極私的 大学受験記。

Koji Inui @resigner

おはようございます。さぁ、今日から新しい１週間の始まりですね＾＾

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平田オリザさん、入籍されたのか。おめでとうございます。

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ひょんなことから母校(高校)の偏差値を眺めていたのですが・・・、ウチ、急激に伸びてるのね。でも、まあ20世紀的な数字なのでそれが全てではないのだけれど。

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ちょっと思い出し。中高一貫の私立で、中学から進学。５つ上の兄貴が通っていたこともあって、いわゆる灘とか東大寺とかそういうところを考えず(模試には選択して判定良かったけど)、「兄貴行ってる学校やし、いろいろオカンもPTAとか楽やろうなあ」程度で選ぶ。

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こういうこと書くとアレなんだけど、小５入るまではまあ神童と言われる部類で、模試の成績優秀者とかに名前載ってたりもしてた。小さなそろばん塾に通い、２つ上の中学受験生と同じ教材を使って毎晩22時過ぎまで勉強。

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もともと好奇心強い方なので勉強することは嫌いじゃなかったのだけど、まだ２年後ということで目標がだんだんとぼやけてきた。一方、当時はJリーグブームということもあり、同級生は毎日公園でサッカー三昧。これに羨ましさをとても感じる。

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小５のある日、ふとしたことがきっかけで(たぶん宿題間に合わないとか)、燃え尽き症候群に陥り、いったん特別進学コースから離れる。公園で友達とサッカーする日々。上手くはないけど楽しい日々。あ、１つ上の女の子にいきなり告白されたのもこの頃か。もじもじして返事できなかったっけ。

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塾の方は普通のコースはそのまま受けていた。もちろん内容的に物足りない。唯一英語コースの英語歌詞の解釈を味わう時間は楽しかった。ベタですが、The Beatlesが好きなのもこの時の影響が強い。

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そして小６。学校では史上初の兄弟児童会長になったり。運動会で学校旗を掲げて先頭で行進する兄の姿に憧れて、５年後自分がなりたいと思っていた。そろばん塾での人脈もあり、市会議員の息子(意外と演説下手だった)に圧勝。特活クラブの弾力化(複数選択を認める)などを行った。

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一方、やはり知的好奇心が疼き、小６になって再び特別進学コースへ。１年のブランクはさすがにあって、偏差値は一気に落ちていた。もちろん悔しい想いはあったが、なにより知識を取り込むことが楽しくてならなかった。このときは23時まで塾→25時まで学校の宿題するとかの毎日。

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灘や東大寺なんかはボーダーラインだったのだけれど、とにかくもっともっと貪欲に知識を吸収したい想いは強く、結果、兄の引いたレールを進むという、次男にありがちな選択肢を選ぶ。三者面接のとき、試験の感想を聴かれ「楽しかったです！」と言ってしまったのも、今は良い想い出。

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中学入学直後の学内テストでは総合１桁。そんなことよりバスケ漬けの毎日がもう楽しくて楽しくて。早朝６時から個人練習してたりとかで、中２の時に唯一ポイントカードでレギュラー。でも、陰湿な嫌がらせもあったのもまた事実で、この頃から少し塞ぎ込む性格になっていったように思う。

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それくらいから一人の世界を持つようになって、小説を読み出す。宗田理や赤川次郎などのベタなところから始めて、最終的にはほぼ全ての学内蔵書を読み切ってしまう。これは小学校でも同じことをしてしまい、「新規購入依頼しすぎないでね」と言われる。

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そんな感じだったので、図書館司書の女性の方とは、とても仲良くなり、放課後にいろいろ人生相談にのってもらったことも。後に教育実習で母校に戻ってきたときもまだ在職されており、このときも大変お世話になった。

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バスケの方は、中３の終わりに半月板を痛めたこともあって、得意のペネトレイトが鈍り、徐々に思うようなプレイができなくなる。深夜NBAを観るのはそのままだったけど、徐々に部活としての魅力を感じず、高１秋にケガで退部。でも、今でもたまにバスケットを楽しんでいる。

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高１。担任との相性が悪く、また同じ内部進学者の組み合わせが悪く、学級崩壊状態。知識を吸収したいのに瑣末なことで悩まされる鬱状態が続く。いろいろ尖っていたのだろう、ガラ悪いのに目をつけられて・・・なんてのもあったなあ(今となっては良い想い出...になるんだろうね。元気かなあいつら)

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高１の時は、唯一古典の授業が楽しかった。この頃からA3ノートを使い始める。教科書をコピーして上半分に貼り付け、下半分に文法分解と、訳、関連情報を書き込んだ、いわば自家製の試験対策帳をつくる。学内で密かに人気が出て、友人にコピー→友人が販売→共有をやめる→さらに鬱　のコンボ。

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高２。担任とこじれていたこともあって、特進コースに入れてもらえず。転校しようかと思ったが、諦めて自分で勝手に大学受験モードに突入。午前4時半寝、7時起きみたいな、その当時の体力だからこそできる生活を平日は送る。

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その中で、世界史・数学・漢文・生物の面白さがだんだんと分かってくる。英語はふとしたことから前置詞の存在意義に気づき、そこから一気に偏差値があがる。合わせて文法を固め、学内で１桁へ。文章表現や言葉の構造なんかに関心を持つのはこの頃からなんだろうな。