- henry_fiskgjuse
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ウィッチが墜落した場合、いついかなる時でも彼女を救助するための戦闘へと作戦は変わる。この作戦の要となるのは勇敢なPJ、そしてA-1スカイレイダーが行う近接支援だった。 #ネウロイ勢力下に墜落したウィッチ
2013-06-04 21:45:47ストライカーユニットがいつも不調でハンガークイーンと陰口を言われていた私が自身と誇りを取り戻せたのは皮肉なことにもう飛べなくなったあの夜のことでした。しかし改めてその御礼を言いたくても、言えない人のほうが多いの。顔や声は今でも覚えているのに。#ネウロイ勢力下に墜落したウィッチ
2013-06-04 21:46:49「助けて、お願い誰か助けて!」 この誇り高い魔女から一人の少女と化した声に応えて、欧州正面での反攻がはじまったのだった #ネウロイ勢力下に墜落したウィッチ
2013-06-04 21:47:13「ぁ・・・ぁあ・・・」 魔力も尽き、対抗する手段を失い今更ながらに恐怖に慄くその少女は、一方で冷静に状況を判断していた。 私が墜ちたのは通報されているはず、既に救出の部隊出動している。敵を撃退する必要は無い、味方との合流を果たすため逃げるのだ #ネウロイ勢力下に墜落したウィッチ
2013-06-04 21:47:32ウィッチの中等から実戦訓練に移るときにもらった紙を落っこちたときも持ってたの。信号筒に巻いてたのがPJに見つかってあの酷い状況で笑われたわ。こうでっかく書いてあった。「これはスポーツなんかじゃない。ハードにタフに汚くやれ」 #ネウロイ勢力下に墜落したウィッチ
2013-06-04 21:52:34どんな後方の基地の食堂にも、その卓は用意されている。将軍でさえも座る事を許されないそこには、ネウロイに囚われたウィッチが流した涙を表す塩が盛られ、彼女たちが舐めた辛酸を示すレモンが置かれ、彼女たちが再び生きて戻り、座るのを待っている。 #ネウロイ勢力下に墜落したウィッチ
2013-06-04 21:52:40「君を助けるのはもううんざりだ。そろそろ一人前になってくれよ。」 何故か何回も同じウィッチを救出するベテラン兵士 #ネウロイ勢力下に墜落したウィッチ
2013-06-04 21:52:52「三号突撃砲主体の我々でできるんですか?」 進撃中ある車長は中隊長にこう問う。三号突撃砲は「突撃砲」という名前の割には攻勢作戦に向かないという教科書の発想が浮かぶのは当然だ。「『できるか?』ではなく『やるんだ』」中隊長は静かだがその意志は固い。 #ネウロイ勢力下に墜落したウィッチ
2013-06-04 21:54:28ネウロイ勢力地でのウィッチ救出作戦は死傷率が高い為、志願制にしたが全員志望したので、逆に部隊編成に手こずる司令部 #ネウロイ勢力下に墜落したウィッチ
2013-06-04 21:56:59「はぁはぁはぁはぁはぁ」 血濡れた手を掲げるウィッチ、PJが握り返しすが、血が滑ってウィッチの手は地に置かれるが、PJの手には1枚のコインが残されていた #ネウロイ勢力下に墜落したウィッチ
2013-06-04 21:57:20「泣くなよ、なあ、そんなに泣かれちゃおれだって困るよ……さあ、涙をふいて。綺麗な顔が台無しだぜ」 #ネウロイ勢力下に墜落したウィッチ
2013-06-04 21:57:59「あなた達は嫌じゃないの?私一人のためにこんな・・・」「勘違いしないでくれお嬢さん。天使は空を飛ぶものだし蛆虫は糞の中を這いずり回るもんなんだ。俺ら蛆虫は天子様が微笑んでくれりゃどんな地獄みてぇな糞の中でも死ねる。だからなお嬢さん、笑ってくれ」#ネウロイ勢力下に墜落したウィッチ
2013-06-04 22:01:18結局届かなかったなぁ…そうボヤきつつバヨネットで墜落前最後の撃破記録をレンガに彫る少女。眼前に迫るネウロイを前に救助を待たず、多くのネウロイを道連れに自爆した彼女の撃破記録はその日、ライバルを大きく突き放した。#ネウロイ勢力下に墜落したウィッチ
2013-06-04 22:04:23「お嬢ちゃん、あんたほど要領が悪くてドジで何回も俺の手を煩わすウィッチにはうんざりだ。一緒に帰ってまたかよと戦友に5回も冷やかされるのは俺もみっともないから今度から一人でやりぬいてみろ。」直後彼は息を引き取る。覚えているのは生き残った彼女のみ #ネウロイ勢力下に墜落したウィッチ
2013-06-04 22:04:38……そんな我々でもいくつか救いがある。戦車が突撃砲で代替されるような継ぎ接ぎの中隊を率いるのは古参の戦士。さらに戦車小隊は経緯は不明だが新型のパンター中戦車。「瘴気臭くなってきやがった」中隊長がこう呟くと明らかに友軍でない砲撃が地面を抉る #ネウロイ勢力下に墜落したウィッチ
2013-06-04 22:05:06「聞こえたか?」「魔導インカムからでしたね。さみしいとか、死ぬのはイヤだとか、みっともない涙声で」「戦場でねぇ」「ねぇ」「………」「………」「行くっきゃないな」「当然」 #ネウロイ勢力下に墜落したウィッチ
2013-06-04 22:08:00救難機上。「.....時間は」「22時7分」担架に乗せられた彼女は眠っているようだが、もう彼女が目を覚ます事は無い。到着が遅すぎた。10回の出動で1人助けられれば奇跡、救難の成功率なんてそんなものだ。それでもPJ達は飛び続ける。今日も、明日も。 #ネウロイ勢力下に墜落したウィッチ
2013-06-04 22:09:24ウィッチを救出し帰還した部隊に司令官が「おお!よくやった。奥で休め、食事も用意した」と言うも、直ぐに弾倉に弾を込め、手榴弾を持ち、再出撃するリベリオン海兵隊とリベリオン空軍 #ネウロイ勢力下に墜落したウィッチ
2013-06-04 22:10:06「一度撃墜されたからって、自分に価値がないなんて言うな」涙で泥にまみれてもなお美しい顔とわかる顔を歪めているウィッチの頭を乱暴に撫でる「お前がここまで生きるのには莫大な金と労力が注ぎ込まれてるんだ、自分の為じゃなくても良い、そんなこというな」 #ネウロイ勢力下に墜落したウィッチ
2013-06-04 22:11:18「待ってろよ、絶対に・・・生きてろよ」 墜落したウィッチの名前を聞いた俺は、今までに無い決意と覚悟を胸に灯した。 「行くぞ!!お嬢ちゃん達一人残らず、救い出すんだ!!!」 そりゃそうさ、俺の許婚が敵地に孤立してんだ。 命捨てても救うだろ。 #ネウロイ勢力下に墜落したウィッチ
2013-06-04 22:11:41