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ヨーデルさんの台詞「神殿を侵す者は何人たりとも許さぬ!大地よ怒れ!ボルガノン!」 エルレーンの台詞「俺はマリクなどには負けぬ 奴に味方する者は全て俺の敵だ 死ね!電撃魔法トロン!」
2013-05-11 13:37:27![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
この二つ、いずれも己の怒りの主張の表明→魔法詠唱・攻撃の流れである、という点で非常に似通っている。なんとも仲の良い二人である
2013-05-11 13:38:10![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
次いでヨーデルさんの死に台詞「エルレーン、本当にこれでよかったのか…」 エルレーンの死に台詞「ウェンデル先生…」 いずれも、自分が最も気にかけている相手への呼びかけであるという点で非常に似通っている。なんとも気が合う二人である
2013-05-11 13:39:35![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
しかしそれが逆にこの二人の人格の間にある深い溝を皮肉にも描き出す結果となっている。まず戦闘台詞から見てみよう。 いずれも怒りの表明→魔法攻撃 である点が同じと述べた。 だが、その怒りの表明の内容、ヨーデルさんがあくまで公の立場からの正義の主張、大義の訴えでもあるのに対して
2013-05-11 13:42:50![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
エルレーンは腹の底から私情の訴え、しかも相手がその私情の相手ですらない 「奴に味方するものはすべて俺の敵だ!」 完全な俺理論 傍から見ればこれ以上ないほどの醜態である
2013-05-11 13:45:42![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
さらに死に台詞を比較してみよう。ヨーデルさんの場合、己の最期の瞬間まで、人のことを気遣うという、優しさの塊 なんという無償の愛 自己犠牲精神の鑑 対してエルレーンは「ウェンデル先生…」 最期の瞬間まで人に縋り付く姿勢 徹底した自己中心的世界観 俺様第一主義の鑑
2013-05-11 13:48:52![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
ここまで自らの醜さを曝け出しながら、ここまで惨めな小悪党っぷりをひけらかしながら、先生の言葉であっさり説得されるひねくれた素直さ こんなキャラはたぶんFE全シリーズを通しても彼以外にはいないであろう そんなところが大好きです
2013-05-11 13:52:24エルレーンほんと大好き