅力があったはずでそこが主戦場になったのは必然だったと思う。スーパーカーブームが終わった後も1/20はスケール性の高さが評価されてそれなり生きながらえていたし、1980年代初頭の旧車ブームを反映したラインナップに進んだメーカーもあったくらいで
2013-05-11 20:10:30決して低調だったとか「1/24に駆逐された」という状況ではなかった。初代ソアラに始まるハイパフォーマンスカーのキットもそれなりに出ていた訳だし。では、なぜそれが急速に終焉に向かったのかといえば、ガンプラブームのせいだw 1/20カーモデルの牽引役だったバンダイが撤退したのは…
2013-05-11 20:12:45ガンプラブームまっただ中の1982年だw つまり、ガンプラに社内リソースの大部分(もしかしたらほぼ全て)を投入する必要があり、それ以外のジャンルに手を出せなかったという事情があったと思われる。牽引役のバンダイが撤退したことであっという間に終わってしまった…。
2013-05-11 20:16:16そんなこんなで気がつけばカーモデルの主力は1/24に移り変わっていた。1/20がモーターライズをもっと早く捨てて精密化に舵を切っていたとしてもリーディングカンパニー不在では命脈を永らえる事はできなかったかもしれないけど。あとは入れ替わるようにタミヤが猛烈に力入れだしたのもあるかな
2013-05-11 20:19:12@nadhirin スーパーカーブームの模型におけるコアとなったサーキットの狼シリーズって、1/28だったんだけどね。
2013-05-11 20:16:53@iderin 子供にとっちゃ1/24も1/28も変わんないべw もう一方の雄マルイが1/24だったってのもあるだろうし、他メーカーの資産もだいたいその辺に集中してたからってのもあるかもね。1/20のスーパーカーを出したのってアオシマだけだったんじゃない?
2013-05-11 20:20:37@iderin スーパーカーブーム前後からのカーモデル盛衰記って誰か本にしてくれんかなぁと思ってるんだがw 今はなき各メーカーのラインナップ紹介と同一車種の比較作例とか載せたガッツリ読み応えがあるムック希望。売れないかね?
2013-05-11 20:22:56@nadhirin @iderin フジミも有りましたよ<1/20 ストラトスとか。あと、タミヤが1/20から1/24に軸足を移したのも要因の一つに数えてよいと思います。セリカターボとかポルシェ928とか1/20で出してたのに、あれよあれよで20はF1専用スケールになっちゃった。
2013-05-11 20:44:19@AGGRESSOR_KPMS @nadhirin アオシマは1/16だったかの半端スケールもあったよな。
2013-05-11 20:49:15