もつれた糸が解け、平行線が交わるまで
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タチカワ君と花乃、そして焔煬さんによるある日のひとこま。
今日のタチカワ:【戦闘】牙を剥きだし濁った目で君を襲う、ゾンビ化した野犬の群れ! 4のダメージ! 敵は足が速く、長距離を逃げ回るはめになる。食糧:-3 http://t.co/0fwnZtujEw|また野犬に襲われたーきゃー
2013-06-01 00:02:11@ononono_zs 野犬に追われるタチカワさんに向かって「はい頑張って逃げる!」とシュウゾウっぽく声をかける鬼教官が一人。花乃であった。
2013-06-01 00:20:27@ononono_zs @lb_auratum ドクター「冬海、がんばって!」(そして楽しそうにタチカワくんの横を駈けていくマックス)
2013-06-01 00:25:01ああ、なんということでしょう。
野犬に追われるタチカワ君に周囲はシューゾー的な愛のこもった励ましを投げかけながら、明らかに楽しんでいました。
酷い人たちです。
ということでここからRPスタート。
@ononono_zs RP:野犬とマックスと他の参加者を含めたランニングが終わったあと、なし崩しに鍛錬に移行してちょっとハードに仕上げてみた。他の人々(紫苑を含め)とは途中で別れてマンツーマンでモザイク軽度の鍛錬。今日は徹底して身体の使い方を叩きこむべく柔軟体操だ。めきめき。
2013-06-01 09:47:56@ononono_zs 「かったいわねー!はい、180度開脚」「無茶言わないでください!」「んー、それじゃ次の無茶振り。背中側で合掌。更に左右に身体を倒す。ついでにツイスト」「ぎゃー」「肩を柔軟に保って!」 と言う感じで和やかに進む。
2013-06-01 09:58:53@ononono_zs (ちなみにさきほどのはヨガで実際にあります) 「さて、今日はこの辺で終了。お疲れ様」ぎしぎしと音を立てそうなぎこちなさで動く冬海君を労って近くに座る。 「ねえ、落ちついたらちょっと話があるんだけど。いいかしら?」
2013-06-01 10:03:31@lb_auratum めきめきみしみし。そんな感じである。気が付くと雲居さんが横に座っていた。「え、ええと。お話ってなんでしょう、か」
2013-06-01 10:42:33@lb_auratum その言葉にちょうど口に含んでいた水を吹き出した。雲居さんと向かいあう姿勢でなくてよかった、などと思いつつ「それは、どういうことでしょうか?」と返した。
2013-06-01 11:14:48@ononono_zs 真面目な顔のまま「言葉通り。どうもあなた、私に対して隔意がありすぎるから単刀直入に伝えてみたわ。紫苑のことを抜いても、私は貴方を好ましいと思っている。 ……だから、護ろうと思えるの。そうじゃなきゃ嫌々になるでしょうね。今でも紫苑を……愛しているから」
2013-06-01 11:19:38@lb_auratum 「単刀直入にありがとうございます。…こちらも正直に言わせて貰いますが、僕、雲居さんのことを完全に信頼しきれていないんですよ。紫苑さんのことで色々あったのを抜きにしても、ですね。申し訳ない話なんですが」
2013-06-01 12:59:18@ononono_zs くすり、と笑って「そりゃそうでしょうよ。怪しげな組織所属の忍者で男女構わず好きになるって時点で遠慮願いたい人物像の上に、言動に納得できないんでしょうね。むしろ受容されたら驚くわ。……その驚くべき人間たちにこの街で出会ったわけだけれど(笑みを湛えて)」
2013-06-01 13:03:09@ononono_zs 「でもさっき言ったのも嘘じゃないから頭に入れておいて。で?私の言うことには耳を傾け難い? 」
2013-06-01 13:05:21@lb_auratum 「はあ…どうにも心が狭くて申し訳ないですね。先の雲居さんの言葉に嘘がないのは、わかります。…でもそうやって好意を持って下さったうえで、護衛をして下さる、というのがやはり納得出来ないんです。…うん。やはり、耳を傾け難いんでしょうね…」
2013-06-01 13:35:38@ononono_zs 「正直に話してくれるだけありがたいわ。確かに自分以外の誰かの人生を縛ることになりかねない重さをそこに見出すには材料が不足しているのでしょう。そこに何らかの利益がなければ理解できない、と。ならばそれはビジネス部分ではないかと……疑っている?」
2013-06-01 14:09:14@lb_auratum 「…そうなのかもしれませんね。損得抜きに動く、ということを理解しきれていないので。…いや、前よりは解ってはいるつもりなんですが。あとは、単純にそうやって素直に他人に寄りかかってしまっていいのか、と」
2013-06-01 14:30:49@ononono_zs 「当然ね。元来貴方はそういう気性に見えるし。ただこれだけ色々あって、もう他人とか言ってる場合ではないと思うのよ。 ただやはり私と貴方達は互いのことを知らなさすぎるから、私は知ってその距離を埋めて行きたいと思ってる。この街で共に必死に生き抜いたんだもの」
2013-06-01 14:38:51@ononono_zs 「ちなみに紫苑とも話したのだけれど一旦私はTSSに戻るつもり。でないと足取りを追われ続けるからね。諸々の処理をおえて一旦退職して、そちらに合流しようと思ってるわ。それまではSirに護衛の全てをお任せするわけで……貴方はSirに頼るのは問題ないの?」
2013-06-01 14:42:18@lb_auratum 「…おじさんも、本当にこの人を頼っていいんだ、と思えたのはつい最近なんですよ」雲居さんの投げてくれた言葉に、それだけしか返せなかった。
2013-06-01 14:57:38@ononono_zs 「最初はね、半分ヤケでもしもの時は私を貴方達の弾よけにすればいいと思ってた。でも今は違う。二人と、焔煬や奥方や、他の人々の幸せを見届けたい。その欲が私を動かしてる。何が何でも貴方達の笑顔を護りたいし共にありたい、そう思ってる。私が、笑うためにね」
2013-06-01 15:03:07