在り様は気持ち次第だと思った。 美しく在りたいと思えば、叶うと思った。 汚く醜く穢れた部分なんて、隠してしまえばいい。 君の美しさに触れるまではそう思っていた。 気高い孤高の君、君の美しさは何処から来てるのですか? #春ヒトヒラ http://t.co/bh8TGTJkKE
2013-04-21 03:53:22花は弱い。人に摘まれ、子供に潰され、風に飛ばされる。 それでも花は強い。それでも生きていく。繋がっていく。 柔らかな花ビラを愛でて、その生き様に心からの称賛を送ろう。 まだ寒い、春。 空は気まぐれに表情を変えるけれど、花はいつまでも美しく、咲いて。 #春ヒトヒラ
2013-04-21 09:54:42落っこちちゃってしょんぼり茶色 まだまだしっかり咲いてる仲間を応援 散るにはまだ早い もう少し頑張って まだまだ咲くぞ、桜の底力! #春ヒトヒラ
2013-04-21 10:01:44春待草、風告草。その名にふさわしく、まだ冷たい冬の空気のなかに、凛と咲く梅の花。馥郁とした芳香は春の訪れを殊更に寿いでいるようだ。 #春ヒトヒラ
2013-04-21 10:20:49今年もいちまい、にまい。小瓶に溜め込んだピンクの花びら。コルクを開けて薄い海へと風に飛ばす。舞いあがる色に、沈むココロ。どちらかが朽ちた流木に寄り添い、白い雲が流れた。片方が砂浜に落ちて水色に浮かぶ。高くたかく。放り投げた小さな反射が、残った足跡に、刺さった。ひらり #春ヒトヒラ
2013-04-21 14:06:11桜は初恋を永遠に叶えられないんだよ、と記憶の中で彼女が微笑む。それでも焦がれて毎年花を咲かすからこんなに艶かしくて清純な色なんだよ。僕の初恋はそんなに綺麗じゃなかったよ、そう呟いて見上げた桜は、今年も花びらを初恋の色に染めて咲き誇っている。上気した少女の頬のように。 #春ヒトヒラ
2013-04-21 14:45:22「ひどいとは思わぬか?」春の姫が社の奥で狐を相手に口を尖らす。「桜鬼様はお仕事熱心なのです。この季節を彩ることに心を砕いておいでで」「わかっておるわ」姫は新しい着物をきゅっと抱き締めた。「やっとの逢瀬の時、桜ばかりでなく我も見て欲しいだけじゃ」 #twnovel #春ヒトヒラ
2013-04-21 18:07:21「また会える?」「ん~、どうだろうね~」闇鴉は背伸びした。「約束はできない。けど──」そのときは桜が散る頃に会いましょう──、闇鴉がそう言うと少女の手をとり、甲に口づける。気がついた瞬間、闇鴉の姿はどこにもいなかった。 #一文 #春ヒトヒラ
2013-04-21 18:31:25そうして流れた花びら見つめ、肺の奥まで きみに浸る。 雨に似た季節と心臓逢わせ、瞳の奥まで色に染まる。 息もせず。眼を瞑り。 しずむ 沈む、眠りの底へ。(陽の光さえも遮って) #春ヒトヒラ
2013-04-21 19:17:28「どうしたの?」桜坂を歩く私に彼が言った「こんなに綺麗なのに」「どうせ散っちゃうから」なんて言わない。「また来年咲くよ」きっとそう返されるから。私の気持ちなんてあなたには解らないのよ。「この桜は今しか見れないよ?」思わず顔を上げる。そうか、こういうところが好きなのか。#春ヒトヒラ
2013-04-21 21:15:20見つめる先に 捕らわれて その先が知りたくて 口よりも物を言う視線の きみが秘めた想いを たとえ、 想い人だとしても 胸傷めるものだとしても きみを想い更ける 花開かずとも ただ、知りたくて きみを、好きでいたいだけ #春ヒトヒラ
2013-04-22 00:21:25最期の仮定が何より嫌いだった。最後の仮定が何より嫌だった。もしも、なんて想定したところでその通りになる訳じゃない。予防線を張っていても尚、現実は意図も容易く心を壊す。ねぇ、もしも。もしも。嫌いな仮定を口にしてまで、貴方から聞きたい言葉。(あなたは、おもってくれますか)#春ヒトヒラ
2013-04-22 00:22:25貴女はとても美しい人だ。 何にも媚びず 嘯く口も持たず 他人を傷付ける術すらない。 ただそこにあるだけで 美しい人。 貴女を愛さない理由なんて どこにあると言うの? #春ヒトヒラ
2013-04-22 00:32:13#春ヒトヒラ 貴方を想って育てたパンジーは私の思いに応えて綺麗に咲いてくれたけれど、貴方が想う人は私じゃないみたい。好きだから判ってしまう。貴方の切なさが痛い程よくわかるから、だからこそ想わずには居られない。私を想って。あの子じゃなくて私を想って。#twnovel
2013-04-22 00:37:17花言葉は広く一般的なものを挙げてます。花によっては色によって花言葉が違うものもあったりしますし、挙げたもの以外にも花言葉はたくさんあります。もし、別の花言葉で作品を書いた場合は #春ヒトヒラ のタグと一緒に花言葉をタグで載せてください。 #春ヒトヒラ
2013-04-22 00:43:17#春ヒトヒラ 人間はなにやら高尚な物思いに耽っている。春の暖かな日差しの下でしかめっ面されたら気分が悪い。おい、人間。春なんだから、きっちり昼寝をしなよ。そう言ってやりたいが、あいにく私は猫なので、にゃぁ、と気の抜けた鳴き声で高尚な物思いを邪魔してやった。 #twnovel
2013-04-22 00:43:55羽根を広げて、ひらひら、飛んで、 唇寄せて、あなたの耳元で何を囁こう? 雑踏に掻き消されてしまうなら、 少し強気な愛を言葉に乗せよう。 「私を想って」って いつもと同じ横顔眺めて いつもと違う横顔で笑うの。 #春ヒトヒラ http://t.co/sgkTWyUu8B
2013-04-22 00:52:30帰り道、道端で見つけたパンジー。 高く積み上げた本の下部に挟んで作る押し花。出来上がったら栞を作ろう。パンジーの栞を。それはあなたへのプレゼント。図書室でよく会うあなたに。(気付いてもらえるかな……)栞に隠れたメッセージ。 #春ヒトヒラ
2013-04-22 01:07:34交わらない視線。 憎いあの子。 誰も悪くはないのに…… 強いていうなら君を好きになってしまった私。 悪い子だから、貴方との視線は交わらないままなの? 叶わない、でも願わずにはいられない。 (私を想って) #春ヒトヒラ
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