博多なう。帰りの飛行機は夕方なので武雄図書館に行ってみようと思う。九州芸文館にも行ってみたかったが月曜休館とのこと。
2013-05-13 10:11:41賛否両論あるようだが、武雄図書館、いろいろ面白い。まず公共建築に「インテリアデザイン」という概念があることに驚き。しょうもない掲示物がベタベタと貼られ、いつ納入されたのかわからないスチール家具が並び、クレーム対策の注意書きだらけというイメージがあるが、ここでは全くそれがない。
2013-05-13 12:48:58公共図書館の館内でいつもコーヒーの香りがするのとBGMが流れているのも新鮮。なかなか快適なのでは。
2013-05-13 13:01:59TSUTAYAの部分と公共図書館の部分のデザインがあまりはっきり分かれていないのも驚き。背表紙のラベルが付いているのをみて、これは図書館の棚と分かるなど。こんなに混ぜちゃうとは。
2013-05-13 13:05:44武雄だん。ビジターとして図書館を利用してみた感じは快適そのもの。薄汚れた壁紙がめくれ上がったスカスカの空間にパイプ椅子の並ぶこれまでの公共施設って一体何だったのかと思えてくるほど。
2013-05-13 14:44:23一部のネット騒がれているのは閲覧席かと思って座っているとコーヒーを買えと言われる云々というものだが、建築的には結局有料ゾーンと無料ゾーンの区分けが明快ではないというゾーニングの問題に尽きるという印象。
2013-05-13 14:48:06それでも保健所への届出の際の席数がどうのこうのと問題化する人がいるのは無料が原則の公共建築が有料化されたことへの反発、さらにいえば今後の社会全体の公共サービスがネオリベ路線へとシフトしていくことへの不安なのだろうと推察。
2013-05-13 14:56:31この図書館の手続きの妥当性、従前の状況、財務の改善状況がどうなのかなど、具体的な議論や検証がなされる必要はあるが、一般論として行政が立ち直っていくには民間と連携し、床面積を圧縮し、多機能化する路線は必須なのでは。この図書館はそのパイオニアとなった。
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